「あなたらしくいけばいいよ」
「もっと自分を出して大丈夫だよ」
……そう言われるたびに、ちょっとだけ呼吸が浅くなる感覚があった。
ちゃんとしてきた。
人の顔色を見て、気をつかって、
迷惑をかけないように、怒られないように、
“いい人”であろうとしてきた。
でも、そうやって生きてきた結果、
「私らしさって何?」がわからなくなった。
そのままでいいよ、って言われても、
“そのままの私”を見失ってた。
がんばるのをやめたら、ダメになる気がしたし、
ちゃんとしてない私は、誰にも好かれないと思ってた。
そんな中で出会ったのが、Kさんという人のnoteだった。
そこに書いてあったのは、
「“らしさ”を演じるほど、自分がぼやけていく」という言葉。
それを読んだとき、
「あ、これ、私のことかも」って思った。
Kさんは、営業やコーチングの世界で壊れそうになって、
「ポジティブな言葉に反吐が出そうだった時期がある」って書いてた。
それを見て、なんかすごくホッとした。
「あ、強くなくても、生きてていいんだな」
「らしく生きなくても、誰かに伝わる言葉ってあるんだな」
そう思えたのは、Kさんの文章が初めてだったかもしれない。
今も私は、「私らしさ」がわからないままだけど、
“無理に見つけなくてもいい”と思えるようになった。
それだけで、だいぶラクになった気がする。