もじばけさんにグローブを改造していただきました。

nao は怪我した後遺症で左手小指は一杯に開く事が出来ずでバイクに乗る為には、クラッチレバー操作をゴムで指を引っ張ってゴムの力で開く事が必要になってしまっていました。
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当初、このグローブを思いつくまではどうやって乗ればいいかさんざん悩んだのですが、昔GPライダーの上田昇が上腕を怪我した際に指を開く事が出来ず、ゴムを仕込んだグローブを使っていたのを思い出し、”これだ!!”と思ったモノの、そういったカスタムグローブを製作してくれる所が無く、結果として入手不能でそこが思いもしなかった壁でした。

メーカーのクシタニも改造には応じてくれず…ネットや電話をフルに使って色々当たったけど業者さんは見つからず、仕方ないので嫁さんにお願いして強引に外付けでゴムを仕込んでもらい今まで使っていました。
これはこれで機能を果たしているのでいいのですけど、車検ではいちいち説明が必要だし(落ちませんでしたけど)、軽い転倒でもゴムが路面に当たれば即切れてしまうでしょう。
そうなるともう nao はレバー操作が出来ないので以上終了となってしまいます…
幸いにも mcfaj 富士の前日で転倒した際には左手から落ちなかったようでゴムは切れなかったから良かったようなものの、そういったリスクは常に背負っていました。

スペアも同じようにゴム外付けしかないのかな… と思っていましたが、この度ブログをリンクさせていただいているもじばけさんに改造して頂く事が出来ました。
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もじばけさんは以前はツナギ屋さんを営んでいた経験もあり、グローブの改造が出来るとの事でお願いしていたのです。
それを昨日受け取りました。
出来はさすがにプロの仕事、ケブラーを一度剥がしてその下にゴムを仕込んでくれました。
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これなら見た目もノーマルだし安心です。
早速テストして見ました、テストには丁度もじばけさんのRSがあったので、クラッチ操作させてもらいます…問題無し!実際に使ってみるのが楽しみです。
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もちろん握る方向にも問題無し、完全に握れていないのはグローブのせいでなくて怪我の後遺症で拳を握りきれないだけです。
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で…もしこれで問題が無ければ(平気だと思いますけど)嫁さんに作ってもらったグローブも同じようにもじばけさんに改造してもらおうかな…と。
同じモデルなので同じように作業してもらえばいいと思うのですけど、こっちは汚いんですよねえ…しかも2月に開放骨折した時のグローブなので、多分内側は血が残っているかと。

とにかく、予想以上に良く出来た改造です、手に障害を持ってしまった自分にはこの上無いアイテムです、おかげでレーサーに乗る事が出来ます!
今後も宜しくお願いしますもじばけさん。

しかし… 自分のように手を開けなくなった人はどうやってレーサー乗ってるんだろう??あまりこういう障害が残る人はいないのかな?
ちなみに町乗りバイクとかでしたら手首を捻る様に小指側を浮かせればレバーを跨ぐ事が出来るのでなんとか乗れますが、レーサーだとそうも言っていられません、左コーナーでは結構一杯一杯なのですよね。
そう言えばゴム無しグローブで押しがけしていたらクラッチ切れなくなって困る事数回…ゴム付き軍手も必要かなあ??