去年の今頃


精神的に
どん底ピーク


全てに失望し
絶望し

生きてる意味がわからなくて

亡くなった友達を想い
悲しくて悔しくてたまらず

自分の置かれた状況が
憎くて仕方がなかった息子



中学生の日常といえば
一般的には

学校、勉強、部活、仲間、恋愛

そんな感じかな。



でも、

もう、

そことは縁遠いような感じで


何かをこなしたり
考えたり
笑ったり
楽しんだり

そんなエネルギーなんか
とっくに枯れていた


それくらいの感じの
毎日だった




私も

その状況をなんとかしてやりたくて

ずっとずっと毎日

息子のことに集中してた


でも


どんなに足掻いたって

ダメな時はダメなんだ


それでいいんだ


何も考えず
何もしない


それくらいでいいんだ





一年経って


何が変わった?




変わったこと沢山



学校へは

少し前より行けている


登下校のどちらかを歩いたり

行かない選択をすることが
だいぶ減ってきた



今はもう

不登校とは言えないくらいかもしれない


登校しぶりはあるけど


今すぐ深刻になるようなことはない



それでも
私は
不登校児のママの会
という交流会に参加したり

心のストレッチとかいうお話会に
参加したり

あとは心理学を学び
自分とガッツリ向き合って

自分の思いを話す場所で
話をしながら
色んなモヤモヤする気持ちを
手放している…と思う


やっぱり
話すこと、話せる場所
って大切だと実感してる。

タイミングは人それぞれだけど

安全な場で
誰からもアドバイスや励ましも受けず
誰かと思いを共有したり
話すことで

心が軽くなる


心に心地よいスペースが空く感じ


時には

話すことで
痛みを伴ったり
傷と向き合ったり
目をそらしたくなることもあるけど

自分で決めて
話してみると

そのあと

思いがけず
心が軽くなるのを感じる


話すとは放すこと


お話会での先生が
そう教えてくださった

本当にその通り。





そして今私は
去年取得した
リフレクソロジー
ハンドトリートメントなどの
リラクゼーションを通して
それを必要としてくれる人に
癒しの提供をしてる




私が私の時間を持つようになって
視野が広がってくると


息子が
学校に行けなかったとしても
そこまで学校に行くことを
重要視することも随分少なくなってきて

まずは
やりたいこと
楽しいと思えることを
やってみたら?

そんな風に思えるようになってきた。


心に余裕があればだけど。笑


私の意識が
僅かながらだけど変わってきたからなのかな…


少しずつ
少しずつ

息子も息子らしさを
取り戻してきたような…

そんな感じ



友達と関わってほしい
繋がっていてほしい

っていう願いも



息子自身が必要を感じれば
また自分から歩み寄っていけるだろう

たとえ

今までの友達とは
距離ができたとしても

また新たに人と出会える場所なんか
いくらでもある



きっと


この夏のキャンプで

息子がとびきり楽しみ
笑っている笑顔を見れたから


私の心の中に
息子を信じる気持ちが
自然にわいたのかなぁって思う




キャンプにて






魚釣りして
釣った魚のさばき方を
キャンプ場のおじさんに教わって

串に刺して
焼くところまで
完璧に覚えて
一人でできるようになったら



魚をさばいて食べたくて仕方がないようで


魚屋さんに行こう!
行こう!

と何度も誘ってくる。笑



これも行動力。


大好きなカブトムシを捕まえてきて

毎日せっせと
世話していたり。


これも行動力。


そう、

好きなことならできるんだ。





今、学校では文化祭の準備が始まっていて。

去年の私は


とにかく

友達との思い出を作らせてあげたい
と思っていて

文化祭をみんなと経験してほしいとか

余計なお節介焼いてたけど


今年は、全然。


別に行けなきゃ行けないでいいわ、

くらいな気持ち。


まだ教室に行けないことも

まぁいいじゃん、みたいな。


だいぶ、

私も物事を
良い意味で

軽く考えられるようになってきました。



気持ちの波は相変わらずあるけど。




今が良ければ、いい。