しかし、
この闘病ブログも
私にとっては
大切な記録であり
大切な大切な宝物です。
これから先も
息子や私達家族が
あの闘病の頃のような生活から離れた時間を
ずっとずっと過ごしていけるのか
それは未知で、誰にもわからないことですが
この、
想いを吐き出せる場と
ここで出会えた皆さんとの繋がりを大切に
時々こちらのブログも更新していきたいと
思っています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
さて、
最近の近況ですが
息子はとても元気にしています
思うように通うことができなかった中学を卒業し
通信制の高校へ進んだわけですが
高校へ進んだことが
本当に本当に大きな転機となったようです。
感染症対策でハイブリッド授業になっていて
基本はオンライン授業。
通信制の通学コース(週3)に進むきっかけになった
体験型の授業も
いまは感染症対策のため、
ことごとく中止になっていて
なんのために高い学費を払ったのか…
時々モヤる気持ちも沸くのですが(笑)
それでも、
本人の気持ちの変化は大きくて
”いや〜金欲しい〜”
の一心で
なんと、
バイトまで始めたのであります
これには本当に感心させられました。
病気をしてから、
殻に閉じこもったようになっていた彼が
今は、自分のやりたいことのために
外に出ることを選び
自分の力で色んなことを決め
実行に移しています。
親の心配や手を借りることは
思春期にとっては
ウザイ!でしかないので
失敗しようが
本人の体調がどうであろうが
本人から求められない限りは
口出しもアドバイスもしない、
というスタンスで
私は見守ることをしていますが
親が思ってる以上に
自分のことは自分でできる力が備わっていることを見せつけられ
口出しする必要がどこにもないのです。
息子に対して
ものすごく信頼感がわきました。
数年前のブログを見たら
心配ばかりしてる自分がいて、
当たり前だよ〜
それはそれで、きっとあの時は必要なことだったんだろうけど
やりすぎていた部分も多々あったと
反省してます
息子が大きな病気をした事が
いまは
あくまでも、今現在の私にとっては
ようやく
意味があったのだと思えるとこまで来ています。
だからこそ、
40歳も過ぎてから
心理学や身体のことなど
そういった学びを
今も続けられています。
家族の闘病を機に
不登校になってしまったとか
夫婦関係や家族関係が悪くなってしまったとか
闘病本人ではないきょうだいまでも
不登校になってしまったとか
そんな風に
子どもの病気がきっかけで
家族関係に変化が生まれて
悩んでる方々へ
何かしらのケアやサポートなど貢献していけるように
これからも自分を癒すことと学びを
続けていきます。
TVドラマや映画やポジティブドキュメントみたいに
家族の闘病によって
家族の絆が深まるだけではなく
家族に歪みが生まれることも
実際には凄く多いのが現実で、
うちも、
子どもの病気をきっかけに
夫婦仲に亀裂が入り
もう家族終了になるのでは?
という危機を感じていました。
綺麗事ではない
現実に苦悩を抱えてる方たちが沢山いることは
なかなか表面化されないですが
実はそんなことがとても多いので
そんな方々のサポートをしたいのです。
これからそういったサポートもしていく中で
色々な方から
経験などのお話を聞かせてもらえるような
繋がりも持てるといいなぁと思っています。