2013 mcfaj 最終戦の筑波に出場しました


9/29 mcfaj road race の最終戦が筑波サーキットで開催されました。

筑波は 2010年の筑波選手権を最後に主戦場を富士に移した為、ライセンスは失効しています。
従って練習不可能。
ちょっと考えましたが、この為にライセンス取っても週末休みの現職でどれだけ練習出来るか?微妙だったので再取得はしませんでした。
レースナメてますね・・・2010年までの nao だったら飛び蹴りもんです。

さてさてそんな状況下ですが、nao は人一倍練習量をこなして当日までにライディングを仕上げるタイプです。
世の中には練習しないでパッと乗ってポンとタイムが出るタイプの人も居ますが、nao はその真逆を行ってるタイプです。

時間は掛かるけどコツコツ練習して地道に伸ばして行く事しか出来ないんですね。
そんなライダーが当日入りしてレース出来るレベルに戻るワケがありません。
この日の為に夏休みをズラして金曜日は過去データーと過去に撮ったオンボード映像とニラメッコ。
金曜夜からサーキット入りして、筑波の空気を感じて何とか以前の自分を取り戻すべく見て感じて学びました。
土曜のスポーツ走行を見学して、何となく色々と思い出して来たけど正直物凄く不安です。
果たして明日までに nao はレースレベルに戻るのだろうか??

不安一杯ですが、その不安は裏付けの取れた自信で補うしか方法はありません。
今出来る事、それはマシンをキッチリと仕上げる事。
土曜からガレージ借りて整備します、走っても無いのに走ってる方と同じくらい時間掛けてしまいました。
エンジンは勿論、電気系統から足回りにブレーキ、滅多にやらないカウルの掃除まで(笑)

マシン面の不安は払拭して残るはライダー次第。

レースって当日現場で走るまでに6割くらいは決まると思ってます。
ズボラな整備やテキトーな準備で済ませてる人に結果が伴う事は無いと感じています。
不思議な事ですが、長いレース活動でそれは事実だと痛感しています。
努力したからといって結果は付いてきませんが、努力してない人には相応の結果しか伴いません。
そう考えると今の nao に出来る事は怠けずにやっている。
少しだけ気持ちが楽になってレース日を迎える事が出来たような気がします。

今回ガレージは 125組で纏めて1ガレージ。
全部で4台だったので丁度良い感じです(笑)
nao とマシンヘッド2台は朝から、キムキム兄さんは夜に合流でした。
夜は風呂メシ済ませて楽しい宴会と行きたいところですが、実は今回予定外に嫁さん参戦可能となりまして、仕事上がりでそのまま筑波へ向かう嫁さんを拾いに行かなくてならず酒も飲まずにサッと風呂だけ済ませて拾ってきました。
そして今回は一人っ子レーシングのつもりで居たのですが、今回不参加のニッシ~君が手伝いで来てくれました。
わわわさんも日曜日に来てくれて合流。
いきなりワークス体制になりました。
いや~楽チン楽チン♪ありがとうございます。
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土曜日車検も済ませてあるので受付とライダーミーティングを済ませたら予選です。
早めにガレージからパドックに移動してウォームアップ。
もっと寒いかと思ってたのですが予想外に暑いです。
キャブセットを見誤ったかな?とも思いましたが前日走って無いから正直解りません。

イメージ 2

MCFAJ RD3 筑波 予選 8:28~8:37

7:22 気象記録
気温  21.0℃
湿度 64%
気圧  1017hp

キャブオーダー
MJ  = 178
MJH = 3.9
JN  = 68-34(4)
SJ  = 42
AS  = 1-3/4回転戻し
PWJ = 48(CUT MODE の初期設定  1)

予選開始を待っている間にどんどん暑くなっています。
走行後に温度確認したら 26.5℃ありました。

予選は上手くのぶぞ~さんの直後に付ける事が出来ました。
2010年以来だし、先ずはゆっくりコース一周…なんて出来ません!
最初から全開、全開!全開で自分を追い込むのだ!
と言う事でフルスロットル。
フルブレーキしてフルバンクしてフルスロットルと行きたいところですが、やはり上手く走れませんね。
Mタイヤのせいかな?ブレーキレバーのリリースの仕方がヘタクソになってるせいかな?
進入で曲がりすぎてクリップ手前で一度起こしたりしてしまう事が多い。
なんて言うか減速しすぎるのですが自然に減速してしまう感じです。
ブレーキのリリース具合でアジャストすべき感じですが、それがやっては見るが上手く行かない。
最終コーナーも侵入でインにより過ぎてしまって、お釣りで出口が苦しくなる。
出口も何処で開け始めたらキレイにラインに乗れるかが丸っきり解らない。
手探りで予選を走りますが、正直前日走っていないのが物凄く辛い。
こんなアジャストは本来、前日練習で確認して対策しておくべき事です。
当然こんな走りですからのぶぞ~さんはあっと言う間に遥か彼方へ・・・

予選9分、実質8周。
ちょっとずつトライアンドエラーで修正するには時間が余りにも足りませんでした。
タイムは最終ラップに記録した 1.05,870 がベストです。
nao のベストタイムは 3秒台。
5秒前半から4秒後半には入れて置きたいところでしたが、とてもそんな位置は狙えません。
その位置に到達するには、あとスポーツ走行4回あればってところでしょうか。


当然ですがポールを取ったのぶぞ~さんから遅れる事1秒以上。
予選2位ですが完全に失格ラインです、要反省。
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ベストタイム = 1.05,870
トップスピード = 182.4km
デトネーション = 115カウント

ちょっとデトカン叩き過ぎですね(汗)



mcfaj は午前中に決勝まで終わるので忙しいです。
予選結果にショックを受けている場合ではありません。
予選は決勝の為にあるのです。
決勝への作戦と組み立てを・・・ 正直、予選で試した事の何が正しくて何が間違っていたのか?
僅か9分 8LAPS では解りません。
予選結果のフィーリングを元に何処まで詰められるか?ですが次はもう決勝です。
タイムでは無く結果が必要なので大博打は打てません。
とは言え、こんなタイムでは博打に出るしか無いのも正解です・・・

展開を予測します。
間違い無くのぶぞ~さんが逃げます、止められません。
恐らく nao の周回で5~6秒ペース。
周回遅れが出てくれば 6~7秒台に入る事もあるでしょうか。

予選結果は奮いませんが、恐らくはほしけんパパとゆみぞ~さんも nao が前を走ってる場合には引っ張られて付いて来るでしょう。
特にほしけんパパは過去の事例から言っても相当引き離さないと、気合一発で付いて来ちゃう、要注意。
しかし予選タイムからすれば順当に行けば2位でしょうか。
タイム的にはのぶぞ~さんは止められない・・・熱くなると危険がアブナイ。

そんな事を考えてるうちに決勝を迎えました。

MCFAJ RD3 筑波 決勝 11:34~11:44

10:40 気象記録
気温  25.0℃
湿度 44%
気圧  1019hp

キャブオーダー
MJ  = 178
MJH = 3.9
JN  = 68-34(4)
SJ  = 42
AS  = 1-3/4回転戻し
PWJ = 48(CUT MODE の初期設定  3)

決勝はセカンドグリッドからスタートです。

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2周のウォームアップを終えて全車整列。
シグナルレッドが点灯。
消灯してスタートです!!

スタートは可も無く不可も無くって感じでしたが、ミート後の加速は良くて1コーナーではのぶぞ~さんとサイドバイサイド。
イン側のぶぞ~さん、アウト側 nao で立ち上がり、加速で前に出てトップ浮上!
しかし見せ場はコレだけでしたね…

第二ヘアピン進入でのぶぞ~さんに抜かれ、その後はジワジワと差が広がり、周回遅れが出始めた頃には処理に手一杯で走り方もシッチャカメッチャカになりグダグダでした。
一人旅で集中力も切れ掛けていたところでチェッカーフラッグ。
タイムはだんだん悪くなると言う性も無いパターン。
筑波は難しい。
あと90分走ればかつての走りを取り戻せると思うけど、今はまだ散らかったパズルが組み立てられません。

せめて4秒後半には入れたい気持ちで筑波入りしましたが、今回は残念ながら課題はクリア出来ずでした。

決勝2位。
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今回は入賞2位だったので、賞典が出ました。
何一つ良い事無かったような筑波ですが、実はコレがエキパーでの初入賞。
今までもエキパーで表彰台乗った事はありましたが、何時も入賞外だったのでトロフィーとか症状とか貰うのノービス以来です。
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レース内容は褒められた物ではありませんが、素直に喜びましょう。
まだまだ頑張れそうです、若干41歳!先はまだまだ長い!これからも頑張りましょう。

わわわさん、ニッシ~君、応援に来てくれた浅田家の皆さんありがとうございました。
来年は胸張って表彰台上れるように頑張ります。