10/31 MCFAJ RD4 筑波予選/決勝


例によって筑波は完全に 1day 開催なので朝から忙しいです。
5時に起床。

路面はまだウェットですが、空は雨も上がり曇り空ですが風も弱くこのまま降らなければ予選からドライになるかどうか?って感じです。

天気予報では今日の午前中は降水確率も低い。
ただし何処でピンポイント爆撃があるかは大変怪しい空… 何せ雨のサンバルカン全員集合ですから。
そう、今日は ogawa634 さんが来てくれました。
今回も一人っ子レーシングのつもりだったので大変助かります、有難う御座います。

朝6:30 の受付開始と同時に車輌を車検場に持って行き、早めに車検を終える何時もの作戦。
受付は今回出走していない win jack の take4 さんにお願い出来ました。
この様な手間も馬鹿に出来ないので大変助かります、有難う御座いました。

車検を済ませて暖気場へ… と!ここでまさかの車検落ち指摘。
リアタイヤの交換済ませた後、mcfaj 特有のアクスルのワイヤーロック忘れてました… 指摘のみで出走までにワイヤーロックしておくって事で再車検は必要無くパス。
危ない危ない。


この段階で、空はどんよりとし路面は7割方ドライでしたがレインタイヤも手放せない状態。
ウォームアップエリアにはレインタイヤも持ち込んでウォーマー掛けて置きます。
足回りはフルドライ仕様で。
暖気してキャブセットします、最終的にはちょっと薄めかな?とも思ったのですが問題無いレベルと判断。

予選 8:14 ~ 8:23
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06:26 気象記録
気温  14.5℃
湿度 84%
気圧  1015hp

キャブオーダー
MJ  = 185
MJH = 3.9
JN  = 68-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 48(CUT MODE の初期設定  3)

雨も落ちる事無く、コースコンディションは公式発表でセミドライでコースイン

レインタイヤの山Gさんスリックの剣士殿の後ろでコースイン、路面状況も判断が難しくそれぞれ違うタイヤを履いた二人が目の前なのは良いポジションかもしれません。

予選時間も余り無いし例によって他クラスと混走なので何時もなら早い段階で一発狙うのですが、流石に今日はリスクが高い… ビビリな nao には一発は狙えません(泣)

CX の下はかなり濡れています。
S字もライン上は乾いてるけどちょっとずれるとかなり危なそう。
その他もライン上はほぼドライですが、周回遅れを交わす時とかにライン外すと足元すくわれそうです。

前の二人もそれなりにペースを測りかねている様子…お互い前に行かせあったりしてペースを見てる感じです。
そのうち鉄人山Gさんが一人抜け出して行きましたが、レインタイヤは千切れて飛び散り見てる方が怖いです、もうビビリ 100%。
しかしそうも言ってられないので nao も抜け出して逃げ切りたい所でしたが、コースイン直後から感じていた通りこの予選、naoRS 最大の武装である直線が遅いです。

第二ヘアピンからの加速力、最高速到達点及び速度共に遅い。
山Gさん、剣士殿にストレートでジワジワ離されてしまいます。
高負荷のギア程その差が顕著。
完全に絞り過ぎの症状です… PWJ SELECT を 12700rpm に変更しますが焼け石に水、致命的です。
MJ 190 でも良かった感じでした。

5周目までをほぼ 11秒から 12秒のペース。
6周目に剣士殿に合わせてペースをちょっとだけ上げて 8秒台。
7周目には周回遅れに手間取って10秒… 結局常に剣士殿の動きを見てペースを合わせる嫌なライダー作戦でした。

ベストタイム = 1.08,758
トップスピード = 178.6km
デトネーション = 17カウント


さて気になる予選結果ですが、予選四位
ポールポジションはなんと前日からチェック入れていた超ノービス君ですよ…
ドライで RS125R 初乗りながらエキパー全員押さえてポール獲得はお見事!nao も並んだ事が無い夢のポールポジション。
決勝は彼の背中見ながらのスタートです。
マズイなぁ…一応エキパーだし初乗りノービスに負けるわけには行きませんが勝てそうな自信が全く無いです…決勝までにエンジンパワーを何時もの状態に戻して直線で振り切らなくては(超マシン任せ作戦…)
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予選終了後は決勝準備。
マシンはエンジンが遅く辛い状態でしたが、原因も解ってるので気象条件と相談しながら濃く降る方向へシフトする事で解決出来る見通しがあるので大丈夫そうです。
デトカンがちょっと多めですね、予選8周なら一桁で済ませたい所です。

一応 GPS と HRC ロガーデーターも採取しますが、路面やコンディションを考えると殆ど参考になりません。
唯一、スピードのグラフを分析して低負荷のピックアップは鋭いけど高負荷が致命的に遅いのが解りました、やはり絞りすぎですね。

準備も済ませてちょっとだけ休んだ所でもう決勝です。
その間、空は雲が被り時折パラパラと来ますが路面を濡らすほどでは無い状態。
あとちょっと、決勝終了まで持ってほしいですが相変わらずレインタイヤは手放せません。


決勝 11:12 ~ 11:22

10:18 気象記録
気温  19.0℃
湿度 70%
気圧  1017hp

キャブオーダー
MJ  = 188
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 48(CUT MODE の初期設定  3)

ちょっと気温が上ったのも見越して、MJ は 188 に変更。
スタ前チェックを済ませてコースイン待機、まだ雨は大丈夫です、ドライのレースです。
例によって mcfaj は手押しグリッド整列で4番グリッドへ。
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全車整列、エンジン始動後ウォームアップラップ。

フロントタイヤのアクスルをグリッドマーキングにしっかり合わせてシグナルを凝視… 去年やらかした例のスタートに注意しつつレッドシグナルを注視(笑)
シグナルレッド… 消灯!!

スタート!!!

ミートのタイミングは良かったんですが、その後ちょっとレバーを離すのが早過ぎたかちょっと失敗気味。

1コーナー抜けた段階では目の前には超ノービス君が。
トップはのぶぞ~選手、これに山Gさんが続き超ノービス君、そして nao。
直後には剣士殿の気配がプンプンしてます。
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2周を回ったあたりで、やはり超ノービス君のペースが上らずのぶぞ~さんと山Gさんには逃げられてしまいました。
らっぷ君がカウントせず(後に送信機に不具合点が判明、要修理でした)ペースが掴めませんが、こちらのペースが遅いのは明白です。

何度か超ノービス君に仕掛けますが、まだまだ開け切れ無い曲がれないのか突っ込みは深いけど減速具合も大きく、大変抜きづらい。
何度かブレーキングで横に並びイン側を突きますが、走りが強引でこちらが引かないとクラッシュしそうなのでちょっと様子見… 実際に何周目かの最終コーナーではラインがクロスして接触寸前、結構思いっきりブレーキングでフロントが一瞬滑り心臓が飛び出しそうでした(滝汗)

のぶぞ~さん、山Gさんを完全に射程圏外に逃がしてしまい、このレースは剣士殿と超ノービス君との三つ巴。
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剣士殿はじっと後ろで様子を伺ってる感じです… 1コーナーの立ち上がり時に真横に被せて来たのを確認しましたが、余程 nao と超ノービス君が危なっかしかったのか無理に仕掛ける事はせず常に直後でチャンスを見てる感じです。

マシンのトップスピード、及び最終コーナーでは nao の方が速いようなのが解りましたが、最終コーナーでのラインのクロスが結構危険です。
これの処理をどうするか?常に試していましたが5周目くらいに超ノービス君とクロスせずロス無く最終からのスピードを乗せるラインに乗る事が出来、1コーナーでパス。
しかしその頃にはコース内には他クラスが溢れペースを上げて逃げ切る体制ではありません。
結局三台での接近戦は最終ラップまで継続

この段階で3番手争いは nao がトップですが、マシンパワーが回復してるので第二ヘアピンの立ち上がりまでなら抜かれても背後に付けれれば最終コーナー進入で抜けそうな気配。
総合3位が狙えるか?って所で6周目… あれ?


最強の54歳、鉄人山Gさん第二ヘアピンで寝てます…

こうして山Gさんの mcfaj 全勝完全制覇の野望は終わってしまったようです。

一気に nao 達の集団が2番手争いに変化。
もしやのぶぞ~選手と絡んで山Gさんは転んだのか?と思ったのですが、のぶぞ~さんはスイスイと一人旅を続けていたようです。

熾烈な2番手争いはそのまま最終ラップに突入。
第二ヘアピン立ち上がりまでに nao の横には誰も出てきません… エンジンパワーはこの3台中最強だと思われるので、この段階でかなり nao に有利に働いてます。
そして最終コーナーを抜けてチェッカー!

僅差でしたが無事に超ノービス君と剣士殿を押さえて総合2位を得ました。
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ベストタイム = 1.05,191
トップスピード = 182.3km
デトネーション = 5

決勝総合2位(EXP2位)でした。
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残念ながら今回も課題としていた 3秒台には遠く及ばない 5秒台のタイムでした。
要因は幾つかありますが、明確なのは以下の3点でした。

1. 前日走行していない事から決勝までに自分のリズムを作れなかった。
2. らっぷ君不調によりレース中のタイム把握が出来ず、ペースを見誤った。
3. ライダーとして色々と手を抜きすぎ…走ってて余裕有り過ぎ、攻め切れて居なかった。

今にして思えば決勝は悪くとも4秒後半では走れた筈です。
5秒は今の nao には遅すぎる。
完全に失格です。

まだまだ課題は重いですが努力を怠る事無く前進したいですね。

さて、nao は 2005年に TZ125 でサーキットに戻ってから5年間、国際ライセンス獲得を目標に全日本を夢に自分なりに精一杯休む事無く全力で頑張って来ました。
これまで休む事無く努力して来たつもりですが、ちょっとだけ全力疾走をお休みする事にしました。
来期は出来る限りの活動で、なるべく早い段階でまた全力のレースに戻れるように今は精一杯の努力を始めるつもりです。

もう nao に取ってレースは人生の一部です、止める事は考えてませんがちょっとだけお休みする必要がありますね… ではまた。