毎年、この時季になると作業療法・園芸療法プログラムでは漬物づくりに挑戦します。
今年は、暖かい日が多く、漬け物をするには心配でしたが、ようやく冬の気配を感じるようになりました
今年使用したのは、この2種類。
大野紅丸かぶ、信州支那青大根です。まずは畑から収穫します。
青大根は種まきの時季のタイミングのせいか、小ぶりですが、紅丸カブは見事!
そしてどちらも色が鮮やか
畑で土を落とし、お湯をためてきれいに洗いました。さらに鮮やかさが増したように感じます。
軒下で半日ほど日に当て、水気を飛ばします。午後にはこれらを漬ける作業を行います。
・・・という訳で、紅丸カブの酢漬けの様子です。
まず、食べやすい大きさにカットし、漬け物だるに入れます。粗塩を加え全体に行き渡るようにします。
袋を閉じて屋外の寒い場所で一晩水があがるのを待ちます。
一方、青大根はというと・・・浅漬けに挑戦です。
薄く輪切りにし、塩もみをして20分ほど置きます。
柚子をカットして汁を絞り、表面の皮も刻んでおきます。
柚子特有のいい香りにうっとりです
しんなりとした大根に、らっきょう酢と柚子の皮、柚子の汁、唐辛子を加えます。
さいごは水で戻した昆布も加えました。
日頃より、漬物づくりをされている方の参加も多く、ご自宅での漬け物づくり.の様子を話されたり、慣れた手つきで次々と進めています。
青大根の浅漬けは漬けた直後に試食しました。
「色がきれい」
「柚子の香りが効いていていいね~」
「大根や唐辛子の辛さが絶妙」
などなど感想が聞かれました。美味しさに思わず声をあげる方もいらっしゃいました
さて、これからどのように味が変化してゆくのでしょうか?
明日は、紅丸カブの本漬けをしてゆく予定です。