2022年1月に海近くの広い土地に30坪の平屋を建てた。

家を建ててから早2年。

家自体は大した問題もなく、快適に過ごしている。


しかし、昨年大病を患い、気持ちの整理が付かなかったために一旦全てのブログを下書きに戻してしまった。

今、治療の目処も方針も大凡立ったことから、何となくブログを開いてみる気になれた。


もう少し落ち着いたら病気のこと、お金のこと、また書き溜めて行ければと思う。

私が診断を受けた時に、色々な方の体験談やブログ等で勇気付けられたこともある。

私のようなケースは多くないだろうが、誰かの役に立てばと思う。



私には姉が居たが、39歳で乳癌診断を受け、41歳になる前に亡くなってしまった。

姉には子供が2人居て、とても可愛い。姉が亡くなった時、私は自分の子供は要らないけれど、この子達に何かあれば姉の代わりになろうと決めていた。


そんな私も、昨年39歳の時に乳癌診断を受けた。

姉と全く同じタイプの乳癌だったことから、最近まで彼女の壮絶な闘病を思い出して鬱々としていたが、私の癌の状態や進行度は姉のものよりも良く、抗がん剤と手術で乗り切れる算段が着いた。



ここまで来るのに、私には姉と違った不安がずっとあった。

実は家を建ててから2年の間に外構に更に手を入れてみたり、投資を増やしてみたりしていたせいで、病気発覚時は相変わらず手元の現金はほぼなかったのだ。

流石にピンチを感じ、投資を回収するか家を売るかを悩んだのだが、団信に三大疾病を付けていたことを本気で忘れていた。

気付いた時には診断から半年が過ぎていた…。


そのくらいには混乱していたのだが、おかげでローンは団信で完済となり、金融機関の抵当権も抹消された。

健康で居られるに越したことはないが、病気になって唯一良かったと思えたことだ。



ここまで立ち直るのに、パートナーのサポートはもちろん、友人、家族、会社と様々な人々に支えてもらった。

これからは少しずつ返礼していければと考えている。


私のアイデンティティの一つは稼ぐことだと自負していたが、これを期に不動産方面の勉強と投資をしてみようと思っている。

移住をしてからは更に給与も上がり、タイトル通りの1000万は大幅に突破している。

税金も酷いことになっているが滝汗


家の抵当権抹消手続きも済んだことから、新たにそれを担保に事業を始めることを目論んでいる。

病気とお金は切り離せない話だと認識させられたので、その辺りも追々まとめられればと思う。



今後、このブログを闘病ブログにするか家ブログにするかについてはまだ決め切れないが、気持ちが前向きなうちに久々にブログ投稿をしておこう。