今日は『余命一ヶ月の花嫁』という特番がやってました。
長島千恵サンというわずか24歳の女性が乳がんと宣告されてから最期のときまでを追ったドキュメンタリーです。
↑彼女です。
周りにたくさんの友達がいて、最期まで付き添ってくれる彼がいて。。きっと幸せだったんだろうなって思った。
でも、だからこそもっと生きたかったんだろうな。
お母さんもがんで亡くしている彼女はお父さんを置いて逝くのも悲しかったと思う。
この写真のウエディング姿。
正式な結婚式ではないけれど、友達がチャペルを探して、彼が指輪を用意して、サプライズで挙式という形を取ったそう。
余命1ヶ月と宣告されてから。
彼女にそれは知らされてないけれど、きっと、わかってたのかもしれない。
酸素ボンベをして、歩くのもしんどくて、車椅子で移動していた彼女が、ウエディングドレスを着せてもらって、すごくいきいきしてました。
やっぱり、女の子にとって人生で一番幸せな瞬間は誰でもすごく輝くものなのかもしれません。
寝たきりで、化粧もせず横たわる彼女の姿は、本当に苦しそうで、でも、最期の最期まで元気でいようとするその心の強さというか、言葉が話せなくなることと引き換えに体が楽になるモルヒネを打つことを拒み続ける芯の強さ。
体が楽になることよりも、皆と話すことを選んだのは、きっと、友達も千恵さんのいる明るい病室に足が向かうのを躊躇させないようにという彼女の優しさだったのではないかなと思います。
「明日が来ることは奇跡。それを知っているだけで日常は幸せなことばかり」
彼女の言葉です。
明日もどうなるかわからない病気を抱え、きっと、普通に生きている私たちにとっては当たり前のことなんだけど、彼女にとっては生きてるだけで幸せなんだな。
遺された彼(太郎さん)はお葬式後、「彼女ともっと話していたかった」と言っていました。
彼女のお父さんもそうだけど、きっと、覚悟はしてても、すごく辛いコトだよね。
後悔とか、自責とか、そんな想いでいっぱいなんだろうな。
太郎さんも、彼女のことをきっと想い続けるんだろうな・・・「生きてる人は死んだ人には勝てない」ってうちのお母さんも言ってたケド。
ん?お母さんにもそんな経験が・・・?
乳がんは女性の20人に一人の確率でかかるらしいです。
早期発見し、治る可能性が少しでもあるうちに治さないといけないね。
転移したらすごぉぉぉぉく、痛いんだもんね。
私はがんより、心臓が心配だけど・・・早く病院行ったほうがいいのかも。
気になったら病院に行くことをおすすめします。
千恵さんのご冥福をお祈りします。
