出勤中。
バスの中。

まだ夏ではない…
しかし夏を思わせるこの太陽の力強さと、
それでいてまだまだ穏やかな気候。

あぁぁ。すごく気持ちいいです。

私はこの出勤タイムが大好きです。

無心で空気を感じ、
無心で音を感じ、
無心で声を感じ、
無心で景色を感じる…。


そんな時・・・。
『 あぁぁ!飛行機だ!』 
私は空駆け抜ける飛行機を見上げるのも大好きです。

光色に輝く眩い雲たちと、
永遠と広がる水色のデッかい空の狭間を、
堂々と一直線に飛んでいる。
一生懸命な感じがしてならないんです。


たった1日の中にも、その朝のひとときだけでも、
こんなにいろんな幸せを感じることが出来ます。
たくさんの気づきに心踊ります。

そして、
この 『 今 』 を進んでいる自分がいる事に、
感謝します。

さぁ!今日もいい事がありますように。
行って良かった。

『 行こか!? 行くまいか!? 』
迷ったけど・・・。  
あぁ!!行って良かった- 笑笑笑!!


人はみないつも、
空から降ってくる 『 ふたつ 』 の選択を目の前にして、そして、迷う。

それは
その日の小さな出来事の中の、その小さな結果をもたらすにしか過ぎない
その過程の一部かもしれないし、
人生の中の重要な分岐点だと考える
その過程の一部かもしれない。


でもね。 でも、たぶん。
その小さな選択が、あとあと、大きな大きな心の財産になる気がするんだぁ。
そこにはね。
高く積んだお金でも買えない・・・、『 何か 』 があると思うよ、きっと。


長い長い人生の中の、その1年の中の、そのたった1日の中の、
そのたったの・・・ たったの数時間。

この、いつも空から降ってくる
『 たったの 』 の 小さな時間。
その 『 ふたつ 』 の道の、どっちを選ぶか・・・・。
私は、その時いつも意識して心を静かに落ち着かせ、ゆっくり自分に問います。

『 あぁ、今日は止めてこう!』 では経験出来ないこと。
行かなかったことで、出会いそこねた人。
そんなのなんて モッタイナイ!!!

どうしても迷う時は、たとえ 『 とりあえず 』 でもいいと思います。


最後に、
『 いろいろあったけど、あぁぁ、何か良かったなぁ。』 って思える人生である
ために、この 『 今 』 を、大切に大切に生きてゆきたい。

空から降る選択の雫が、
優しく、素敵な 『 贈り物 』 であることに、気づいてほしい。。。


ランチ終わり 春と夏のつかの間のひととき 心も体も 何だかほどよく心地よい
いつのまにか桜も散り ひかりみどり色に輝く その木々が
そっと私に 思い出を 運ぶ

あぁぁ この香り・・・

“ 小学生の頃 毎日通った学校の帰り道の香りだ ”

登下校の道は 山々に囲まれ 小高い丘から遠くに見えるのは海 
その下に見える港には船がずらり そしてその船々が奏でるエンジンの音・・・

あぁぁ あの頃の香りだぁ・・・

『 香り 』

香りって 無意識のうちに ふと 『 思い出 』 を運んでくれる
その香りで その頃の光景 その時の想い その頃の自分の強さ、弱さ・・
まるで 懐かしいアルバムが心と頭に ふいと入って来たかのように
記憶が自然とよみがえる



その頃愛用していた香水の香りが フワッと私の前を過ぎった時
その頃好きだった人を思い出した 

その頃聴いていた音楽が たまたまスクリーンから聞こえてきた時
何かに悩んでいた自分の後姿を思い出した

そして今日の昼下がり
穏やかに ひかりみどり色に輝く並木道を歩いていた時

幼き頃の無邪気な自分 そして周りを囲む無邪気な友たち
その上に広がる得体の知れない大人たち 
大きく 偉大にも見え しかしどこかで 難しく事運びをしたがる大人たちに
多少の疑問を抱きつつ・・・

そして こうして自分が 今 その 『 大人 』 と呼ばれる歳になった
そして あの頃の自分を思い出した

無邪気に笑い 無邪気に思いをぶつけ
無邪気に泣いて 無邪気に信じた

今日 この香りを運んできてくれて来た風に  『 感謝 』 

偶然吹いた風じゃないような気がして・・・
今 この香りを 意識して 受け止めようと 
そこにそっと立ち止まり 少しの間 瞳を閉じた