ミツトヨの革製ノギスケースを自作して見ました。


もう 15年くらい愛用しているミツトヨの 200mm スケールのノギス。
買った時に付いて来たソフトケース(ビニールレザー製?)はさすがに耐え切れず崩壊していました。

が… 裸で持ち歩くにはノギスは尖ってる部分とかあって危険だし、そもそも精密な測定器なので落したりしたらマズイ。

じゃ、ケースだけ買おうか…と思ったら売ってないんですね、ソフトケースだけって。。。

じゃ~どうしよう??ってなるわけですが、大して複雑じゃあるまいし作ればよいじゃんと思うと思うんです。





… …



… … …




nao は色々やりますが裁縫出来ないんです…


知識も技術も全く無いんです。
勿論何度かやった事ありますけど、尽く失敗。。。

なのでずっと放置してたのですが、先日思い立って材料だけ買ってきました。


ユザワヤ大和店で A4 サイズの革材料で良さそうな色合いの物を 500円で見つけたので…
エスコードなる皮革工芸袋物用なる麻手縫い糸なる物も 240円で買って…
商品名解らないけど、パッチンと止めるボタンのようなホックも 210円で買って…

以上で材料確保!技術力未確保。。。


本当は外注で嫁さんにでも頼むつもりだったのですけど、ふと思い立って行動してしまいました。



考え方の問題ですが、要は裁縫をやろうとするから出来ないで失敗する訳で…
木工や金工の工作は人並みくらいには出来るワケで…
電気コードの結束作業等は人並み以上に出来ると思ってるわけで…


裁縫の世界の中で工作をすれば良いんじゃね?

って結論に行き着きました。

って事で作業開始!
先ずは型紙作製… こんなのアルミでステー作る時と同じぢゃん!
切り出し… ゴム板切るのと変わらないじゃん!!
縫い付け… これが最大の難関。
やはり革が厚くて丈夫なので針が通りません…また、ちょっとずつズレが起きて後半に行くに従いかなり大きなズレに(汗)これがいつもの失敗の決定打。

ここでしばし再考…

おもむろに電動ドリルにピンバイスと 1mm のドリル刃用意。

ここからが工作世界の真骨頂。
先ずはドリル刃で下穴を開けてしまうのだ!そんでもって何箇所か先にズレ無いようにワイヤーロック(笑)
あとは開いた下穴に糸を通して行って縛り付け。
途中糸が切れちゃったけどそこは接着剤で糸固定(笑)もう全然裁縫じゃ無いですな。

トドメに縫い口で強度不安があるところはグルー(ホットボンド)で接着。

ホックに関しては、どうやら専用のカシメ工具があるみたいなんですが(未確認)そんな物持ってるワケが無いので、適当なピンポンチで叩き潰して完了。

これで一応完成。
イメージ 1
イメージ 2

実用第一だし自分しか使わないのでOKでしょう。

本当はもっと真っ当に裁縫で作りたいのだけど。。。どうしても上手く出来ないんですよね。