元は秋月電子の 24V1.9A のスイッチング式 AC アダプター。
19V の電源が必要で、じゃあコイツを元に 19V 作ろうか!って事から始まって、どうせなら多少の可変幅持たせると便利だねって事が発端。
19V の電源が必要で、じゃあコイツを元に 19V 作ろうか!って事から始まって、どうせなら多少の可変幅持たせると便利だねって事が発端。
じゃあなんで 19V 電源が必要になったかと言うと… 実は今日、以前作った秋月のバッテリー充電キットが壊れました。
出力電圧が 13.68V 必要な所で最大でも 13V ギリギリしか出ない。
そして出力電流も固定されてしまって調整不能。
出力電圧が 13.68V 必要な所で最大でも 13V ギリギリしか出ない。
そして出力電流も固定されてしまって調整不能。
なんだコレ?って所から始まって、出力電圧が足りないのは負荷が掛かった時に電源がダメなんじゃないの?って思ったのがきっかけです。
実はこの故障は電源じゃなくて、制御用の IC 723 が壊れてたのと、以前作った時に半固定抵抗の抵抗値間違えてた(秋月の入れ間違いが原因ですが…)からだったのですが、電源のスペアも無いし、
気になると性格上我慢なら無い。 |
んで充電器本体が直った後に AC アダプター改造。
ケースは接着されているのか分解出来無かったので切ってバラしました。


後は回路を追い掛けて… ネットで先人達の知恵を拝借。
制御用IC の分圧比を変える事で出力電圧を制御出来るのが解ったので、基板を追い掛けてチップ抵抗を確認。
基準電圧を作る R20(1kΩ) を取り外し、分圧比を計算… 結局計算間違えましたが(泣)

制御用IC の分圧比を変える事で出力電圧を制御出来るのが解ったので、基板を追い掛けてチップ抵抗を確認。
基準電圧を作る R20(1kΩ) を取り外し、分圧比を計算… 結局計算間違えましたが(泣)

R20 の代わりに手持ちでサイズが丁度良かった 5kΩの多回転可変抵抗を付けます。






組み上げてチェック。
12V 位まで下げるとスイッチングが止まらなくなって電圧が安定しませんねぇ。。。この辺はまだ回路の理解が足りないようです。
12V 位まで下げるとスイッチングが止まらなくなって電圧が安定しませんねぇ。。。この辺はまだ回路の理解が足りないようです。
目的の 19V は問題無いし、多少の昇圧も可能なようです。


多少と言うのは、大電圧対応のツェナーダイオードを持っていなかったので、その部分が未対応だからです。
ま~そんなに大電圧で使う事も無いし、多分 19V か 24V でしか使わないし… 一応可変抵抗回して 30V 以上の電圧が出力される事までは確認したので、必要があれば後日再改造でツェナー交換しましょう。
ま~そんなに大電圧で使う事も無いし、多分 19V か 24V でしか使わないし… 一応可変抵抗回して 30V 以上の電圧が出力される事までは確認したので、必要があれば後日再改造でツェナー交換しましょう。
んで、この AC アダプターは二次側出力の確認ランプとか全く無かったので、緑色の LED を出力確認用に仕込んでお終い。


ケースを閉じて、ホットボンドで接着。(本当は確認LED が右の方に付いてるのですけど、写真撮り忘れたので仮組みの時の写真です)


結構時間掛かってしまったけど上手く出来たので良しとしましょうかね~