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HRCロガー対応のストロークセンサー完成。


ACTIVE SENSORS LTD 製の 150mm ストロークの LINEAR POSITION POTENSIOMETER 品番 CLP135A150への HRC ロガー対応化が完了しました。

オーナーさんと日程調整して本日納品。
実はちょっと作動には問題が残ってしまいました。

HRCロガーに使う際には 5KΩ以内程度の抵抗値をもつ 125mm までのストロークが理想です。

それであれば実ストロークとロガーのスケールをリニアに揃える事が出来ます。
今回の SENSOR は 6KΩ 150mm のストロークなので、ロガーのスケールと実ストロークのスケールには誤差が生じます。

これはロガーソフトの問題が深く絡んでくるので、ハードウェアで解決するには SENSOR 本体側の加工が必要になってきます。

今回は SENSOR 本体を加工するには破損等のリスクがあるので、本体側の加工は無しでインターフェースだけ作りました。
もちろん作動自体には問題が無いので、スケールに差がある事を本人が承知していればデーターの比較も問題ありません(他人から貰ったデーターとの比較は苦しいですが…)


製作途中で SENSOR 内部の抵抗線への電源ラインが断線しているのを見つけましたが、最初はインターフェースの製作をミスったかと思い、ちょっと回り道してしまいました… 中古品である以上は機器の導通チェックを済ませておくのは基本ですね、製品版だから本体は問題無いという前提は時として大失敗を招きます。
結局、インターフェースは問題無くて、本体の断線修理で復活。
インターフェースはアジャスタブルに作ったので、他の SENSOR への交換時にも調整して対応可能です。

ちなみに nao RS のは調整用のボリュームを装備していないので、SENSOR 本体が変わったり微調整が必要になったりしたら半田付けで抵抗を交換です… 作り直さなきゃとは思ってるんですがメンドクサイのでそのままです(笑)