今日

小児がん経験者と
その家族の交流会に
参加してきました。



話していい場所が欲しくて


小児がんの患者やその家族へ
支援などを行なっている
あるボランティア団体さんに


小児がんを経験したことのある子供の為にも
交流会をぜひやってほしい

とお願いし、

去年の12月から
不定期ではありますが
開催してもらっています。

今回は3回目でした。


親は親同士
子供は子供同士
別室での交流会です。



一回目の開催の時は

息子があまり人が多いと
緊張するし不安になるので
本当に少人数(息子含め3人)で
そこに1人、会の幹事さんの
計4人での開催でした。


交流会という名の
超こじんまりの茶話会のような感じで

お菓子を食べながら

他愛もない話しをするだけ。


とはいえ、初めて会う人しかいないので
息子はかなり緊張していたし
固まっていました。


それでも、


時間になって
迎えに行って
その帰り道


「あ〜楽しかったわ〜
移植の話しとか
病院食がまずい話しをしてきた」

と色々教えてくれました。


その時にお会いして
話しができたお2人は
30代のお兄さんとお姉さんでした。

だいぶ年は離れてはいたけれど

子供の頃(学生時代)に
がん治療の経験があるお2人とは


小児がん経験者という
共通点があることで

ある意味、
安心してその場にいられたようです。




2回目の交流会では、

1回目にお会いできたお兄さんが
体調を崩し入院中だった事と
お姉さんは仕事の関係で
日程が合わず

お会いできず…



今回3回目の開催は

会の方が
どうせ交流会をするならば
同年代くらいの子とも
会って話せたらいいよね、
と仰ってくださって

開催のお知らせを
HPにも載せてくださいました。


結局、同年代の子はいなく
20代以上の方が2人、
小学校中学年の子が1人の
計5人。


それでも
年上のお兄さんとなると
息子にしたら
お兄ちゃんみたいに感じるようで
それはそれで
良かったみたいですおねがい



初めましてだと
なかなか
自分を出して言いたいことを話す
というところまでは
難しいかもしれないけれど、


2回目3回目も

息子の意思で”参加する”ということは

ある意味では 
息子も
そういう場を求めているのかなぁ
と感じているので


交流会、ずっと続くといいなぁと
思っています。



そもそも、

病気の話しなんかしたくない人もいるでしょうし

そんな気持ちになれない人

まだまだそんなタイミングじゃない人


いると思います。



私は

身近に話せる人がいないことが 
とても辛かったので

ある程度、子供の病気を
受け入れられるようになってからは

そういう場があるならば
話したい

と思っていました。



子供にとっても

そういう場に行くかどうかは
選択できる権利があるので

親が必要に思うからと
無理強いする事はないけれど


日常生活の中で
自分の病気のことについて
全く話しができないことは

ある意味では
違和感があるように感じるし


病気という共通点がある人と
交流することで

何かしら刺激を受けたり
視野が広がることもあるのかな
と思うので


話しができたり
語る事ができる場は
必要かなぁと
個人的には思ってます。



うちの息子は

あまり口にはしないけど

病気のことを
知って欲しいっていう気持ちが
結構ある方なので



こうやって
経験者との交流や関わりの中で


病気になった事に対して

自分との折り合いを
つけていけるといいなぁと
思いますね。




私が参加した
親の交流会も

とても良い時間でした。


次回は来年の春になってしまうそうですが


息子は今から楽しみにしています。




病気の話しができる場所が見つかって
良かったねクローバー