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JOG(3KJ) を修理してました。


実は nao はヤマハのスクーター、ジョグを持っています。
年式は確か 89年?メットインになって最初の型です。

この JOG ですが、どこだかのボアアップキットで 60cc くらいにしてあります。
理由は黄色ナンバーで第二種原付にしたかったからです。
やはり 30km 制限の一種原付じゃ不便ですよね。

あとはあまりにも底付きと突き上げが酷いんで、リアサスを take-1 のサスに換えました。
あまり換えても突き上げは変わらなかったのですが…ギャップに乗ると背骨と胃のあたりが痛いです。

その他は全てノーマル。
ベルトだけ痛んで換えた時に強化ベルトにしてあったかな?
ディスクブレーキが欲しいですね、フロントはドラムブレーキです。


この JOG ですが、元気に走っていたかと言うと… 実はここ数年は不動車でした。

いつだかちょっと乗らない時があって、暫くぶりに乗ってみると暫く走るとガス欠症状を起こすようになってしまって、キャブを洗うか何かしないと駄目だな~と思ったのですが忙しいやらメンドクサイやらでほったらかし。
そして今日に至るって所でして…


今日は暖かいし、シーズンオフだし、やるなら今か!?って事で修理開始です。


まずはカバー類を後ろ側全部取り外し。
これが大変です、もう色々と手順忘れてしまって物凄く時間掛かってしまいました。

ガソリンは思った程劣化していなかったのですが、全部抜き取って RS のタンクに残っていたガソリンと交換。

キャブを開けて見ても思った程酷くはありません。

キャブ洗浄して組み付けていたらキャブトップのネジ穴が抜けちゃいました… 急遽ヘリサート加工です。
へリサート持ってて良かった~

一通りキャブ回りの確認が終わって、この程度ではガス欠起す程じゃないよな?と。

次なる疑惑の矛先は燃料コックへ…
ジョグは負圧式燃料コックなので、テストが容易じゃなくて(以前負圧パイプを口で吸ったら意識が遠のいた事があるので、その方法は以後止めてます)とりあえず分解。

そしたら… なにやら糸クズのような物が沢山出てきました。
燃料コックは小さい穴とダイヤフラムで構成されていて、さらにその経路にフィルターまであるのでそこが詰まっていたようです。

全部掃除して組み立てようとしたら燃料コックの O-リングが崩壊しました… そりゃ約20年ですもんね。
とりあえず応急処置でシール材処置。
組み立て後、注射器で負圧を作ってやってガソリンの通過チェック、ok! 問題無し。

キャブを取り付けて確認中に、キャブとエンジンを繋ぐインシュレーターが割れているのを見つけました… これじゃ振動で広がったりすると2次エア吸い放題です。
やはりゴム部品はアチコチ死んでしまっていますね。

とりあえずテストだけはしたいんで、組み立ててエンジン始動。

無事に始動しました!
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暫くエンジンかけてほったらかして見ましたが、ガス欠する事も無いようです。
修理第一弾は完了かな?

修理第二弾として、今回ぶっ壊した燃料コックとインシュレーター買って来なきゃ… って、20年前の部品まだ入手出来るのかなあ??