Let's note 用 シガーライター電源アダプター製作


超久しぶりの更新です… 最近寒いし仕事に押されてるしで全然バイク関連が進んでいません…
んで久々の更新もバイクネタじゃありません。

nao は業務用に Panasonic Let's note CF-T9 と Toughbook CF-19 を持っています。
業務用とは言え費用は自腹です。
会社から支給された PC あるのですけれど、あまりにも使いにくいので中古でレッツノート
を買って、その後タフブック買って使ってます。
その方が自分の好き勝手にカスタマイズ出来るし何かと都合が良いのです。

nao は業務の都合上、一度現場に出ると AC電源なんて存在しない屋外です。 
突然の雨風当たり前の環境なんでタフブックとか選んだ理由もそこにあります。
電池切れは致命傷なのでスペアバッテリーとか、モバイルバッテリーとかも用意してるのですが
やはり充電環境は欲しい!
しかし市販品でシガーライターチャージャー探すと Amazon くらいしか見つからないのですが
結構高いしデカいし重そうなんですよね… 
レッツノートは 16V なのでエンジン回ってる自動車からなら精々 3V も昇圧すれば十分なのですが
市販品は大抵はマルチ電圧対応なのでどうしてもドンガラがデカイ。
とりあえずスペアバッテリーで困ってないのでずっと保留にしていました。

が!ふと Amazon で見つけた商品に DC-DC converer 発見。
出力 150W って事だし小さいし、これ材料としては良くないか?
しかも大変安い。

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値段370円!

当然この金額ですから中国製です。
信頼性の問題も大変重要ですがとりあえず大変興味を引くのでポチッとな~!
3個ほど買ってみました。

基板を買ったら周辺機器も必要ですね。
基板到着後(中国から直送でした…)秋葉原にレッツゴー!で配線やケース他購入してきました。
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コンデンサーは日本製にしたかったので、交換してみたら基板壊れちゃいました…
多層基板?のようでどうも中の接点が通無くしちゃったみたいです。
基板一枚サヨウナラです(泣)安いから良いですが。
とりあえずコンデンサー交換は保留にして組み立てて見ました。
入力側は 10Aブレードヒューズを半田付けで接続。
出力側の配線とコネクターは IBM製のジャンク電源から部品取りしました。
選んだケースはタカチの YM-80、びっくりする位にぴったりのサイズです。
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そしたら色々とテスト。
安定化電源で12V~15V 程度まで電圧変動させてテスト。
設定2次電圧を 16V にしてみて確認。
負荷装置持っていないので電流は流せませんでしたがとりあえず 10.5V程度から 16V までの幅では
電圧はキッチリと 16V 出ています。
昇圧型コンバーターなので降圧出来ません。
16V 以上の電源は使えません。
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テストが終わったら蓋閉じて完成です。
内部には本当は通電表示の LED とかもあるんですが、ケースに穴加工とかメンドくさいので
今回はそのまま閉じちゃいました。
電源来ているかどうかは PC 側でモニター出来るし、ま、いっか!と。
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一番高価なのはタカチのアルミケースとシガープラグ。
他は nao R&D の余剰部品とかで組み上げたので、総費用は 2000円行ってないかな?
市販品よりずっと小さく軽く出来たので OK です。
しかしこの基板に 150W の容量があるとはとても思えない(汗)
ま、nao の使用用途はかなり限定されるので多分問題無いとは思いますが、本気でフルロード掛けたら
多分吹っ飛ぶと思います(汗)