SHIFT UP INDICATOR の試作1号機が完成しました。


先日作り上げた基板に修正を加えて、チェック。
パルスの入力にそれぞれ別の電源を接続して、パルスっぽいのを作り出して回路が動作する事を机上で確認。
こんなやり方アリなのか良く解りませんが… 素人恐るべしって事で許してもらいます。

さて、いよいよ実装チェックです。

最初は TZ に付けて、山奥にでも行ってエンジン回そうかとも思ったのですが… そう言えば、我が家には TZ 以外にも稼動するヤマハエンジンあるじゃん!

そう、先日修理した
ジョグに取り付けて実験!
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まずはジョグのカウル類を剥いで、イグニッションコイルとピックアップコイルを探します。

エンジン始動してそれぞれのシグナルチェック。
オシロスコープは無いので、テスターだけですが。

ピックアップコイルは AC で 10V 前後が最大のパルスみたいです。
イグニッションコイルの一次側はおよそ DC 3V 程度が最大値。

ふむふむ… これならイグニッションでパルス取れそうですね。


イグニッションに回転数採取の線を繋いで、各種設定を済ませたら実験です。
あまり高い回転数は近所迷惑なので、3000RPM で点灯に設定。

残念ながらジョグにはタコメーターが無いので、正確な回転数は不明ですが、まずはアイドリング。
およそ 1000RPM くらい?
インジケーターの 7セグ LED は回転数の 1000の桁をリアルタイムで表しているはずなので、ほぼ合っていると思われます。
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次はいよいよ回転をチョットずつ上げて… エンジン音の感じで大体3000RPM? って位で 7セグ LED ディスプレイを確認、3000RPM で光りました。
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これでいよいよ TZ に乗せて実験する目処が立ちました!一安心です。

基板が出来たらケースを製作。

試作機はトラブルの際にも配線が追い易い様に大き目の基板に部品をゆったり配置しています。
なのでちょっとケースも大きめ。

タカチの YM-90 というアルミケースで、90mmX60mmX20mm というサイズです。

小さく作れば、この 2/3 くらいの大きさで纏まりそうですが、作るの大変だしトラブッた時にシグナルを追いかけるのが大変なのでこの大きさです。
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ケースの上蓋から飛び出した設定操作ボタンを誤操作すると行けないので、スイッチガードも作り、テプラでちょっと色気出してお化粧(笑)




完成です!!
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TZ への実装と実走による最終確認は新年になりますね。
うまく動くと嬉しいのですが… 世の中そんなに甘くないであろう事はこれまでの経験で良く解っております… らっぷ君も最初に安定稼動させるまで物凄い苦労しましたから。

動作確認出来たら、現在空いているチャンネルにパワージェットコントローラーも設定します。

そうすれば今現在使っているパワージェットコントローラーを外す事が出来るので、重量増加も最低限で済みます。

とりあえず、1号機の構造で心臓部は行けそうなので、試作2号機の製作に入ります。
2号機は回転シグナル(パルス)の取り方をフォトカプラで行う仕様で組み立てます。

うまく動いたら3号機からは小型化しようかな…