RS125R のフォークトップは 32mm の2面幅ですが、高さが低い上にアルミなので結構気を使います。


今までは通常の 32mm ソケットで何とかギリギリ回していたのですけど、ソケット自体がフォークボルトに届くのがギリギリだしmソケット自体の座グリ(面取り)のせいでフォークトップへの接触が薄くかなりヒヤヒヤでした。
実際のかかり面は2mmも無いくらいなんですね、恐ろしい…
その昔 TZ250 ではナメた事あります。
実際のかかり面は2mmも無いくらいなんですね、恐ろしい…
その昔 TZ250 ではナメた事あります。
市販のディープソケットには座グリが無い、もしくは薄いと言ったような中々使えそうなのが無かったので思い切って工具を改造してしまいました。
素材となるのは ツールカンパニーストレートの 32mm ディープソケット
定価 \784 を創業際の特別セール20%割引で購入。
この程度なら改造ベースで失敗しても心理的ダメージは低いです。
KTC のディープを昔買おうと思った事あったのですけど、高くて買えませんでした。
ましてそんな高い工具を削るなんてとんでもない。
定価 \784 を創業際の特別セール20%割引で購入。
この程度なら改造ベースで失敗しても心理的ダメージは低いです。
KTC のディープを昔買おうと思った事あったのですけど、高くて買えませんでした。
ましてそんな高い工具を削るなんてとんでもない。
で、どうするかと言うと、方法は至って単純。
座グリが邪魔なら削って落としてしまおう! ってだけです。

座グリが邪魔なら削って落としてしまおう! ってだけです。

とは言え、工具は固く焼きも入っているので中々難しい。
それに全周囲均等に削らないと結局、掛かりが浅いという問題の解決策にはなりませんので注意が必要です。
旋盤があればなんて事ない作業なんでしょうけど、そんな物持ってるわけありません。
外注作業に出したらいくら掛かるか解らないので問題外です。
ではどうするか?
ディスクグラインダー(サンダー)で注意深く削るんです。
仕上げは手作業でヤスリがけとオイルストーンで。
それに全周囲均等に削らないと結局、掛かりが浅いという問題の解決策にはなりませんので注意が必要です。
旋盤があればなんて事ない作業なんでしょうけど、そんな物持ってるわけありません。
外注作業に出したらいくら掛かるか解らないので問題外です。
ではどうするか?
ディスクグラインダー(サンダー)で注意深く削るんです。
仕上げは手作業でヤスリがけとオイルストーンで。
勿論焼き戻したりしたら勿体無いんで、ちょっとづつ休み休みに、その都度平面が出ているか確認しながら削って行きます。
約1時間、確認しては削りを繰り返して完成です。
座グリ分周囲を削り落として無事にフォークトップボルトの全面に工具が掛かるようになりました。


座グリ分周囲を削り落として無事にフォークトップボルトの全面に工具が掛かるようになりました。


実際に試して見ると良い感じです。
これで安心して力掛けられそうです。


これで安心して力掛けられそうです。


余談ですが、どうも jis か何か解りませんが、規格と言うか決まり事でソケットレンチには座グリを付けなければならないそうです。
メガネレンチ等はこの規格は適用外のようです。
特に台湾や中国ではそうした規格を通っていないとマズイらしくて、大概の安物ソケットには”そりゃやりすぎだろ!?”ってくらい深い座グリの物もありますね。
でも座グリがあるとマズイ場合は今回のように多々あるので規格を無視した座グリ無しソケットレンチも販売して欲しい所です。
メガネレンチ等はこの規格は適用外のようです。
特に台湾や中国ではそうした規格を通っていないとマズイらしくて、大概の安物ソケットには”そりゃやりすぎだろ!?”ってくらい深い座グリの物もありますね。
でも座グリがあるとマズイ場合は今回のように多々あるので規格を無視した座グリ無しソケットレンチも販売して欲しい所です。