本日、都立中&区立九段の合格発表日ですね。
合格された皆様おめでとうございます。
4月から新しい生活が始まります。
受検が終わりしばらくゆっくりしたくなりますが、
宿題などが出る学校も多いみたいですね。
入学時、スムーズに学校生活に入れますよう、
少しずつ、準備を始めてみて欲しいと思います。
さて、タイトルにはもう一つ「そして気になるあのこと・・・」
気になることと言えば、
九段中等の男女枠の撤廃です。
男女枠がなくなったことで、
応募時から、男女の人数の公表もありませんし、
合格した男女の比率もわかりません。
例年の入試データから推計して、
このくらいの男女比が予測されるだろうと学校側は準備をしていると思いますが、
実際は、蓋を開けてみないとわからないことです。
ここ数年、共学の学校入試で、募集人数に男女の枠があることはおかしいという風潮が高まり、
公立では全国的に、男女枠は撤廃の方向に進んでいます。
しかし、実際の学校環境では、性差で分けなくてはならないものがあり、
人数に対し、供給が間に合うのかという問題が生じますね。
例えば、トイレや更衣室です。
学校の施設に余裕があれば良いですが、すぐに準備が難しい部分です。
運営に支障が起こるほどの極端な人数の差が生じていないことを願うばかりですね。
都立中については、来年度から男女枠が撤廃になります。
そもそも、都立中については、合格者から辞退者が出ると、
繰上げは男女の枠を外し、得点の高い方から繰り上げていくシステムとなっていたため、
入学時における男女の人数に差が生じてきていたようです。
また、今年の九段の状況を見て、調整をすることができますから大きな混乱は生じないと思いますが、
都立中も区立九段も女子の応募が多い学校なので、今後学校がどのような変化をしていくのが気になりますね。
先日、某都立中の先生とお話しする機会がありましたので、
時間があるときにその時のことを書きたいと思います。