今井絵理子議員との不倫疑惑の神戸市議の架空請求疑惑ってのが出てきましたね。

否定はされているようですが、ホント、いつも議員なんかが疑惑の釈明をする時って、毎回腑に落ちない。

 

印刷物の実物がないから証明できないって、税金で、しかも100万単位で作ったものの証拠、というか、その実績を残しておかないなんて、それが本当で当たり前としていることならとんでもない。

 

普通、民間の会社でも、特にお金をかけたものはしっかり実績を今後も役立てられるように保存しておくのが当たり前。

もちろん、不正にお金を遣わないためにもね。

 

チラシのような印刷物なら、それこそ、保存しやすいものだし、さらに、市民、有権者に対して、どういうかたちで政策を伝えたかという実績の蓄積にもなって、そしてそれが伝え方として正しかったのか、税金を使ったものとしての対効果はどうだったのか、今後どう改善していく必要があるのかなどを検証するためにも、自分の政務のための資料としてだって必要なはず。

 

仮に、架空請求ではなく、本当にチラシを作ったのだとしても、保管もせずにそれっきりのものなど、毎年毎年の政務活動費を使うための目的で、有権者のために長い目で見た政策の実行などをしているとは、到底思えない。

 

そこらのサラリーマンだって実業家だって、いかに少ない経費で大きな利益や効果を挙げるかを当たり前に一生懸命考えるわけで、その時には過去の経緯や実績などを振り返る必要があるのだから、保存しておくことが大切なのはわかりきっているし、将来のためにも、今の実績を残すということも仕事のひとつとして行うのが当たり前。

 

実績の検証もせず、将来のことも考えないような仕事のやり方で、市民の役に立つ仕事が出来るのだろうかと甚だ疑問です。

 

不倫疑惑でたまたま出てきたけど、こんなのがゴロゴロいるのだろうと思ったら、うんざりさせられますね。