昨夜やり残したタイヤのエア圧の調整を済ませ、書類を用意し装具を点検し、マシンの最終チェックを済ませた頃には受付の時間になりました。
人手があれば受付とミーティングにはピットクルーに行ってもらう所ですが、残念ながらこの段階では一人です。
幸いにも自転車を持っていっていたので機動性は優れていました。
受付を済ませ、発信機の受け取りをし戻って来た頃には車検が始まります。
しかし車検後すぐに予選が始まる事もあり、一人で全装備着込んだ上でマシンと発電機&ウォーマー持ってパドックに行くのは時間的にも体力的にも殆ど不可能。
ガレージでウォーマーをかけ時間ギリギリでスタート前チェックを目指し車検は朝一クラスの特権で予選後車検に切り替えます。
今日予定されていたお手伝いさんが事情で到着が遅れるとの事で、作戦変更で上記のような方法に急遽変更。
でもこれだともし予選で転ぶと修復して車検してになるのでかなり難しいです、なので出来れば前車検で済ませたかったのですが一人でこなす以上仕方ありません。
ミーティングには遅れてやってきたお手伝いさんに行って頂き時間一杯、スタ前チェックを目指します。
人手があれば受付とミーティングにはピットクルーに行ってもらう所ですが、残念ながらこの段階では一人です。
幸いにも自転車を持っていっていたので機動性は優れていました。
受付を済ませ、発信機の受け取りをし戻って来た頃には車検が始まります。
しかし車検後すぐに予選が始まる事もあり、一人で全装備着込んだ上でマシンと発電機&ウォーマー持ってパドックに行くのは時間的にも体力的にも殆ど不可能。
ガレージでウォーマーをかけ時間ギリギリでスタート前チェックを目指し車検は朝一クラスの特権で予選後車検に切り替えます。
今日予定されていたお手伝いさんが事情で到着が遅れるとの事で、作戦変更で上記のような方法に急遽変更。
でもこれだともし予選で転ぶと修復して車検してになるのでかなり難しいです、なので出来れば前車検で済ませたかったのですが一人でこなす以上仕方ありません。
ミーティングには遅れてやってきたお手伝いさんに行って頂き時間一杯、スタ前チェックを目指します。
スタ前チェックを済ませ、持参してきた貴重品を同じ N125 の松田選手のピットクルーの方に預かってもらいます。(首から貴重品一式下げているの忘れてました)さらに自分のタイム計測器の発信機のスイッチを入れて頂きました。
松田選手のクルーの方には大変お世話になりました、ありがとうございました。
松田選手のクルーの方には大変お世話になりました、ありがとうございました。
いよいよ10分間の予選開始。
自分は1周目から飛ばせるだけ飛ばさないとリズムをつかめない性質なので、ゆっくりタイヤを暖めコースを探っている選手をかわして全力疾走で走ります。
昨日選択した C のフロントタイヤは中々いい感じです、しっかりとバイクが出口を向くようになり跳ねも殆ど感じません。
カーボンリードも1枚羽で正解、ただちょっとキャブが濃いようでコーナーのクリップ付近でボコ付いて開け難い状態でした。
中々ペースを掴む事が出来ず、気ばかり焦りながら周回するもタイムは6秒台で一向に5秒に入る気がしません。
そのうちミスを連発するようになり結局、タイムは 1'6.389 で予選総合 11位(クラス3位)となりました。
予選終了後車検を済ませます、特に指摘事項無しで無事通過、ホッとしました。
自分は1周目から飛ばせるだけ飛ばさないとリズムをつかめない性質なので、ゆっくりタイヤを暖めコースを探っている選手をかわして全力疾走で走ります。
昨日選択した C のフロントタイヤは中々いい感じです、しっかりとバイクが出口を向くようになり跳ねも殆ど感じません。
カーボンリードも1枚羽で正解、ただちょっとキャブが濃いようでコーナーのクリップ付近でボコ付いて開け難い状態でした。
中々ペースを掴む事が出来ず、気ばかり焦りながら周回するもタイムは6秒台で一向に5秒に入る気がしません。
そのうちミスを連発するようになり結局、タイムは 1'6.389 で予選総合 11位(クラス3位)となりました。
予選終了後車検を済ませます、特に指摘事項無しで無事通過、ホッとしました。
この予選結果には納得が行かずショックが大きかったです。
せめて予選では5秒台は記録したい所でした。
反省と原因分析、対策を考えます。
結局はクリップ付近のボコ付きがアクセルコントロールを難しくし、TZ の利点を打ち消してしまっていると判断しました。
デトカンも9周で5カウントしかしておらず絞る余地があります。
決勝の準備を早々に済ませちょっと時間をかけてキャブセットを煮詰めます。
いい感じの所が見つかりセット完了した頃には決勝のスタ前チェックの時間になりました。
それにしても今日も暑い!気温は35度です、湿度は60%あります。
この猛暑の中バイクを押してスタ前チェックに行くのはかなりの地獄です。
バイクをクルーに押してもらっている姿が猛烈うらやましかった… ま、無いものねだりは仕方無いので黙々と押してスタ前チェック場に到着。先に運んで置いた発電機とウォーマーを始動します。そして時間となりコースイン。
せめて予選では5秒台は記録したい所でした。
反省と原因分析、対策を考えます。
結局はクリップ付近のボコ付きがアクセルコントロールを難しくし、TZ の利点を打ち消してしまっていると判断しました。
デトカンも9周で5カウントしかしておらず絞る余地があります。
決勝の準備を早々に済ませちょっと時間をかけてキャブセットを煮詰めます。
いい感じの所が見つかりセット完了した頃には決勝のスタ前チェックの時間になりました。
それにしても今日も暑い!気温は35度です、湿度は60%あります。
この猛暑の中バイクを押してスタ前チェックに行くのはかなりの地獄です。
バイクをクルーに押してもらっている姿が猛烈うらやましかった… ま、無いものねだりは仕方無いので黙々と押してスタ前チェック場に到着。先に運んで置いた発電機とウォーマーを始動します。そして時間となりコースイン。
実はこの直後大事件が発生します。
選手紹介が終わりエンジンスタートのプラカードが掲示。無事エンジンもかかり1周のウォームアップラップが始まります。
1コーナーまでの間に何人もの選手が nao を見て通過していきます。
ん?何かが左肩でパタパタと… うげ!!直射日光除けに首にタオル置いてたの忘れてた!!
吹き飛ぶ前に急いで回収。
手に持ったはいいけどこれはもうウォームアップラップ、この直後にスタートです。
どうする!?どうするこのタオル!??
かなりパニクリます。
ピットに入ればピットスタートになってしまう、コースに捨てるわけには行かない、持ってるなんてもっての他!!
さあどうする??!!
とっさに目に飛び込んだのはスクリーンとタコメーターの隙間!
ここだ!!ココしか無い!!との判断でその僅かな隙間にタオルを押し込み、外れる事が無いか全力疾走してみます。
…よし!!行ける!大丈夫だ!そのままグリッドに整列。
ところがレッドフラッグが中々退去しません。
シグナルタワーでは nao を指差しなにやらゴソゴソ相談してます… そしてオフィシャルが一人こっちに猛ダッシュ… ダメか…タオルのせいでピットスタートか?精一杯のボディアクションでシグナルタワーに問題無い事をアピールします。
すると…こっちにダッシュしていたオフィシャルが止まり無線で話始めて引き返して行きます。
お?いいの??スタート出来るの??と思うと直後にレッドフラッグ退去。
ええ!?まだ心の準備が出来ていないのにという状態の中レッドシグナルが消えてスタート!
完全にミスります。
1コーナーに飛び込んだ時には殆ど最後尾くらいまでポジションを下げてしまっていました。
ここから先の1周は実ははっきり覚えていません。
僅かな記憶であるのは1コーナーのアウト一杯を走り数台のマシンをパス。
S字もライン一本分くらい第一ヘアピンよりを走り数台をパス
第一ヘアピン飛び込みでさらに数台抜いて集団がバラけて落ち着いた頃には目の前には
N125 の #31南里選手と E125 #13岡本選手、#4木村選手、#11瀬川選手がいました。
暫くこの集団で走り、何周目かの第二ヘアピン飛び込みと最終コーナーの飛び込みで #13岡本選手、#4木村選手を抜き、目の前には #11瀬川選手と #31 南里選手になります。
残念ながらそれより前は遠くに行ってしまい現状ではこの二人がターゲットです。
ここでようやく余裕が生まれ、残りの周回数を見ようとオンボードの計測器を見たら…動いていない?
ああ!そうだ、さっきのタオル事件のゴタゴタでスイッチ入れるの忘れた!!いったいあと何周だ??
もう仕方ありません、あとはやれる事をやるだけです。
前を行く瀬川選手はキットのスクエアエンジンラム圧TZ さすがに速いですが今の nao TZ は快調でコーナーの脱出ではむしろ追いつく状態です。
さすがにストレートに出て4速から上になると前を行く南里選手と瀬川選手のマシンは離れてしまいますが最終で取り返して1コーナーに向かいインフィールドで瀬川選手をつつく展開です。
そうこうしているうちにマシントラブルにより瀬川選手ピットイン/リタイヤ。
ちょっとビックリしましたが残りは目の前の#31南里選手だけです。
間に居た瀬川選手がいなくなり南里選手にグッと追いつきます。
1コーナーの飛び込みでは狙える所まで接近しラインを内側にずらして勝負しますが抜き去るまでには至りません。
この#31なかなかストレートが速くて第二ヘアピン脱出直後は差が詰まる物のストレート後半から最終までの間では追いつきません。
最終コーナーを抜け1コーナーまでの間に詰まる差が最も大きいので数回勝負に出ますがあと一歩が届きません!!
もうこのあたりで、この #31 が N125 のトップである事は察しが付いていました。
この南里選手さえ抜けば、悲願の1位のトロフィーが手に入ります。
否応無く闘志全開です。
しかし自分の直後には #25松田選手も僅かな差で付いてきていて油断は出来ません。
まして相手にしているのは RS 、ストレートでは明らかに不利です。
しかしどんなに頑張っても展開は変らず、抜きどころが見つけられません。
逆に後ろから見ていて詰まる所、離れる所を考えると一度自分が前に出てしまえばまず抜かれる事は無いでしょう。
今になってスタートの大失敗が悔やまれます。
恐らくは残り2,3周、どうする?このまま2位は絶対嫌だ!今日こそ1位のトロフィーを貰って万年2位を返上してやる!と色々な方法で仕掛けを試みますが結局は無茶をしていただけになり差が広がってしまいました。
ちょっとすぐには届きそうに無い距離が開いてしまい、ふと後続が気になります。
恐らくは #25松田選手か #12岡本選手、#4木村選手が付いて来ている筈。
しかし後ろを振り向いたら集中力が切れてしまいかねません。
あとは自分のベストを尽くして残りの周回数を走るだけです。
第二ヘアピンの脱出時に、自分と入れ替わりで第二ヘアピンに飛び込むマシンが3台見えました。
恐らくはこの集団だ!と気づきました。
目の前の南里選手とは一度開いてしまった差がなかなか詰まりません。
必死に南里選手を追いかけて抜けた最終コーナー、シグナルタワーでチェッカーフラッグが振られているのが見えました…終わりました。
クールダウンラップで岡本選手、木村選手がバイザー越しに笑顔を見せながら挨拶してくれます。
ああ、終わったんだ…ほっとする瞬間です。
手を振ってくれるコーナーポストのオフィシャルに精一杯の挨拶をして1周回りコースアウト。
オフィシャルから表彰台に行くように告げられました。
結果はベストタイム 1'4.958 で総合8位のクラス2位でした。
残念ながらまたも勝利には届きませんでした。
今回も2位のトロフィーです。
去年は復帰直後であり嬉しさで一杯でしたが、今年は終始クラス1位が見えていながら、数回に渡ってアタックをしたにも関わらず抜けなかった事実に悔しさが止まりませんでした。
レースに”たら・れば”が御法度なのは勿論承知していますが、もしもタオルに最初から気づいていれば自分は体重が軽いのでまずスタートでは負けません、もう少し違った展開があったかもしれません。
とは言え、これは全部自分のミスですから当然の結果なのでしょう。
そうそう簡単には勝てませんね…今回は反省と勉強の多い参戦でした。
次回の富士には RS で参戦予定です。
いつもの事ですが、次こそは1位のトロフィーを持って帰りたいところです。
今回も2位のトロフィーです。
去年は復帰直後であり嬉しさで一杯でしたが、今年は終始クラス1位が見えていながら、数回に渡ってアタックをしたにも関わらず抜けなかった事実に悔しさが止まりませんでした。
レースに”たら・れば”が御法度なのは勿論承知していますが、もしもタオルに最初から気づいていれば自分は体重が軽いのでまずスタートでは負けません、もう少し違った展開があったかもしれません。
とは言え、これは全部自分のミスですから当然の結果なのでしょう。
そうそう簡単には勝てませんね…今回は反省と勉強の多い参戦でした。
次回の富士には RS で参戦予定です。
いつもの事ですが、次こそは1位のトロフィーを持って帰りたいところです。
最後になりましたが、今回お手伝い頂いた mosa3 さんに心より感謝と御礼を申し上げます。
お陰様で無事にレースを終える事が出来ました。
お陰様で無事にレースを終える事が出来ました。