9月5日、3年目の検診。この日が来る1カ月ぐらい前からピリピリしだし、その日を迎えるとぐったりしてしまう。まず、血液検査、造営剤を入れたCT、そして健側のマンモグラフィをとる。待ち時間を入れて、すでに2時間。いよいよ、番号が出て先生の所へ。先生から、「今回も検査の結果、異常なしでしたよ。あれから、ようやく3年経ちましたね。」と、普段、無口で笑い顔など見た事ない先生が、とても嬉しそうに笑顔で話していただいて、診察室から出て、待合室の席に座ると涙が出た。もちろん、ホルモン剤も後7年飲まなくてはならないし、これからも戦っていく道半ばなのは わかっているが、少しの安堵感と、先生の笑顔が私には たまらなく嬉しかった。