漢方外来②
漢方外来について。乳腺外科の主治医の言葉に反して漢方外来の診察を受けるのは、少し後ろめたい気持ちもありましたが、少しでも元気を出せることができればとの思いから漢方外来に行ってきました。ほとんど待たされることなく、いや、予約の時間より早めに呼ばれました(がんセンターでは時間より早く呼ばれるなんて初めてでびっくり)。看護師さんから問診票に記入するよう、いまの気持ちのまま直感での回答でよいこと、記入が終えたら前の患者さんが診療中だがかまわずノックして問診票を渡してほしいことを告げられました。(書き終えて、前の患者さんがいるのにノックするのは勇気がいりました。案の定、前の患者さんびっくりしていたし。。。)順番になり、呼ばれて入ると、男性の先生と先ほどの看護師さんがいらっしゃいました。先生はカルテと問診票を注意深く読みながら、私の訴えをていねいに聴いてくださいました。「いま一番何とかしたい症状に順番をつけていきましょう。何が一番つらいですか?」「元気がほしいです。その次は昨日ひどい胃痛があったので、次になるのが怖いです。でも胃痛についてはどこかの胃腸科で一度診てもらおうと思っています。機能性ディスペプシアと言われていて、その時に漢方薬で六君子湯を処方してもらっていました」せっかく漢方の専門医とお話できる機会と思い、いままで飲んだことのある漢方薬とこれから飲んでみたい漢方薬についても教えてほしかったので、・六君子湯(機能性ディスペプシアで処方されたもの)・五苓散(頭痛で処方されたもの)・十全大補湯(母の形見)について訊いてみました。「なるほど。どれも効果は感じられましたか?」「ありました。今回の胃痛も、先生に六君子湯の再開を相談したいのもあって。十全大補湯は母の形見なので飲んだことはないのですが、乳がんの友人が処方されていて、すごく効果があるというのを聞いて、それで母の主治医に相談して母に処方してもらっていたという経過があって。私も飲んでみたいと前に乳腺の先生に相談したら、そんな漢方薬聞いたことがない、肝機能に負荷をかけるようなことはしない方がいい、と言われたので。今回も漢方外来の相談をしたら、漢方がアナストロゾールの効果が薄まるといけないからおすすめしないと言われて。それで婦人科の先生に相談してこちらに」「え!漢方がアナストロゾールの効果に影響があるって言われたんですか?そういう話は聞いたことがないけど。。。それについては調べておきますね。あと、十全大補湯はがん患者さんによく使う漢方薬で、これも元気を出すのにはとてもいいんだけど、ちょっと胃腸に負担がかかるタイプなので、いま胃痛のあるななのなさんには合わないかなと思います」脈をとってもらい、舌をみてもらい、横になって腹部を触診してもらい。。。「ななのなさんが感じている悩みに一番総合的に合う薬を考えて、補中益気湯を試してみてもらいたいなと。これは六君子湯とは親戚みたいな感じの漢方薬で、気が足りないときにもいいので。あと胃痛には安中散を処方しておきます。胃痛があるときだけ飲んでください。早くて15分くらいで効きだします」いろいろお話をきいてくださり、1時間くらいの診察でした。こんなにていねいにお医者さんに話を聴いていただけたこと自体初めてで、いままでいろいろ感じていた不安も少し解消されて、あと漢方薬も処方してもらえて、とても満足できました。※この診察が11月末頃のお話なので「漢方外来」続きます。これはあくまで私のパターンですので、ご自身のお薬についてはかかりつけ医に相談してくださいね。