男子ダブルスの決勝は、ブライアン兄弟 VS パエス・ブパシ組という夢の対決でした。
しかし、昨今の海外でのテニス大会、あのグランドスラムでさえ、ダブルスの試合への
注目度とテニスファンの関心度が激減しています。全豪オープンでも例外ではなく、
夢の対決が実現した男子ダブルスであっても、とミックスダブルスでも事態は深刻。
表彰式の写真で分かる通り、観客席は驚くほどにガラガラ状況なってしまいました。

昨年の楽天Japan Openのダブルスの表彰式で、決勝の４選手から、こんなスピーチがありました。
「こんな大勢の観客の中でプレが－出来るなんて最高の気分でした」という優勝・準優勝スピーチ。
これはリップサービスではなく、本音のコメント。日本のファンに感謝と絶賛のメッセージなのです。

　　
有明で観戦されるテニスファン、観客のクオリティーは、グランドスラム以上どころか、
私は世界一だと思います。緊張の決勝前の写真撮影でも、選手からは自然と笑みが出るほど
日本のテニスファンの前で気持ちよくプレーができるのです。日本のテニスファンはダブルスを
良く知っていることから、世界トップクオリティーの観客レベルの高さだと私は確信しています。

ダブルス人気