ラム圧制御用コントローラー


ラム圧制御用のコントローラー製作です。
某S80の選手に頼まれました。

nao RS に使っているのと同じシステムで、スロットルをオフにした際にタンクへの圧力をカットしてコーナーからの脱出時のボコ付きを軽減してやろうと言う物ですね。

当初はブレーキスイッチ入力って話だったのですが、S80 だと筑波最終コーナーはブレーキレバー握らないでスロットル戻すだけって事なので、スロットル制御に変更。
S80って怖い…

基板関係は nao R&D の保有材料で作れますが、ソレノイドバルブは用意して貰わないとなりません。
RS250R用のノーマルオープン(NO) のタイプが理想だったのですが、用意出来るのは NSR250R用のノーマルクローズ(NC)って事だったので、それに合わせて回路を製作。

どちらでも回路の組み方で作れるのですけど、NC の問題点は二つ。
① 入力が壊れた場合、バルブが閉まってしまうのでラム圧がタンクに掛からず走れない。
  最悪、油面が下がった状態と同じなので焼き付く・・・

② 圧倒的にバルブが空いてる時間の方が長いので、バッテリー(電力)をかなり食う。

ライダーさんにはリスクは説明して、納得して頂いているのでヨシ。
因みに今後、RS250R のノーマルオープンのバルブ入手した場合、当然ですが回路が違うのでこのコントローラーでは使えません。
そのまま交換すると動きが全く逆になるだけなのでとんでも無い事になります(笑)


道具と材料を用意して製作開始。
最近ハンダコテ使ってないのでヘタクソになってますね・・・ やらない事は出来なくなって行きます。
それは走りでも工作でも同じですね。
回路もすっかり忘れてるので図面を書くところからスタートです・・・ 案の定途中で解らなくなってちょっと悩みました。
イメージ 1

イメージ 2


一応 nao の仕事はコントローラーの製作とソレノイドの作動確認まで。
スロットルセンサー周りは S80ライダーさんに作って貰います。
15日までに欲しいって事だったのですが、週明けから出張だらけなので作業時間がもうありません(泣)
コントローラ周りの製作だけだったので、今回請求の材料費は 150円です。