ごきげんさまです。
断捨離トレーナー・インターンの
よしながなおみです。
コロナ禍で貫いた環境づくり
昨日の関西学院大学での
断捨離提唱者やましたひでこ特別講義の中で
冒頭にひでこ師匠が学生さんたちに
私たち大人はあなたたちに
謝らなければならない。
それは、”コロナ自粛禍”の
犠牲にしてしまったから。
自粛によって、一体感の喪失、
分断という犠牲を
味わうことになった。
これは私たち大人の責任だと。
次の世代に何を残すのか
ということを考えさせられた。
コロナによって失われたものは大きい。
それは私の職場でも同じこと。
毎朝の検温、マスク着用、手指消毒の徹底
面接や家庭訪問、施設への訪問の制限
定期的な換気…
ここまでは、取り組んだけれど、
どうしても譲れなかったのが
事務所のパーテーションの設置
職員同士の机の間にパーテーションを
置くことを薦められたけれど、
それだけはどうしても固辞した。
というか、指示を無視した。
なぜか?
設置する意味がわからなかったから。
まず、
邪魔で目障り
見た目がごちゃつく
デスク周りが雑然とする
何よりも、
職員同士を分断する
という可能性があったから。
透明の板を一枚挟んだくらいで
分断というのは大袈裟に聞こえる
かもしれない。
けれど、隣の人、前の人との間に
その透明の薄い板が一枚
あるとないとでは大違い。
コロナ騒ぎが起こった当初、
どの事務所もパーテーションを
こぞって設置した。
出張に行くと、みんな
仕切られた透明の板の中で
仕事をしていた。
あの光景を自分の職場の事務所で
再現しようとは思わなかった。
職場でクラスターが起こったら
どうするのかと
結構なプレッシャーをかけられたけれど
全て、聞いて聞かぬふりをした。
この職場は私が守るしかないから。
それに、私はまがいなりにも保健師だ。
一応、感染症の知識はある。
上がスカスカのパーテーションを
設置したところで
飛沫がどれだけ防げるのか
という疑問しか湧かず
科学的な根拠は考えられない。
知り合いの医師に聞いてみたけれど
感染予防のエビデンスはないと言われた。
パフォーマンスだけでするには
あまりにもリスクが大きい。
職員の不安を増強し、
職員同士を分断するだけのアイテム
としか思えなかった。
職員の中には、
パーテーションを設置してほしいと
希望する職員もいたけれど、
そもそも、体調不良の職員は出勤させていない
その中で何を不安になる必要があるのか
と説得した。
職員同士の信頼関係も
損なわれそうになっていた。
そんな中でパーテーションを設置せずに
2年以上経過してみると、
職員同士のコミュニケーションや
信頼感は損なわれることなく
コロナ前と同じように、
普通に仕事をしている。
結局、うちの職場でクラスターが
起こることはなく
職員がコロナ陽性になったケースは
ほとんどが家庭内感染だった。
新型コロナのような脅威に曝されながらも
落ち着いて対応できたのは
断捨離のお陰だと思っている。
職場の環境は、
職場づくりのための肝だと思っている。
蔑ろにする訳にはいかない。
20代、30代前半の職員に
大切なことが伝わると良いなと思う。
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