今まで何回もアルバイトの面接などで言われてきたことなのですが、履歴書を見て物珍しそうに「何故、広島大学を中退したのか?もったいない」的なことはよく言われる。そして、決まって私はその場をごまかすために少し困るのであった。私が国立大学の文系学部を中退した理由は統合失調症という精神的な問題があったからというのがあり、それはそれで仕方のないことではある。しかし、日本という国ではどんな理由であれ、路線から外れてしまった者には世間は厳しい。大学の中退は精神障害共に一生涯背負うことになるスティグマ(負の要因・要素)となりかねない。広島大学卒業と広島大学中退じゃ全く違うことは身に染みてわかっている。これまで生きていて感じることなのだが、やはり、大学中退は大卒ですらない。資格としても、世間的にもである。中退してからいくら自分で専門書を読みあさったり勉強したところで何も変わらないのだ。大学すら卒業できなかった者にはやはり世間の風は厳しいのである。では何か現状を変える方法はないか。それはまず中退を気にしないことであろう。大学中退の最大のデメリットは中退の呪縛がほぼ一生続くというものだ。私はその呪縛を立ちきりたい。大学中退の社会的なデメリットよりも自分自身が中退したことを克服すること、気にしないで生きていくことが大学中退を克服するために大切な一歩なのではないだ ろうか。
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