我が家は建てた30年前から絨毯、フローリング、椅子とベッドの生活だった。
母が利用していた仏間だけに畳が敷いてあったが、布団を敷くことはなかった。
旅行で泊まるのもホテルで、不都合はなかった。
今回9階建ての日本名の旅館に泊まった。
とっても景色が良い一面のガラスばり、畳に掘りごたつ、座椅子にテーブルの部屋だった。
掘りごたつに足が入れられない、畳から立ち上がれない。
旅館側から椅子が提供されたが、手をつくところがないので室内では椅子に座ったまま。
布団から起き上がるのには難渋した。足が弱っているのだ。
正座もしゃがむこともできるので気に留めていなかった。
いつも椅子の生活で楽をしていたので、畳や掘りごたつでの生活が老化したものには辛いことを思い知った。
足を鍛えなければ…、今回旅行の収穫だった。