11/8 日曜、MCFAJ RD4 筑波 予選決勝日。


今日は天気予報では暖かくなる一日となっていました。
朝5時置き、すでにガレージではイシカワさんが動き出しています。

MCFAJ 筑波は朝が忙しいです。
受付を済ませたらゲートオープンと同時にマシンを車検場に並べてスタンバイ。
すでに数台並んでいます。
車検は問題無くパス。

本日のスーパーサポートの ogawa634 さんと合流して暖気場でエンジンの確認。
朝で温度も上らないのを見越してのキャブセット、悪く無いでしょう。

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06:57 気象記録
気温  11.5℃
湿度 88%
気圧  1015hp

キャブオーダー
MJ  = 185
MJH = 3.9
JN  = 69-34(4)
SJ  = 45
PWJ = 45(CUT MODE の初期設定  3)

最終的な判断は勿論ライダーが下すのですが、迷っている時、冷静さを欠いているときには普段 RS に乗る nao よりも速いライダーさんが手伝ってくれると安心感と同時に気持ちに余裕が出来ます。
これって、どんなキットパーツよりも重要な心の支えキットになります。
予選前、何もかもが不安です。
確認してもらえるだけでも”大丈夫!”と言う確信が物凄く心強いですね。

時間です、スタ前チェックを済ませて予選出走。

08:14 予選開始。

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実は今回一発狙ってました。
昨日走行したメンバーの中にはトップ争いをすると見られるライダー達は居ません。
そして nao は昨日の走行で 3秒入ってます。
そして mcfaj EXPERT のトップクラスは予選を全力で走っていません、いつも決勝の1秒落ちとか2秒落ちです。

唯一の見せ場になるかもしれない…


自分の実力も省みずに昨夜考えた結果、課した課題は
予選ではポールポジションを狙え!
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1周目から怯む事無く全開。
別クラスのバイクに引っ掛かる前にタイムを上げて生きたい所です。
先にコースインした mcfaj EXPERT のライダー達はやっぱり様子見ながら走ってるので、早い段階で交わしてペースを上げます。
2周目6秒。
3周目5秒後半。
5周目5秒前半。

この辺で来ましたね… のぶぞ~選手1コーナーで突然登場!ついに来たか!?って感じでした。
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のぶぞ~選手は乗れている時と乗れて居ない時のヤル気が全然違うのですが、今回はメチャメチャ闘志剥き出しです。
遅れる事無く付いて行き、前に出なくてはなりません。
狙っているのはポールポジションなのです、怯むな!nao!!

徐々に別クラスのバイクが引っ掛かりもしだして、ペースを上げるのは難しくなりました。
やはり最初のうちでないと難しいですね。
のぶぞ~選手とテールトゥノーズで予選をこなし終了のチェッカー。
1コーナー抜けた所でのぶぞ~選手が大きくガッツポーズ。
リーダーボードを確認すると car No. 5 が 1位です、のぶぞ~選手ポールポジションでした… 残念、届かず。

予選は2位でした。
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ベストタイム   = 1,04.395
トップスピード = 184.4km
デトカン    = 16


タイムは最終周回に 1,4.395 でした。
やはり前半に5秒台までしか上げられなかったのが後を引いてしまいました。

これまでの nao を考えれば予選2位、フロントローはかなりの好位置ですが、狙っていたのはポールですから嬉しさ半分、残念さ半分って所が正直な感想です。
見せ場は予選のみ、決勝になれば予選で三味線弾いていた mcfajエキパーのライダーが牙を剥いて来るのは明白です。


予選ではエンジンの状態は悪くはありません。
キャブも見越したセッティングでほぼ正解だったようです。

案の定と言うか、予選終わってガレージ戻ってみれば、今回チャンピオン決定が掛かっている win-jack 山Gさんが顔面蒼白です。
胃薬持ってない?って…昨晩飲みすぎですよ~ 今思えばここで胃薬じゃなくて毒薬でも与えておくべきだったのか(笑)

決勝へ向けてはガソリンを補給して各部見直し、気温はこれから上るでしょうからキャブは暖気場で判断しましょう。

しかし、予選結果表を受け取ってビックリ、ガレージが大騒ぎです。
そりゃ nao の予選2位なんてかすむくらいの大騒ぎ、一体何が起こってるんだ!?皆さん半分パニックです…

ほしけんパパ予選4位。

なぜこの男がこの位置に!?失礼ながら全く予想外でした。
nao の予選2位が吹っ飛ぶくらいの大番狂わせですね、皆さ~ん、一応 nao の存在も忘れないでね…




さて時間はあっと言う間に過ぎて決勝です。

11:12 決勝。


もうね、上がり症の nao にはウェイティングエリアの待ち時間は耐え切れません。
足は震えるし手は冷たくなるし視界もたまに黒くなりますし耳鳴りも凄いです。

予選2位。

そして今回は入賞2位。

表彰台は3位。

昨日3秒台に突入。

全ての条件を客観的に分析すると、表彰台が狙えるんじゃないでしょうか?いやいや、後ろにいる剣士殿やイシカワさん辺りはどう考えても予選で三味線弾きまくってますから、そんなに甘くないでしょう。
まして直後には何だか解らないけどほしけんパパも居ます… パパのバイクが遅いのは明白な事実なので、それでこのタイムを出すというのは恐ろしく鋭い突っ込みとコーナリングの筈、前に出られると抜くのが大変厄介そうです。

今にして思えばこの段階で、スタートだ、スタートで飲まれたら全部パーだ、スタート、スタート…と完全に呪いに掛けられたように呪文のように繰り返していました、もう冷静さゼロ。

これがこの後とんでもない事件を招くとは…


グリッド整列して選手紹介、予選2位、フロントロー、恐ろしいプレッシャーを感じます。
一人だと絶対押し掛け出来ない程膝が笑ってます、ogawa634 さん、スタート補助宜しくお願いします。
開幕の筑波ではあわやエンジン始動不能でピットスタートでしたから。。。
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ウォームアップを終えグリッド整列。

もうね、この段階でプレッシャー負け寸前でした、いや負けてたんでしょう。


スタートだ、スタートに全てが掛かってる、ホールショットを取り後続を3秒ペースで引き離すのだ!
その為にはスタートだ、すたーと… すたー…

もう耳は聞こえず頭は真っ白、手足は震え視界も暗くなって行きました。

レッドフラッグ退去。


レッドシグナルが消えたらスタート。



レッドシグナルが消えたら…




レッドシグナルが…





レッドシグナルが… レッドシグナル… レッド…





いざスタート!

1コーナー行くまで誰も襲い掛かって来ません、抜群のスタート!?

1コーナーを抜けて一瞬リアが滑りますが怯む事無くモロ全開!行け!!
1コーナーを抜けS字へ到達する時点でこの差。

見よ!このスーパーホールショット!!
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そのまま攻めの姿勢を崩さず最終コーナー、しかし赤旗掲示!!
どうやら第一ヘアピンでクラッシュ車両からオイル漏れがありリスタートになるようです。

なんだよ~、折角のスーパーホールショットが大無しじゃんか~って思ったら、なにやらピットがざわついてますよ?

知り合い関係だけでなく、全ての観衆が nao を見ていますよ?

直後に何やってんだよ~!!と観衆から叫び声が?

ogawa634 さんがコースサイドにやって来てくれてピットロードから大声で教えてくれてます。

nao 君!赤が消えたらスタートだよ!フライング!!


え?  え?  ええ!!??









記憶を紐解いて見ましょう…









赤は消えました、いや見えなくなりました、って言うかそう言えば目の前真っ暗で何も見えなくなってたかも…











もしかして、ワタクシ赤が点灯でスタートしてましたか(汗)





大変失礼しました… 参加者の皆さん本当に申し訳ありませんでした。
余りのプレッシャーに完全に負けてしまっていました。
深く反省したいと思います…