1度目の流産は妊娠6週4日でした。
そろそろ第二子を考えたいねと夫と話していましたが、第一子の娘に授乳していたため殆んど排卵していなかった私は、娘が1歳半の時に断乳しました。(授乳していても排卵がある人もいますし、私のように産後の生理再開していても授乳中は排卵していない場合も、授乳をやめるまで生理がこないひともいるようです。)
断乳後、1度生理を見送るとすぐに妊娠することができ大喜びしました。
しかし、6週に入り微量の出血。
すぐに産婦人科でみてもらうと、胎嚢の形が歪んでしまっていて、胎芽(赤ちゃん)も確認できない状態で、胎嚢の周りに血の塊が見えるとの事でした。
このまま流産で大出血することもあるから入院して様子を見て手術した方がいいと言われましたが、上の子もいるし、入院は難しかったので自宅安静にしてもらいました。
帰宅後、東京から駆けつけてくれた妹に子守を任せて数日横になっていましたが、トイレにて大出血。ドロっとした血の塊も出てしまい、病院で確認してもらったところ、お腹の中に胎嚢はなく空っぽになってしまっていました。
中途半端に残っていると手術が必要となるので親孝行だったと、初期の流産は染色体異常でどうにもならないと、とても優しい口調で先生が説明してくれましたが、悲しくて悲しくてとても辛かったです。その後数日間重い生理のような出血がありました。
私はこのまま二人目不妊になるのか、初期流産はよくあることとはいえ5人に一人の一人に何故なってしまったのか、街で妊婦さんを見かけると胸が苦しくなるなど、妊娠流産でホルモンバランスが崩れていたのもあり一瞬鬱状態になりましたが、流産後は妊娠しやすいと言う話を聞いて気持ちを切り替えて、2回生理を見送った後、ひと月目で息子を授かる事ができました。その時私は32歳でした。







