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2010年 MCFAJ 第三戦の富士に参戦してきました。


前回の第二戦は欠場しましたので 6月の筑波選手権以来の実戦です。
10RS では富士初レース。
富士を走りこんでリズムも掴んできて、懸念されていた足回りも方向性が見えて来て良い感じでウィークを迎えました。

9/4 の前日走行から現地入りしますが、午前中には走行枠は無く午後枠からです。
今回の割り当ては 27番ガレージだったので、例によって皆で朝からガレージ借り出し。

準備を済ませて午後枠 13:00 からの走行に備えますが 9月とは思えぬ程に異様に暑いです…雨の心配は全く無さそうな快晴ですが兎に角暑い。
温度計を確認したら 35.5℃ですって… 何ですかその数字は…

12:43 気象条件
気温  35.5℃
湿度 37%
気圧  950hp

キャブオーダー
MJ  = 172
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 48(CUT MODE の初期設定  3)

S2-A 13:00~13:30

今回の走行は全日本菅生を終えた ogawa634 さんも走りますのでレベルアップのきっかけにすべく近い位置でコースインします。
一周目から全力疾走で行きますが、パワー感がもっさりとしていて全然ありません。
タイヤも妙に不安感が先に出てうまく行かず。
しかしどうやら皆さん同じ様な感じのようです、当然トップスピードも伸びていません。
208km 前後。
気象条件の影響でしょうね、温度高すぎてタイヤにも影響が出ているのと、直前に4輪のタイムトライアル?とかやってたので路面がニュルニュルでタイヤカスも物凄いです。

タイムはベストで 0秒台… 前を走っていた ogawa634 さん達は遥か彼方へ…

あまりにもパワー感が乏しいのでピットインして MJ を絞って見ます。
さすがに 172 じゃデカ過ぎるのかと絞って 170 にしてコースイン。

完全に失敗でした…さらにパワー感は薄れてストレート遅いです(泣)

再びキャブを弄くる時間はもう無かったのでそのまま走り最終周に半分意地で 59秒台へ入れますがこれが精一杯でした。

ベストタイム 1.59,56
トップスピード 213.5km *** スリップストリーム使用、単独だと 208km くらい。
デトネーションカウント 32


走行後の水温は65℃、ここまで暑いと大型ラジエターでも対処し切れないようです。
走行後に話を聞くと皆さん同じくパワー感とタイヤのフィーリングは苦しんでいるようです。


本当は 30分挟んだだけの S2-C のレーサー枠を走ろうと思ってたのですが、余りの暑さにちょっと休憩せずには居られなくて間に合わなくなりました…
なので S2-D 券狙いに変更。
一応 S2-D は混走枠なのですが、今日に至ってはレース前日なので町乗りバイクもおらず混走枠の方が走りやすそうです。

が、それでも時間は押してしまってとても間に合いそうも無い雰囲気に(汗)

見かねた mk さんが走行券を買いに行ってくれました。

nao はマシンの準備を済ませて暖気しようとラムボックスの蓋開けたら
ラムボックスから大量のガソリンがこぼれました…

何が起きたのかと言うと、焦りからかタンク乗せてホース付ける前にコック開けてしまっていたのです。
nao RS のラムボックスの密閉性は抜群なので、タンクから出たガソリンはこぼれる事無くボックスへ充填され、当然行き場の無くなったガソリンはキャブを水没させクランクケースへ溜まり、さらに逃げ場を失ったガソリンはチャンバーへ流れ…


大惨事です、全て自分が悪いのですがこの時点で走行まで10分程度、これでもう走行は断念しました。

半分諦めモードでガックリしてると見かねた 27番ガレージの皆さんが総力を上げて修復してくれました。
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*** 撮影ゆみぞ~さん。

のぶぞ~さん、ゆみぞ~さん、こぼれたガソリンの拭き取り有難う御座います。
take4 さん、クランクケースからのガソリン抜き取り器具有難う御座います。
山Gさん、混合ガソリン分けて頂き有難う御座います。
mk さん、チャンバーからのガソリン除去とエンジン始動の延々の押し掛け有難う御座います。
他皆さん、忙しい中助けて頂いて有難う御座います、おかげで走行時間に僅かに食い込むだけで出走出来ました!!


14:13 気象条件
気温  36℃
湿度 35%
気圧  949hp

キャブオーダー
MJ  = 172
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 42
PWJ = 48(CUT MODE の初期設定  1)

S2-D 14:20~14:50

殆ど走れないと思っていた枠、皆さんに与えて頂いた貴重な走行時間を無駄にする事は出来ません。
コース上やれる事を精一杯やって明日への手応えを掴みたい所です。
エンジンは 1枠目からすればかなり走りますが、それでも好調とは言えずもっさり感は消せません。
しかしそれは皆さん同じ条件ですから今出来る事に集中しましょう。

計測2周目、1.59,21、悪くありません。
トップスピードは見てる限りでギリギリ 209km くらい?

3周目にはちょっと他クラスのバイクに引っ掛かってしまってタイムを落しますが 0秒台、悪く無いでしょう。

4周目に 58秒台へ。
以後 58秒台を殆ど単独であればコンスタントに記録出来、他クラスを交わした周でも 59秒台。
久し振りに 58秒コンスタントが出来ました。
このパワー感と路面状況からすれば上出来でしょうか。
前後のタイヤはけっこうスライドしていますがコントロールの範囲内です。
振られても滑ってもバイクなりに動かして無理な操舵や押さえ込みをしなければ収束出来る感じです。
自分的には”乗れている”状態のようです。

合計10周を走り S2-D を終了。
大変貴重で深い意味を持つ走行となりました。
改めて nao の出走を助けて頂いた皆さんに御礼を申し上げます。

ベストタイム 1.58,37
トップスピード 214.1km *** 単独。
デトネーションカウント 58

これまでの nao の自己ベストは 2008年の 9/13 FISCO選手権予選で記録した 1.58,25 なのでほぼベストタイム付近です、しかもこの時より明らかにマシンは調子悪い状態ですので、かなり乗れてると言って良い感じです。


さて、走行後は車検を済ませて翌日に備えて整備なのですが、まずはグチャグチャに散らかったガレージの整理と山Gさんにガソリンを返却… その後にゆっくりやりましょうかね?なんて思ってたら ogawa634 さんがテキパキとエンジンをやってくれました。
有難う御座います、ワークス体制に感謝です!!
ピストンとリードバルブを決勝用に組み替え、ミッションオイルを交換し前後タイヤを新品に。


今回の mcfaj 参加者は元全日本ライダーが居たり、筑波選手権からやって来た名門チームのライダーが居たり、何時もの mcfaj トップランカーに加えて年一回しか出て来ない?怪人M本が7月出たのにやってきたりしていて賑やかです。

賑やかですが強豪揃いなので nao に取っては展開は厳しいでしょう。

今日の好調を維持して何とかベストタイムを更新して行きたいと思います。
恐らく山Gさん、mk さん達から成る何時ものメンバーで構成されるトップグループに加わる実力はありませんが、セカンドグループには付けてベストタイムを更新して行くのが今回の課題です。
目標は表彰台!と大きく出たい所ですが出来る事からコツコツとやっていきましょう。


ogawa634 さんがエンジンの面倒を見て下さった事もあり、予想よりも早く整備終了。
皆さんはプチ宴会で盛り上がってますが nao は明日に備えてちょっと早めにオヤスミナサイです。