性依存症の原因は幼少の頃からの親との関わりに問題があると聞く。

 

 

義母は他県から義父と見合いの末結婚、専業主婦で社会にはほとんど出ずに

 

3世代で同居をしてきた。

 

大舅は孫である私の夫を大切に育て、義母が夫の事を叱るとそんなに叱るなと義母が怒られたそうだ。

 

朝昼晩と食事を作り、お嬢様だった大姑は何もできないので全ての家の事は自分がしてきたと義母はよく私に言っていた。

 

外からみたら夫は昭和のよくある普通の家庭に育ったと思う。

 

この生活のどこが夫の心をおかしくしていったのか。

 

まず結婚してみてびっくりしたのが夫は義母の事を召使いのように扱っていた事。

 

母親の事をおまえと呼び、呼ばれることに義母は喜びさへ感じていたようだった。

 

そして夫は義母が言ったことを何も聞き入れていなかった。

 

例えば、○○をしないといけないんだからきちんとやりなさいよ!と言われるとうるせぇ黙ってろという。

 

これを言われた義母は笑っている。

 

最初本当にびっくりした。

 

これを叱らないできた育て方だったからこうなったのかとも思ったけど

 

長く義母を見ていると私もうるせぇババア!と思う事がたくさんあった。言わないけどw

 

なんかややっこしいというか、しつこいというか、話がめちゃくちゃというか。

 

どうも話がとんでもない方向に行ってしまうので面倒になってくるのだ。

 

の割にはあれこれ手を出してくるのでこちらはやる気がなくなってしまう。

 

勝手にやればとこちらは手を放してしまうのだ。

 

家の周りの掃除をしていたとしたら、すぐに出てきてこれはこうしないとダメ、

 

ここの掃除はこうやらないとダメと手や口を出してくるから、

 

私はいつからか外で作業することがなくなった。

 

義母はうちの嫁は外回りの事なんて何もしないだらしない嫁と言っているだろうけど

 

私は義母が出てきてあれこれやってくるのが嫌なだけだった。

 

例えばこれを何十年も同じ家の中でやられたら何もする気にはならなくなるだろう。

 

結果、夫は何もせず、何もできない人間になっている。

 

同じく義妹も何もできない50代独身同居の身。

 

話をしても通じない、何かすれば口出ししてきて自分の思うようにやってしまう。

 

専業主婦で三食作って毎日一生懸命子供達を育ててきたのだろう。

 

育て方が原因かもしれないと言われて逆上していたのは自分が毒親だという自覚もない。

 

なんなら自分の育て方は大成功と思っていた義母には耳の痛い現実だろう。

 

いつかその現実を受け入れなければいけない。

 

それができなければ夫も今のまま性依存者の人生を突き進むことになるのだから。

 

義母本人は専業主婦として家を守り、子を育ててきた立派な自分と思っているけど

 

実はご近所さんからは変わり者だと言われていることは本人も知らない。

 

話が通じないところやあの頭の回り方はもしかしたらグレーゾーンの人なのかもしれない。

 

グレーゾーンがグレーゾーンを育てたとしたら全く通じ合わないのも合点があう。

 

だとしたら夫の性依存症についても受け入れることは不可能だろう。

 

その時は完全に縁を切るしか夫がまともに生きる道はないのではないか。

 

今も夫は実家で話を一切していないらしい。

 

このままでいい訳がない。

 

私が心配することではないけど、少しでもこちらに迷惑が掛からないようにしてもらわないとね。