ごきげんさまです。

 

やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナーの

義永直巳です。

 

今日もお立ち寄りいただき

ありがとうございます。

 

今朝は久しぶりに鴨川へ

日の出前の鴨川は冷え込んでいました。

すっかり冬空です。







 

昨日、午後から京都芸術大学にて

日本芸能史の講義を受講



今週は「義太夫」でした。

義太夫とか長唄というのは

歌舞伎のバックミュージックのようなもので

私はお芝居や役者さんの動きに興味があるので

それほど演奏やその歌詞(語り)には

あまり興味がありませんでした。

 

今回の日本芸能史のテーマは

「大地母神信仰と芸能・芸道」ということで

今回の義太夫の講師は

女流義太夫の人間国宝、鶴澤津賀寿さんと

竹本京之助さん

名前は中性的で男性か女性か

聞いた感じでは分かりませんがお二人とも女性です。

 

女流義太夫というのも初めて聞きました。

歌舞伎や文楽は全て男性ばかりの芸能ですから

義太夫も同じように男性だけが

演じられるものだと思っていました。

女性がプロとして演奏されるのに

驚きました。

 

義太夫節というのは、

人形浄瑠璃の中で育った芸能だそうです。

歌舞伎でも、劇中の踊りや劇の演奏として

語りや三味線が演奏されますが、

女流義太夫は歌舞伎や人形浄瑠璃には

出られないため

語りと三味線だけで演じるそうです。

 

歌舞伎や人形浄瑠璃のように

人や人形がいない中で

屏風の前で肩衣を着て演奏する

というとてもシンプルなものです。

 

観客は語りと演奏だけで想像力を膨らませ

映像を好きなように描いていくことができる

 

そんな楽しみ方をするのだそうです。

 

それを聞いているだけでも

全てを削ぎ落とした中にある芸術

ということがわかります。

 

演奏の形態からすでに断捨離的です。

不要なものは全て省いて

語りと三味線方の二人だけで

物語を語ってゆくというものです。

 

そして、語りの人は全てを最大限「出す」

のだそうです。

感情や声やその時、自分が出せるものを

最大限、全て出し切る

のだそうです。

 

講師の津賀寿さんは

「やりたい放題です」

とおっしゃっていました。

 

本当に、感情や声を自分の好きなように

出すのだそうです。

 

私も文楽を観るようになって

人形を見ているのですが、

語りの太夫さんの声が気になって

つい、義太夫の語りの方を見ることがあります。

その時に目にするのは

太夫さんが汗をかきながらすごい表情で

声を出している姿

圧倒されそうになって

しばし、人形よりもそちらに

目が釘付けになることがしばしばあるのです。

 

やはり、出せるエネルギーマックスで

出しているので

それが観客にも伝わるのですね。

 

衣装は肩衣という衣装で

袴をはいていますが、

これは、帯を胸の下で締める

女性の着付けではなく

帯の位置が腹の下で結ぶ男装になっています。

これは、声を出すための工夫で

サラシの腹帯を、ちょうど臍下丹田のところで

しっかり締めているそうです。

丹田にエネルギーを集中させるため

とおっしゃっていました。

 

語りをする前には、

腹にさらしを巻く時に

その腹帯を拝んでから巻いているそうです。

そして、本を読む前に、

床本を拝んでから読み始めるそうです。

拝むことを「いただく」と言うそうです。

 

本の中に物語が詰まっているので

そのことをありがたくいただく

ということだそうです。

 

三味線方は太夫が物語を語るためには

なくてはならない相方

三味線方が合図を送り、

気を送っているのだそうです。

 

呼吸の合図は三味線の伴奏で決まる

ということです。

 

三味線は、言葉ではなく音でその状況を

描写していく役割があるそうです。

同じ音でも、音色で感情を表現をするそうです。

 

太夫と三味線方の息の合い方や

その日の気持ちで

同じ演目でも日によって違うと

おっしゃっていました。

まさにライブ(生き物)です。

 

昨日は講義だけでなく実習(?)もありました。

寿式三番叟の実演を見せていただき

「じゃあ、みんなで一緒にやりましょう」

(え?やるの?!)

ということで、

三味線の伴奏と太夫さんの語りに続いて

語りをしました。

 


息を目一杯吸って、止めて、

言葉に合わせて一気に吐き出す

全部吐き出したら、一度息を止めて

鼻から目一杯吸う。

そして、次の言葉で息を出しながら語る。

 

それの繰り返しです。

 

これを

 

それ 豊秋津洲(とよあきつす)の大日本

国常立(くにとこたち)の尊(みこと)より

天津神(あまつかみ)七世(ななよ)の後

地神(ちじん)の始め
天照大神(あまてらすおんがみ)

という言葉に合わせていくのですが、

呼吸も発声も一度に全身を総動員


発声も顔の筋肉を全て使って動かすという

そして、

だいに〜っぽ〜〜〜〜〜ん

の「ぽ〜〜〜ん」で

叫ぶ、出し切る、全部出す!

というのです。

 

あれが出し切れたら

さぞ気持ちが良いだろうと思いました。

 

「出す」という言葉を

何度聞いたことでしょう。

 

そして、語りの表現は

自分の思うままにやって良い

という、自主性を問われるものでした。

 

呼吸を使って出すということ

出し切ったら入ってくるということ

呼吸だけでなく感情も思い切り出すということ

三味線は太夫に合わせ

太夫の表現は自由だということ

 

義太夫って面白いな。

初めてその面白さを知りました。

 

これも断捨離を知っていたから

そんな見方ができたのかもしれません。

 

断捨離は自分の世界を広げてくれる

チャンネルを繋ぐものなのかもしれません。

 

そして、結局

大切なことは全てのことに共通している

ということに気づくのでした。

 

 

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