遅くなりましたが、詳しくネタバレしていきます。全部終わるまで、時間がかかると思いますが・・・。


ジュウォンママは、お願いだから、うちのジュウォンはダメよ・・・と、懇願します。そして、立ち上がり、ライムを責めるように言います。答えなさい!私は、お願いしているのよ!私はあなたにあなたのお父さんの命の償いをするって言ってるのよ。私がこうしてここに来てこうしているのは、こんなに貧乏で、汚いから諦めたのよ。(よく分かりませんが、逆ギレしています)最後まで、泣き続けていつもりなの?あなた何にもなくなって、捨てるの?お父さんの死を無駄にするつもり?うちのジュウォンを傷つけないように別れなさい!結論が出たのなら、お金を受け取りに来なさい!と言って、ライムの家を出て行きます。ライムは父さんと、何度も言いながら、号泣します。

ジュウォンは、アクションスクールに来ています。ライムに会いに来たジュウォンです。でも、ライムはいません。撮影は終わってなのかと、アクションスクールのメンバーに尋ねるジュウォン。撮影はしてないと、言うアクションスクールのメンバーです。ジュウォンは、ライムから、撮影の延長があったと聞いてたいようです。そんなことは聞いていないと言われてしまいます。ジュウォンは、何かおかしいと気がついたようです・・・。

ライムの家では、ずっと泣いているライムをアヨンが泣かないでと慰めています。そこに、ジュウォンがやって来てドアを叩きます。ライムは、アヨンに顔を洗ってくるから何も言わないでねと、念を押します。洗面所に行くライム。アヨンが玄関のドアをあけます。ジュウォンは、心配そうな顔をしてます。ライムは、ここにいますか?と、尋ねます。洗面所にいます。どぞう中に入ってと、アヨンはジュウォンにうちに上がるよう促します。するとライムが洗面所からタオルで顔を拭きながら出て来て、連絡もしないで、どうしたの?とジュウォンに尋ねます。ジュウォンは、撮影はどうだった?と、聞きます。お金を貰うだもの、ちゃんとやらないと。こんな時間にどうしたの?と、聞き返すライム。”お茶、一杯どう?”って、君が最初に言うことだろ?と言うジュウォン。アヨンが、失礼しました。緑茶いかがですか?と、いいます。ジュウォンは、コーヒーありますか?と言うと、アヨンがはいと、答えます。それならコーヒーではなく、果物はありますか?と、尋ねるジュウォン。アヨンは果物はありません・・・。と、答えます。ジュウォンは、それじゃ、それを。と言い、ライムを見て、何してる?買って来いと、言います。ライムは、どうしてここに無いものを探すのよ?と、言います。アヨンが私が買いに行くと、言いますが、ジュウォンはアヨンさんはここにいて。キム秘書のことで言うことがあるんですと、言います。アヨンは、キム秘書のこと?ライムは、果物は何?と聞きます。ジュウォンは、トロピカルフルーツと言います。ライムは果物を買いに家を出ます。

ジュウォンは、アヨンにキム秘書のことではなく、ライムのことです。デートの途中で、突然撮影をしなければならないと言って急いで行ってしまったんですが、撮影はなかったんです。アクションスクールからここに来たので。ライムはウソをついてどこに行っていたんですか?と、アヨンに尋ねます。アヨンは、さー、私が家に帰って来た時には、ライムは家にいましたからと、答えます。ジュウォンはそうは、思えないなと、言います。アヨンは、ただ、今日はライムのお父さんの命日なので・・・。命日なので、気分がよくなんです。と、答えます。ジュウォンは、そう言えって言われたんですか、ライムにと、言います。困った表情のアヨンです。ジュウォンは、近くの果物屋はどこですか?と、アヨンに尋ねます。

果物屋さんの前で、ライムは座り込み果物を選んでいますが、声を上げ泣きじゃくっています。その姿を見つめるジュウォン・・・。ジュウォンはライムにツカツカと近寄り、腕を掴んでライムを立たせます。驚くライム・・・。ジュウォンは、どうして泣いてるんだ?ウソをついて、何をして、泣いてるんだよ!撮影は、無かったんだろう。こんなに寒い中、道の真ん中で何で泣いてるんだよ!と、怒りながら尋ねます。続けてジュウォンは、母さんが来たのか?だから、こうなのか?答えないのか?母さんが来たんだな。そうだな。と言います。ライムは、違う、そうじゃない、そうじゃなくて、果物の値段が凄く上がっていて、無いも買えなくって。どうして、そんな高い果物を買えって言うのよ!と、泣きながら言います。ジュウォンは、泣くのをやめろ!と、怒鳴ります。そして、お前が泣いている顔がどのぐらい醜いか知ってるか?と、言って手袋を取り、ライムの涙を拭ってあげます。ジュウォンは、顔が凄く冷たくなってるぞ、バカだな。と、言って自分がしているマフラーをはずし、ライムに巻いて上げます。高いんだぞ。知ってるだろ。首に巻かれてマフラーがどのぐらい高いかいつも覚えておけよ。と言うジュウォン。自分の手袋をライムに付けてあげながら、果物は次に俺が買うから、家に帰れ。と言います。ライムは、涙を流しながら、ジュウォンを見つめています。ジュウォンは何も考えずに、寝るんだ。と、言います。ライムは、どこ行くの?と尋ねます。ジュウォンは、お前が話さないから、話をしてくれるもう一人に会いに行くよ。と言って立ち去ります。ライムは、止めてよ!違うんだから!お願い止めて!と、言いますが、止まらず行ってしまうジュウォンです。ライムはまた、泣き出してしまいます。

ジュウォンは、お母さんのうちに行きます。母の秘書に母がライムに会いに行ったかを尋ねますが、何も知りませんと答える秘書です。母に電話をかけても出ません。ジュウォンママは香港にいると言う秘書ですが、それなら何故あなたがここにいるのかと、問われ慌てています。ジュウォンは、俺のことをさけるなら、いい。俺は俺のしたいようにやるからと、伝えるように秘書にいいます。ちょっと声を大きくして、今聞いているなら、なおいい!と、言い家を出ます。すると、階段からジュウォンママ登場。ライムに24時間人を付けて監視するよう、秘書に言います。

オスカーはスルと会っています。ソンは韓国を離れるようです。オスカーは、俺が一緒にいた女の一人も、こんな風に逃げたことはなかったのに。と言うと、怒るスルです。オスカーはスルに、俺を許してくらないのか?もう一度やり直そうと言います。今度は上手くやって行く自信があると、言います。スルは、そうやって私にすがりなさい。いつでもすがり続けるなら、考えてみるわ。と答えます。オスカーは大喜びです。

ソンは、港に来ています。壁に貼ってあるオスカーのポスター見て、前に進もうとすると、オスカーが目の前に!オスカーは、どこに行くんだ?考えないで、逃げるなって頼んだじゃないか?でも、何で中国に行くのに船なんだ?ソンは、じゃ、タクシーに乗るのか?と言います。オスカーは、常識的に生きていけないのか?俺は、仁川空港に行っちゃったじゃないか!と言います。ソンは、もし俺が常識的に生きてたら、俺の音楽は、お前と同じになっちゃうだろ?俺のMP3返せよ。と言います。オスカーは、俺がMP3を返しに来たと思ってるのか?お前が取りに来いって行っただろ。あれは全部お前が書いた曲なんだ。もし俺が盗んで使ったらどうするつもりなんだ?と言います。ソンは、そんなことしないだろ。と言います。オスカーは、何で分かるんだ?と言いますが、ソンはそんな勇気なんてないさ。と答えます。怒るオスカーですが、ソンにもう一度契約を結ぶように言います。ソンは、嫌だと断りますが、オスカーは逃げるのは止めろ、何でだよ?と言い、ソンに契約をして、助けてくれるように頼みます。そうしたいのに、どうしてその気持ちを隠すんだ?俺はお前の曲が凄く好きなんだと、言うオスカー。MP3に入っている曲のタイトルはオスカーだから、俺にくれるたんだだろ?と言い、オスカーがMP3を見せると、ソンはそれを奪い、失せろ!もう船に乗る時間だと言います。オスカーは行こうとするソンを引き止め、俺に個人的に教えるのが嫌なのか?と言います。ソンは、俺、お前が嫌いなんだ。と言います。オスカーは、そんなソンにいつまでそんなこと続けてるつもりだ?俺がお前を縛り付けるからな。と、言ってソンを肩に担いで、無理矢理連れて行ってしまいます。

アクションスクールでは、ライムがトレーニング中・・・ジュウォンママに言われた言葉を思い出してしまいます(償いにいくらでお金をあげるから、ジュウォンと別れて・・・といった言葉です)。  

イム監督には、ジャクソン監督から電話が入ります。なんと、ライムがオーディションに合格し、「ダークブラッド」にキャスティングさることに しかし、イム監督は、ライムはオーディションを受けていないと言います(ジュウォンがしたことを知らないのです)。経緯を教えられるイム監督・・・。

早速イム監督は、ライムにオーディションに合格したことを伝えます。勿論、ライムもオーディションを受けていないのに?と言います。イム監督は、キムジュウォンに感謝するんだな。と言い、プライベートジェットを飛ばして、オーディションを行ったことをライムに教えます。ライムは、ジュウォンが俺を信じろ。奇跡を起こしてやるからと、言っていたことを思い出します。隣りで聞いていた先輩は、プライベートジェット?スケールが違うな。ジュウォンは男に興味はないのか?デートしたいななんて言ってます。イム監督は、ライムにおめでとう。と言います。ライムは、すぐ戻りますと言って、その場を離れます。イム監督は、ため息をついて去って行くライムを見つめています・・・。

ジュウォンは仕事中です。関係者を引き連れ、スターアベニューを歩いて、イベントの説明を受けています。その姿を、ライムは影から見つめています。すると、キム秘書がやって来て、電話です。大切な方からの電話なので、出てくださいと言い、携帯を渡します。電話の相手は、すぐ側にいるライムです。しかし、ライムはジュウォンに見つからないように話します。ジュウォンは、どこにいるんだ?さっき電話したんだぞ。と言うと、ライムは撮影中だったの。一日中撮影だから、電話に出なくても怒らないでね。と言います。ジュウォンは、またウソじゃないだろうな?横にいる誰かと、電話代われよ。と、言うと、ウソじゃないわと、答えるライムです。ライムは目に涙を溜めて話しています。続けてライムは、あんまり長く話せないけど、ちょっと電話する時間を作ったのよ。だから、簡単に用件を言うわね。あなたホントに奇跡を起こしたのよ。私、オーディションに合格したの。と、言うと、ジュウォンは、うれしそうに、そうなのか?合格したのか!思った通り、キルライムはかっこいいな!で、かっこいい女が俺の女なんだよなと言い喜びます。 そんなジュウォンを見ながら、ライムは涙を流します。そして、全部聞いたわ。飛行機飛ばしたんですって?と言います。ジュウォンは、ライムに全く気がつかず、何だよ。もしかして、それが理由で選ばれたと思ってるのか?バカだな。監督は、お前をたった5分だけ見たんだよ。たった5分で奇跡を起こしたのは、お前だぞ。と言いながら、ジュウォンは歩きながら話し、ライムから遠ざかってしまいます。ライムは思わず、どこ行くの?と言ってしまいます。ジュウォンは、周りを見ながら、どうして分かったんだ?と尋ねます。慌ててライムは、ただ、周りの音が変わったから・・・と答えます。ジュウォンは、どうしてお前の声が変わったんだ?もしかして、泣いているのか?と、泣き声になったライムの声を聞いて言います。ライムは、合格出来て、とてもうれしくて・・・。ゴメン、撮影が始まるから・・・と言います。ジュウォンは、分かった。怪我しないで、早く帰って来いよと、言います。ライムは、じゃ、切るねと言って、電話を切り、涙を流しながら、その場を立ち去ります。

泣きながら歩いているライムですが、キルライムさん?と、声をかけられます。声の主はスルでした。泣いているライムを見て、スルは何かあったんですか?と、尋ねます。

ライムとスルは一緒に美術館で絵を見ています。ピカソの絵のまで話をする二人です。ライムにスルは、どうしてここに来たんですか?と尋ねます。ライムは、いつもここに一度は来たいと思っていたんです。ユン監督(スルのことです)は、こういうところ、よく来るんでしょ?と、尋ねます。スルは、そうね。絵を見に来たり、買いに来たり。と、答えます。ライムは、そうなんですね・・・。とつぶやきます。スルは、何があったか話さないつもりですか?と、ライムに言います。ライムは、ユン監督は、こういう絵を見て、何を思うんですか?「ピカソだ。前に本で見たことある。」以外に何を感じるんですか?と尋ねます。スルは、何があったんですか?私が助けますからと、言います。ライムは、キムジュウォンさんやあなたのような人は、人生でこの絵のように飾られる部分が多くあります。でも、私は、隠さないといけないん存在なんです。私の存在は、スタントウーマンですから。キムジュウォンさんと私の間はそんな風に遠いんです。横にいたとしても、横にいないんです。と言います。スルは、簡単じゃないのは、分かったわ。でも、分かっていた問題でも、飛び込んだんでしょ?こんな風に終わらせるために、あなたに譲った訳じゃないわよ。二人に関係ない問題のために、キムジュウォンさんを捨てるつもりなの?ライムさんはそんなに冷たかったの?距離が遠いなら、走って行けばいいでしょ?横にいないように感じるなら、抱きしめればいいでしょ?と、言います。ライムは、キムジュウォンさんが、辛い目に遭ってもですか?と尋ねます。スルは。あなたの今の問題は、それなの?この世には、自信のある愛って無いと思うけど。と言います。(大人なスルです・・・)


ジュウォンママは、ジュウォンのお手伝いさんから、ライムのオーディションの為に、プライベートジェットを飛ばしたとの報告を受けます。あの子、ジュウォンのことをがっちり捕まえたようね~。なんて言ってます。

ジュウォンママは、ロエルデパートの株主一覧を見て、電話をかけ、食事に招きます。お願いがあると言うジュウォンママです。

ホテルの前に、沢山の高級車が次々と入ってきます。ホテルの玄関には、ジュウォンママと秘書がいます。車から降りる人に挨拶をし、会場に招きます。

ジュウォンは、デパートの紳士服売りに来ています。そこで、株主が集まっているという知らせを受けます。議題は、CEOの進退で、その議題を言い出したのが、自分の母だと知ります。

ジュウォンママの自宅には、ライムが尋ねてきています。ジュウォンママは、いくら払えば、ジュウォンと別れてくれるの?と、ライムに尋ねます。ライムはすみません。と謝ります。ジュウォンママの携帯が鳴っています。ライムは、本当によく考えてみましたが、どうしても、別れられません。と答えます。ジュウォンママは、そんな結論のために時間を与えた訳じゃないわよ。と言います。ライムは、本当にすみません。でも、彼の命は私の父が自分の命かけたものです。ですから、彼の命は、私にとってもとても大切なものなんです。彼は、私の父が命をかけて守った人なので、私も彼の命を守って生きていくつもりです。と答えます。しかし、ジュウォンママは、どうしてそんなずうずうしく考えられるの?私が、喜んで許可するとために呼び出したと思ってるの?あなたはずーっと、ジュウォンの人生の弱点なるのよ。うちの完璧なジュウォンの唯一の欠点があなたなのよ!どうしてうちのジュウォンが、あなたのような女とのスキャンダルに耐えなくちゃいけないのよ!と、怒鳴ります。ライムは、泣きながら、私はうまくやってみせます。ジュウォンさんを傷つけないよう、すべてに注意して、上手くやってみせます。とポロポロ涙を流しながら訴えますが、ジュウォンママは、お黙り!と、怒鳴ります。続けて、あなたがジュウォンのために出来る唯一のよいことは、たった一つ。いなくなることよ。と、言います。ライムは、泣きながら、・・・私、本当に彼を愛しているんです。キムジュウォンさんも私も、本気なんです。それもで、ダメなんでしょうか?本当に私ではダメなんでしょうか?お母様、どうか私たちをお許しください!と、訴えます。 ジュウォンママは、そう・・・それなら、そうしなさい。と、言って鳴っている携帯に答えます。電話の声がライムにも聞こえるようにして、話し始めます。お母さんよ。と言うジュウォンママ。すると、ジュウォンが、母さん、何をしようとしてるんですか?誰の考えで、人事会議を開いているんですか?誰の許可で行っているんですか?ホントにこんなことするつもりなんですか?と、言うジュウォンです。ジュウォンママは、くだらない女と逢っているからよ。前に言ったわよね。あなたがすること全部に責任があるって。私の遺書を教えるから、あなたの考えを言いなさい。どうするつもりなの?と、ライムを見ながらジュウォンと話をします。ライムは、ポロポロ涙を流し続けています。ジュウォンは、わかりました。全て持って行ってください。僕は、彼女を捨てることはできません。と、即答します。ジュウォンママは、・・・そう、あなたもそうなのね。と言って電話を切ります。ジュウォンママは、もうあなた達のことで、面倒なことになるのはたくさんよ。正直、あなたは、何も悪いことはしてないけど、これからは、ジュウォンの人生は、大変なものになるわね。あなた、ホントに私がジュウォンに何をするか見たいの?あなたはジュウォンを手に入れられないわよ。子供が悪いことをしたら、親は教えるために、もっと悪いことをするのよ。たとえジュウォンがダメになっても・・・。1時間後に、株主会議を開くわ。議題は、ジュウォンの不信任案よ。あなたのせいで、母親に社長の座を引きずり下ろされるのよ。と、言い席を立ちます。ライムは、ずっと泣きながら話を聞いていました。立ち上がったジュウォンママに、膝を付いて、ちょっと待ってください。彼と別れます。私が消えます、泡のように。ですから、そんなことしないでください。彼をダメにしないでください。私が悪かったんです。すみませんでした。と、号泣しながら懇願します。ジュウォンママは、あなたを分からせるために、ここまでする必要があったのよ。まったく、すっきりしないわね。と、言ってその場を後にします。泣き崩れるライムです・・・。

ジュウォンは、社長室ですっかり社長職を失う気でいます。キム秘書に、このままで良いんですか?と、言われますが、ライムを失うのなら、仕方ない選択だと言います。キム秘書は、女のためにデパートの社長の座を捨てるのがいい方法なんですか?と、言いますが、ジュウォンは、それほどの女なんだよ、キムライムは、と言います。キム秘書は、ロミオになったんですね~。と言います。ジュウォンは、ここで社長を続けたら、ライムに被害が及ぶことも考えていました。(もう及んでますが)キム秘書は、社長がホントに首になったら、自分も辞表を出すと言いますが、ジュウォンはジュウォンが首になったら自動的に、キム秘書もクビだと言います。キム秘書は、ジュウォンが人選して選ばれたからです。キム秘書は驚いて、社長~!と言いますが、もう社長じゃないというジュウォン。キム秘書は「ジュウォン~!」と言ってしまいますが、ジュウォンは、気でも狂ったか!と怒鳴ります。

ライムは、ジュウォンの家に来ています。本棚から、「不思議の国のアリス」を取り出すライム。そしてその本に紙を挟み入れ、本棚にもどします。そこに、オスカーが来て、ライムに声をかけます。ジュウォンなら、さっき出かけたよ、というオスカー。ライムは、出かけたところを見たと言います。オスカーは、じゃー、ジュウォンを待ってるのかい?と、言うとライムは、そうじゃなくて、っ私たちもうファンミーティングは開けないみたいです。と、言います。オスカーは、どうして?もしかして、ハリウッドの監督から電話が?俺がどれほど日本に電話したか知ってますか。「私も愛してるよ。」って千回は言いましたよ。と言うとライムは、ホントにありがとうござましたと言います。オスカーは、僕たちの関係で、そんな何を言うんですかと、笑顔で言います。

ライムは自宅に帰っています。玄関を開けると、ジュウォンが花束を持って笑顔で立っています。俺にどうやって花束を買わせることができるんだよ?ホントに凄い女だよ。と、言います。ジュウォンは、猫のモチーフの特注ブローチを切れたひものバックの付けてあげます。アヨンさんから聞いたよ。あの猫のぬいぐるみ、お父さんからのプレゼントなんだって。と言って、大きな猫のぬいぐるみを指して言います。ブローチを付けながら、これをハンカチの代わりに付けて持ち歩けよ。と言うジュウォンです。ハンカチ?と、言ってライムは思い出します…。ジュウォンに呼び出され、バックのひもが切れたのを、ピンで留めて使っていましたが、それをジュウォンが見て、ライムを好きになったことを、みじめに思わせるな、みたいなことを言ったので、ライムは店を出てしまったのですが、家の近くで、ハンカチでそのひもを結んでいたのです…。それを、ジュウォンがライムを追いかけて見ていたのだと、気が付きます。ライムは、見ていたの?とジュウォンに聞きます。ジュウォンは、君が思っているより、俺は詩的なんだよ。君が考えたことがないようなことで、感動させるつもりだからな。と言います。ブローチをつけ終わり、できた。ほら。と、バックを差し出すジュウォン。ライムは、目に涙をいっぱいためていますが、いいよ!と、言います。ジュウォンは、ほら掛けて見ろよ!と言います。ライムは、ジュウォンの差し出すバックを手ではたき、いいって言ってるでしょ。と言います。驚くジュウォンです。ライムは、「お前はこんなバックを使う女だったんだ。いいだろ。」そうでしょ?このバックを使うたびに、私にあの恥ずかしい思いをした日を思い出せって、そういうこと?と、言います(勿論、そうじゃないことは、ライムは知っているのですが…)。ジュウォンは、そうじゃないだろう、俺はただ…と言うのを遮り、ライムは、私はあなたのせいで今までわたしにはなかった痛みや苦しみを感じなきゃいけないの。でも、どうしてあなたはいつも幸せなの?と、言います。ジュウォンは、訳が分からず、俺が何かいけないことをしたのか?と、言います。ライムは、私、こんなことしている時間はないのよ。しばらく会わないようにしましょう。と、言います。驚くジュウォン。ライムは、演技をする間、この機会がある間は、わたしにとって一番大切な瞬間に、恋愛はしたくないの。だから連絡しないで。辛いから。と、言います。ジュウォンは、怒って、辛いのは分かる。でも、悪いが俺にはそんな考えはない。どうして俺にそんなことできるんだ?最近おまえ・・・。俺が君のために、何を捨てたか分かってるのか?と言います。ライムは、もしあなたがそれを捨てるつもりなら、ホントにそんなに簡単に捨てられたかしら。私が疲れる前に、出てって。あなたの顔見たくないの。と、ジュウォンと目を合わせることなく、冷たく言います。ジュウォンは、怒っていますが、黙って部屋を出て行きます。ライムはジュウォンが部屋を出て行くと、涙をポロポロと流します。ジュウォンが付けてくれたバックのブローチを見て、泣き崩れるのでした。  ジュウォンは、自宅に戻り、キッチンでウィスキーを一気飲みします。そして、バスルームに行き薬を飲みます。

次の日(多分)、ジュウォンは思い至ったように、自宅を出ます。 ライムが家に戻ると、ジュウォンが部屋に立ってライムを待っていました。アヨンさんにお願いしたんだ。アヨンさんは俺の妖精おばさんだな。ライムは、ジュウォンのことを見ずに、もう止めて、用があるなら、外で待てって。と言います。ジュウォンは、やめろよ。こんな風にイライラさせるガイドラインはないぞ。もし俺たちが喧嘩するんなら、”どうして遅れたんだ?”とか”どうしてあいつのことを見てるんだ?”とか”どうしてオスカーにだけ料理するんだ?”とか、そういう幼稚なことがいいんだよ。と、いうジュウォン。ライムは、ジュウォンの話を遮るように話します。あなたが遭った13年前の事故。あなたが記憶にない事故。そのとき消防士があなたの命を助け、亡くなったの。その人が私のお父さんなの。と、語ります。 ジュウォンは、目お見開き、何?と驚きます。 ライムは、あなたは記憶がなくて、楽だったでしょうね。でも、私にとっては、あなたを見るたびに、父さんのことを考えるのよ。私はあなたのことを心地よく見つめる地震がないの。そうでないと、お父さんに申し訳ないじゃない。あなたのせいで、私はお父さんを亡くして、13年生きてきたわ。この父さんのいない時間がどんなものだったか、あなた想像できる?あなた言ったわね。俺が人魚姫になるって。お願い、泡のように消えて。と言います。ジュウォンはただただ驚いてライムを見つめるばかりです・・・。

場面変わって、ジュウォンは自宅で、ライムに言われた言葉を思い出し、古い新聞を片っ端から読んでいきます。しばらく探して、ある記事を見て固まるジュウォン。「火災、鎮圧するも消防士死亡」の記事。写真の男性の名前はキルウィソン消防士と、なっています。

煙が濃くなり、空気が薄くなっていったとき、私はこの気高い人生の運命を知らなかったとき、どうぞ私に準備をさせてください。そして神の意思により命を失うなら、神の寵愛によって私の妻や家族を守ってください。・・・と、ライムのお父さんの声で語られます。

ライムはお父さんのお墓の前にいます。また来たよ、お父さん。というライム。お父さんがホントにあの人を助けたの?でも、お父さん言ったよね「すぐ帰るから、夕飯食べないで待ってなさい。」って。どうして帰って来なかったの?あの人を救うために、お父さんが帰って来れなかったの?・・・ゴメンねお父さん。あの人を愛してしまって、ホントにごめんなさい。ホントにごめんなさい・・・。と泣きながら父に語るライムです。