イメージ 1

RS で筑波を走って来ました。


筑波を走るのは3月に TZ で走って以来で、RS で走るのは実に去年の mcfaj 最終戦以来でした。

実は筑波は RS に乗ってから乗りにくいしタイム出ないし筑波マイスターの皆さんに邪魔者扱いされるので超大嫌いになっていたのもあり、今回も直前まで胃が痛くてたまらん状態でした…


前日に家を出たときには例によって超大雨。

朝には止んだのですが、路面はウェットからドライへ… どうか!?って状態。
イメージ 2


こんな天気なのもあり、幸いにもコースは空く事になり、恐怖でビビリまくっている nao には天の助けのようでした(笑)

朝、先ずは前日雨で全く出来なかった RS の組み立てからです。
イメージ 3
外していたキルスイッチを取り付け、100lap メモリーのストップウォッチを組み込み。
相変わらずメーター回りはクリアランスが㍉単位でギリギリなので、時計の配置に苦戦しました。



さて、1本目。

路面は8,9割方ドライ。
nao 的にはもうドライという認識です。
さかいさん達に言わせると入り口が湿っているので思い切って突っ込めない…との事ですが、普段からビビリブレーキングの nao には殆ど影響ありません(笑)

キャブですが、前回の富士あたりからそうだったのですが、いくらでもメインジェットが絞れてしまう状態です。
しかし、あまりにもかけ離れたセッティングではありえないので、過去のデーターに合わせてセット。
後に気付いたのですがエンデュランスのリードバルブを使い出してからこの症状が出ています。
リードの特性なのでしょうか?空吹かしで惑わされないように注意しないといけませんね。
結果として実走では良い感じに出ていたので、今後も要注意です。

コースイン。
久し振りのコースに乗り方を殆ど忘れています。
おまけに体がガチガチで乗るだけで精一杯。
状況分析も何もあった物ではありません、とにかく怖い!タイトターンの連続って苦手です。
兎に角、失った自信を取り戻すことに専念して周回をこなしますが、自分でも解るほどに突っ込めない、旋回できない、スピードを稼げない…
トップスピードも去年は 187km とか出ていたのに、181km しか出ていません。
第二ヘアピンをちゃんと走れないし最終へのアプローチも問題外だからそんな程度ですね。

なんて言うか、バイクはもっと速く走れるんですが、人間がそれを拒絶しているかのような状態です。
兎に角怖いんですね、こんな状態ですから30分終わってベストタイムは自分でも驚きの 15秒台…


我ながらあまりの才能にビックリです。



とりあえず1本乗って見て、インターバルで随分とリラックスする事が出来、色々と見直す事が出来ました。
ロガーのデーターもこんな状態では全く参考にならない。

あれ?リアサスのデーターなんか変だな…?? ハイ、ストロークセンサー壊れました。
オンかオフかしか示してくれません。
こんな時こそサスのデーターを拾いたかったのですが…

そんなこんなであっと言う間に出走時間が。



2本目はもう文句無しのドライ。

1本目はタイムが出ていなかった皆さんも軽く1秒台とか出てきそうです… 怖さ倍増。

しかしそうも言ってられません。
とりあえず10秒は切って走らないと大変マズイ。


さて時間も来たので出走しようとしたら事件発生。
ドライブスプロケットが外れました… ボルトが付いていません(汗)

スプロケ交換した時に、ちょっとトルクの掛かり方の手応えが不安だったのですが、トルク掛かったし良しとしたのですが、やっぱり何かの理由で締まっておらず緩んでしまったようです。

この部分、以前はネジロック剤が塗ってあったのですが(中古で買ったエンジン)マニュアルにもネジロックの指定は無いし、ロックワッシャーもあるので問題無いでしょうとロックタイト無しにしたのですが、ロックタイトのカスを取り除ききれていなかったのか、エンジンの前オーナーさんも同じ経験があってロックタイトを塗っていたのかいずれであったのかもしれません。

こんなのが走行中に外れたら死んでしまいます、要注意ですね。
とりあえずはボルト類を新品に交換し、ロックタイトを塗って使いますが、出来ればワイヤーロックが理想です。
ワイヤーロックが可能なドライブスプロケット、入手出来ないかな??何か効果的な対策を考えないと。

雌ネジ側に損傷がある可能性もあるので、ミッション側も要交換ですかね。
新品のシャフトとネジ類で組めば問題無いとは思うのですが、やはりワイヤーロック等の処置をしたいです。

そんな事件があって、走行時間に約10分食い込んで修理し 2本目コースイン。
残りは20分、いや15分ちょっとかな?って所です。

コースインして数周、適度なペースメーカーも見つけて順調に失っていた物を取り戻しつつあります。
途中で GP-mono や水色の TZ125 とも絡んで、邪魔をしつつペースもアップ。
最終的に 5秒台でほぼ RS でのベスト付近でのタイムとなりました。

まだまだネガだらけでとても攻める走りではありませんが、意外とあっさり5秒が出たのは驚きです。
去年5秒を出した時は死ぬ気で決勝気合100%でなんとかだったのですから…

あ!
そう言えばリアサスのリンクの組み間違い直してから初ですね、その辺の差だったのでしょうか?

まだもうちょっと走り込まないと解りませんね。
まだまだコース上にいるだけで精一杯で余裕がありません。
富士を走る時くらいの精神的余裕が出来ないとタイムどころではありませんね。

とりあえず無事に走れて文句も言われずホッとしました。