自作工具2点です。
年末の newRS 整備時に前々から構想があった物をあまりの整備性の悪さに我慢ならず作ってしまいました。
年末の newRS 整備時に前々から構想があった物をあまりの整備性の悪さに我慢ならず作ってしまいました。
TZ も RS も mj の交換にはキャブの底の 17mm のボルト状の蓋を外して行います。
が、この 17mm のボルトヘッド部分が意外に薄くて市販の多くのレンチでは座グリが有る関係で掛かりが浅く作業し難い。
が、この 17mm のボルトヘッド部分が意外に薄くて市販の多くのレンチでは座グリが有る関係で掛かりが浅く作業し難い。
オマケに中々効率的に力を掛けられる形状の工具も無くて、コレまではようやっと見つけた nepros の 14-17mm のストレートメガネを使ってました。
このネプロスのレンチは座グリが無くて長さもショートタイプなので中々ですし、ストレートタイプなので力の逃げも少なく良い感じです。
このネプロスのレンチは座グリが無くて長さもショートタイプなので中々ですし、ストレートタイプなので力の逃げも少なく良い感じです。
が… 理想を追うと、やっぱりココはドライバー状の方がやり易いし、無駄に力も掛からないし良いかな?と。
余り長いとやり難いから、スタビー状でラチェット機能もあると良いね~とは思ってましたが、中々理想に合致する工具はありませんでした。
余り長いとやり難いから、スタビー状でラチェット機能もあると良いね~とは思ってましたが、中々理想に合致する工具はありませんでした。
全長が短く、座グリが無く、ラチェットドライバーになる物… 無いですねえ。。。
もう大分前ですが、100ショップのダイソーで買ったプラグレンチにソケットをドライバー軸に変換するアダプターが付いていました。
使うアテ無く放置されていました。
ホームセンターコーナンに行ったら、100円で 17mm のナローソケットが売ってました。
使うアテ無く放置されていました。
ホームセンターコーナンに行ったら、100円で 17mm のナローソケットが売ってました。
こ… これは!!
投資金額100円で実験です。
そのまま組み合わせたら、流石 100円工具。
ガタガタで使い物になりません。
押せば縦に動くし、回せば横にもガタがある、流石100円工具のオマケと実売価格100円。
ガタガタで使い物になりません。
押せば縦に動くし、回せば横にもガタがある、流石100円工具のオマケと実売価格100円。
穴開けてボルト止めってワケにも行かないし、接着剤ってのもなぁ~とずっと放置プレイ。
やっぱり溶接しかないか… でも外注に依頼する程の物でもないしとほったらかしでした。
やっぱり溶接しかないか… でも外注に依頼する程の物でもないしとほったらかしでした。
が… 先日☆ケン鉄工所(笑)に相談した所、ド鉄であれば動かないようにするだけなら出来るとの事で、何かのついでにお願いします~とバチバチっと溶接して貰っていました。
無事溶接完了。
残りは nao の仕事です。
残りは nao の仕事です。
全長を詰めるようにドライバー軸部分をギリギリでカット。
ソケット面は座グリの部分をグラインダーで削り落としました。

ソケット面は座グリの部分をグラインダーで削り落としました。

手持ちのスタビーラチェットドライバーと組み合わせて実験、割と良い感じです。
あとは実戦の中でテストされて結果が出て行くでしょうか?とりあえず完成です。

あとは実戦の中でテストされて結果が出て行くでしょうか?とりあえず完成です。

nao はピストンピンクリップ抜くのが苦手です…下ろしたエンジンならラジペンで掴んだりして抜けますけど、車載状態だとどうにもエンジンハンガーの腕が邪魔で工具が思った位置で思ったように触れません。
精密ドライバーでやると楽なんて話も聞いたので試しましたが上手く行きません…
なので今までは 90℃アングルの針状のピックツールで外してました。
精密ドライバーでやると楽なんて話も聞いたので試しましたが上手く行きません…
なので今までは 90℃アングルの針状のピックツールで外してました。
が、先日アストロプロダクツ町田店でホンダ純正のピストンピンクリップリムーバーを発見。
これが驚くほどに使い易い。
nao は自宅用にもある程度工具があって、現在はガレージにも工具が置いてあります。(基本的に自宅のは余った工具や安売り工具)
自宅でもエンジン組む事はあるので、是非もう一個と思ったんですが、とても高い。
それにコレだったら、見本見ながらであれば作れないか??って事で自宅に転がっていた 6mm のステンレス棒を元に削り出して作って見ました。
自宅でもエンジン組む事はあるので、是非もう一個と思ったんですが、とても高い。
それにコレだったら、見本見ながらであれば作れないか??って事で自宅に転がっていた 6mm のステンレス棒を元に削り出して作って見ました。
しかし… 予想以上に形状が難しいですね(汗)
この爪の形の角度が物凄く微妙なようです。

この爪の形の角度が物凄く微妙なようです。

サクッと終わる筈が何度も削り直してようやっと実用出来そうな物が完成。
でもやっぱり純正品の方がスルッと抜けますね、流石です。
でもやっぱり純正品の方がスルッと抜けますね、流石です。
とりあえずは困りそうも無いので、当面はコレを実戦の中で試用して見ます。