96RS の分解に入りました。


先日の new RS 初乗りの結果、こりゃスタンダードじゃ乗れんな!と早々に見切りを付けたので主要部品を 96RS から移植する事にしました。
選手権では 2010 年から GP125 より J-GP3 へと移行され、ラム禁止に加えて最低重量が 77KG に引き上げられています。

ふっふっふ…(笑) nao は問題ありませんよ。
何故なら

以前 FISCO で計った公式重量は 77KG ありましたから。

見よ!2010年を見越していたとしか思えぬ脅威の重量測定結果。

あれから多少軽量化しつつも、さらに色んな補記類が付いたので、多分実重量は変わっていないでしょう。
それに加えて、フレーム単体なら間違い無く newRS の方が重いので、これで最低重量制限もクリヤーかと… 喜んで良いんだか微妙な展開ですが(汗)

って事で遠慮無く装備を移植です。
電装の移植には頭悩ませているんですが… 何時もながら何でこんな事になってるんでしょうか??
作った本人が見ても何の配線だか思い出せません。

では作業開始。
前回、newRS のリアサス問題で急遽リアサスだけ抜き取って放置プレイ。
イメージ 1

とりあえずは分解しかけのリア回りから。
解らなくならないように慎重に確認とメモを取りながら配線を外して行きます…
後ろ回りがほぼ分解を終えた所でフロントへと思ったら…

フロントスタンドをガレージに忘れて来ました…

TZ用のなら手元にあるんですが、ステムシャフトの穴径が TZ は 13MM で RS は 15.5MM なんです。
試しに TZ用掛けて見たけどやっぱり無理でした。
外径 15.5MM で内径 13MM のアダプター、旋盤が無いと作れないですよねえ… ホームセンターでパイプ材料探して見たけど都合の良いのありませんでした。

色々考えたけど、結局打つ手無しでフロントはパス。
次回スタンドを持って来てやりましょう… バトルのガッシリとしたスタンドをこの際買おうかとも思ったんですがどうしよう??

フロント残ったままスイングアーム外すと安定性がすこぶる悪いので、次はエンジンを。
一応、この 97エンジンはこれで引退の予定です。
素晴らしい仕事をしてくれました、お疲れ様でした。
まだまだ使えるんですが、手持ちに 98 のケースがあるのと、newRS の運用を考えるとワイドスタッドで一本化しようかと思います。
ケースもシリンダーもまだまだ使えるので、折りを見て旧型で戦う某選手に使わないか聞いて見ようかと思います。

エンジンも勿論全バラ。
チェーンとクランクシャフトは捨てちゃう予定だったけど、今年は全四戦で雨は走ってないしグラベルにも突っ込んでないからチェーンはまだまだ使えそう。
でも nao は万が一を考えると、それでレースを棒に振るのは耐えられないので潔く交換します。
クランクもマニュアル指定の 2000KM には達していないけど、シーズン中に駄目になるのも困るので交換しちゃいます。
両方とも次に組む時にですけど。

この2点、捨てちゃうのも何なので念の為某選手に聞いて見たら”欲しい”と言うのであげちゃいます。
ただ、チェーンのクリップジョイントは新品買って下さいね。
あげた部品が原因で事故とかあったら nao も心痛むので…
クランクも余りケチると機械的に壊れて大変な事になりますのでくれぐれも自己責任で。
nao RS はそこそこ速いエンジンでしたから、負荷もそれなりに遅いエンジンより掛かっていますので。

本日はココまで。
イメージ 2
次回フロント回りとメーター回りの配線をバラシます… ここの配線が一番迷宮なんですよね。