NSF250R の電装系の小加工です。


NSF250R の電装系の小加工を受注しました。
久し振りの小物製作ですね。


バトルシフターロッドスイッチ
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これは前回やったのと丸っきり同じです。
とりあえず数万円から数十万円するロードセルタイプセンサーや近接センサー買わなくてもバトルシフターのロッドスイッチで使える事が証明されました。
勿論、厳密に言えばセンサータイプの方が良いのは当然ですが、レーサーなんだから値段の差をどう見ますか?って話ですよね。
前回作った時のデーター残して無かったんで、コネクターの形状とかピンアサインとか全く解らなくて困りましたが、こう言う時ブログ付けてると助かりますね(笑)データーは自分の記事から拾いました。


ピットロード用速度制限スイッチ

これについてはライダーが純正品を入手されていました。
高いんですよね… ビックリするくらい高いんですよね… 軽く1万円オーバーの金額です!
さぞかし凄いスイッチだろうと思いきや…
普通のキルスイッチ!?
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見た目全く普通のキルスイッチです、04RS125R の物と比べてもコネクター以外違いが確認出来ません!
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で、結局コレをどうしたいのかと言うとキルスイッチタイプでは不便なので、押してる間だけ速度制限が掛るようにしたい。
と言う事でペダルシフターに切り替えていて使わなくなったハンドシフターのスイッチを転用する事になりました。

ブチっと元のハンドシフター用コネクター切り取って、配線を付け直して完成。

<加工前>
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<加工後>
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そしたら作動チェック。

ん? んん??? ちょっと疑問が…(汗)



キルスイッチタイプの純正品、スイッチが RUN 側で通が切れますね… OFF 側で導通がありますね?
あれ??おかしくない??
04RS125R のキルスイッチを確認… やっぱり作動が逆だ…

ライダーに電話して作動状況を確認、 RUN で速度制限無し、OFF で 40Km の速度制限モードに入る。

ハンドシフタースイッチ転用での動作には全く間違いはありませんが、見た目一緒だから RS125R のキルスイッチとかそのまま使う人は要注意!!作動が逆になります。

ちょっと気になったので確認。
インナーパーツで接点の位置が違います。
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まさかこの変更部分で1万円オーバーの値段つけてんのか?こんなのどうにでもなるので純正品買ったら大損ですよ。

純正モードスイッチに関しては確認出来ていませんが、いずれにしろこの程度の差の筈です。
純正品は馬鹿高いので買っちゃダメですよ、そのお金は他に回しましょう。。。


モード切替スイッチ
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純正品(ピットロードスイッチと同じくキルスイッチ改らしい)は何かと使い難いのでって事で切り替えスイッチの製作を依頼されました。
本当はツマミ回すタイプのロータリースイッチが希望だったようですが在庫無し… なので今回はトグルスイッチで作りました。


この車両は全日本茂木に出走しますので、気になった方は見つけて下さい~