息子の病気が発覚し
入院したのは2015年10月24日の事です。
10月に入ったくらいからだったと思います。
膝下に、内出血のような細かーい赤い点々が出来始めました。
季節の変わり目で肌が乾燥して
痒くて掻きすぎてるのかな…くらいにしか
気に止めませんでした。
10月の中くらいに、一度熱がでたんだけど1日で熱は下がり、
熱が下がったし元気だったので
その後、検温などすることもなく
普通に学校にも行ってました。
その頃くらいだったと思いますが
体に痣が少しずつ増え始めました。
ただ、男の子だし、小さい頃から本当にやんちゃでやんちゃで
痣があるなんて日常茶飯事だったので
この時点で、まさか病気?などと思うことはなかったです。
ただ、なんとなく…
いくら遊びの中でできる痣とはいえ
多くないか?と、
学校でどんな風な遊びをしてるの?
友達と戦いごっこにしても
やりすぎてないか?と聞くことはありました。
病院に行く1週間くらい前の頃には、
学校の先生にも相談する程でした。
本人に聞けば、「戦いごっこして、ぶつけたんだよ。」と言うばかりなんですが
友達との遊びにちょっと過激さはないでしょうか?あまりにも、酷い痣ができてるので、行き過ぎてる状況があるのでは?と…
どんな様子で学校で過ごしてるか気になって聞いても、
先生からの言葉は
「特に変わりはないと思います。普段通り、友達とも仲良く遊んでますよ」
とのことでした。
ただ、病院に行くと決断するほんの数日前には
いよいよ少し胸騒ぎがし始めました。
ネットで、
”内出血、痣が増える、病気”
などのキーワードで検索した記憶もあります。
ただ、本人はいたって元気。
この子に限って、病気になるなんてないよ、と何度も何度もそんな不安を打ち消していたのも事実でした。
病気がわかった後に、そういえば…と
その時今更ながら的に思い出したことの一つの症状に、倦怠感らしきものがあった気がします。
朝起きてきて、もう一度ソファーにゴロンと横になることが何度かあった。
でも、時間になれば、普通に学校へ行く。
だから、倦怠感だなんて、思いもしなかった。
この時きちんと検温していたら、
もっと早く病院に連れて行けたんじゃないのか、
病院に行くタイミングは遅かったんじゃないか?
いまだに、あの時に戻れたら…と
思ってしまう事、沢山あります。
そして、病院に行く2日前の夜のことでした。
いつも、21時には布団に入るように言ってるのに、
その日に限って、たまたま21時をすぎても息子と2人でTVを見てたんですよね。
そのTV番組は、
急性リンパ性白血病と闘っている野球選手の方のドキュメント番組でした。
番組の中で
病院に行くきっかけとなった出来事についても触れていました。
軽〜くボールが腰をかすっただけなのに
痛みもないのに、ものすごい大きな痣ができたんだそうです。
その痣の映像が出た瞬間…
一瞬、時が止まった感覚になりました。
”息子の痣と同じだ…症状が似てる…”
隣で息子は黙って見てたけど
言葉にならない、
お互い言葉にしてはいけない何か
そんな空気が流れてたように思います。
病気がわかって入院して
しばらくたった頃
2人で話をした事がありました。
私「ねぇ、あのTV見た時どう思ってたの?」
息子「俺と全く一緒じゃん、オレ死ぬのかなぁって思ったよ」
こんな会話でした。
話は戻り
ただ、その番組を見て
どんなに症状が一緒でも
”あり得ない、そんなことあるわけないじゃん”
もしかして…の可能性を受け入れたくなかったし
もしそうだったら…と怖くて怖くてたまらなかったのを覚えています。
そして、
10月24日。
なんでもないと思うよ、思うけど
一応ね、念のため病院行こうね
と言って息子を病院へ連れて行きました。
息子はもうその時何かを察していたのか
”嫌だ”と言いました。
風邪ひいたときに行く
かかりつけの小児科へ行きました。
〜〜長くなりすぎるので、
とりあえず一旦ここで終わりです。〜〜