先週テレビ朝日で5夜連続で放送された『白い巨塔』をようやく見終わりました。

この時代に1時間半や2時間のドラマを5夜連続はキツい!もちろん録画して見ましたがなかなかの見応えでした。

2003年に連ドラで放送されたものも見ましたが、今回もやっぱり面白かったです。浪速大学第一外科助教授だった財前五郎が教授に昇りつめるドロドロのストーリーはやっぱりグイッと引き込まれてしまいます。

教授になってからの里見、柳原とのやり取りや医療裁判もハラハラしていいんですよね〜

今回の財前五郎は岡田准一が演じましたが、チョットカッコつけすぎかな…個人的には2003年の唐沢寿明の方が人間味もありよかったです。

あとポイントは財前五郎をバックアップする義父の存在。こちらは前回の西田敏行もよかったですが、今回の小林薫もコッテコテの大阪のおっさんぶりが全面にでていてドラマを盛り上げてくれました。やり過ぎくらいがちょうどいいですね。

愛人役の沢尻エリカも艶っぽくて刺激的でした。

しかし山崎豊子原作のこの作品ですが、時代は変われど医局制度の問題点や医学界の腐敗が鋭く追及されておりよくできています。

まあこれからの時代はコンプライアンス遵守の世の中になるのでこのドラマのようなことも無くなるのかな〜なんて思いながら見終わりました。

でもまた何年後かにキャストを代えてやって欲しいですね。次回は是非連ドラで!