車上狙いは、私たちにとって、自動車盗よりはるかに身近な犯罪です。「盗まれて海外にまで運ばれるほどの高級車には乗っていない」という人も、車上狙いにあう確率はきわめて高いと考えたほうがいいでしょう。車上狙いの手口は、窓破りによるものがほとんどです。たいていのクルマは、フロントウィンドウならそう簡単に割れませんが、ほかのウィンドウはハンマーなどでごく簡単に割れてしまいます。そこから手を突っ込んでドアロックを開けてしまえば、ものの2、3分で盗み出すことができます。窓破りの最大の防止策は、金目のものを車内に残さないことです。車上狙い犯は、かたっぱしから窓ガラスを割って、車内を物色しているわけではありません。窓ガラスから中をのぞき込んで、サイフや時計など金目のものが残されている車をターゲットにしているのです。運転席まわりに置いた数百円かれ数千円程度のわずかな小銭目当てに、窓ガラスが割られたケースも実際にあります。数百円の小銭目当てでクルマを壊され、その修理代に何万円もかかってしまうのでは、たまったものではありません。実際には、金目のものを残していなくても、たとえば手帳をサイフと間違えるなど、犯人が勝手に勘ちがいして狙われる可能性もありますから、車内には余計なものを置かないようにするのがいいでしょう。 

 

★車上ねらいの発生場所 

平成28年中の「車上ねらい」の発生場所は「道路上」、「駐車場・駐輪場等」での発生が多く、次いで、自宅の車庫での発生の順となっています。駐車場や路上に停めてある自動車の被害が同じくらい発生していることが分かります。 

 

■車上ねらいの発生状況(平成28年中) 

★車上ねらいの認知件数の推移 

平成28年中の都内の「車上ねらい」の発生件数は4,372件で、前年と比較して-32件(0.7%)減少しています。過去5年間でも、最も認知件数が少なくなっています。「車上ねらい」とは、自転車等の積荷や車内の金品を窃取するもので、自動車に限られた手口ではなく駐輪した自転車等の前カゴから荷物を盗むものも含みます。 

 

 

 

 

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