アメリカで作る白あん | アメリカでもGOING MY WAYでした。

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2015年10月まで暮らしていたアメリカカリフォルニアでの生活、趣味のお菓子作り、アメリカトレッキングの記録、バックパッカー旅行の記録など、日々の楽しいことを書いています☺
 

去年も軽く記事にしましたが今回は写真を多めで。

苺大福用の白あんは二日分ずつ手作りしていて
レシピの裏にもレシピを記載しているのですが
なんと、参加してくださった方で復習白あんからしてくださった方がいたので
詳しい作り方を書いておきます♪

正当派から結構私流にアレンジしていますのであしからず。

まず材料。
日本では「白インゲン豆」
アメリカでは「Large Lima Beans」を使用。



一晩水につけて置きます。(今回の画像は全部2lb(約900gで)


つけたところ。

一晩つけたところ。
3.4倍にふやけるのでたっぷりのお水で大き目のお鍋で。

これを水のまま火にかけ、さっと煮立ったら火からおろし
シンクで水を刺して5分ほど水にさらします。

冷めたら薄皮を一枚ずつ丁寧に除きます。
(500gでだいたい30分くらいかかる)


そのあと圧力なべにひたひたより少し多めのお水と一緒にいれ、
15分~30分ほど圧力をかけ
自然に冷まします。
あけてみて固いようなら再度圧力を。
目安は豆がくだけで水にとけかけているようなかんじで
豆の形がほぼ残っていない感じ。

さっと木べらで混ぜるとこんな状態になるまでやわらかいと後が楽。


ここで豆が柔らかくならないようならフードプロセッサーにかけてもOKです.

これをざるで濾しながら別の鍋に移します。
熱いので溢れないように気を付けつつ
水をどんどん追加して濾していきます。

これを再度ざるで濾します。

これで白い滑らかな豆水のようなものが出来上がります。

これをこのまま20分ほど放置。
沈殿してくるので上澄みだけをすてて水を再度注いでまた20分放置。

これを3.4回繰り返すと上澄みの水が透き通ってきます。

こうなればざるにさらしをしいて豆水をこします。

さらしをギュッと絞ってできあがったのが生餡。

これを砂糖と水を煮立てた鍋に加え
強火で練り上げていくのですが、
これがなかなか大変。

なので、最近はこの生餡に直接砂糖を振り入れて混ぜると
かなり砂糖から水分が出てくるので水は加えず、生餡と砂糖のみで練り上げていっても
いいことに気が付きました。
お鍋にもよりますが大体練りあがるまでに20-30分かかります。


練り始めはたらたらと落ちる固さ。

後半はものすごく飛び散るので注意。

美しくない映像なのでぼやかしますが・・・・


私は以前、この餡で顔にやけどをしたので
タオルを巻いて、スキー用ゴーグルを装着して挑んでいます笑

でも本当に飛ぶので注意!

木べらですくったら底がみえるようになり
すくった後がすこーし角が立つようになったら完成。

出来上がった餡はすぐに鍋からバットにワックスペーパーなどをしいたところに
すくった一塊ずつのせて並べ、冷まします。

※私は本当に飛び散るのが怖いので
あえてちょっと柔らか目で手をとめ火を消して
鍋でそのまま10分ほど放置して水分を飛ばしてから
バットに移しています。※


完全に冷めたら冷蔵庫で保存してください。
3日以内に使わないときはラップに包んで冷凍を。

豆と砂糖(ときどき塩)しか入っていない無添加の白あんは
素朴な味わいで安心でおいしいです。

苺大福はもちろん、抹茶風味の水ようかん、フルーツと合わせた水ようかん
浮島という和の蒸しカステラ、練りきりに大活躍します。

たい焼きとか大判焼きにも使えます♪


アメリカだとほぼ100%手に入らないので
作っていますが、日本だと製菓材料店で売っていたり
私は地元の和菓子屋さんで分けてもらったりしておりました。

さらしあんという、さらしで濾したところの豆を乾燥させたものも
売っていますので底からだとずいぶん手軽に。

あと、試していないので何ともいえませんが、
このLime Beansの水煮缶が売っている様なので
それを買ってフープロにかけ、簡単に砂糖を加えて練っても
白あんもどきが作れるかも??

以上、アメリカで作る白あんレポでした~

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