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ショッピングモールの駐車場で、買い物いっぱいして、
はー疲れた。早く帰ろー!と、車に乗り込もうとしたところ、
小1の娘が車に乗り込もうとしたので
「お隣の車気をつけてね。よく見てね。」と、
声をかけたのですが…
ぺちゃくちゃしゃべりながらだったためか、
コツン、と隣の車に当たってしまいました。
うーーーわ
やってしまった…
慌てて、館内放送で呼び出しをかけてもらいましたが現れず。
しばらく車内で待ちましたが、下の子を祖母に預けていたこともあり、手紙を書いて車のワイパーに挟んでおきました。
ここまで、今までの私だったら
まず、はなちゃんにブチギレ。
「はあ?気をつけろって言ったよね!?
どーするん???あーあ、まじで最悪。」
くらいは、言ってたように思います…
なぜ、小1の娘にここまで言ってしまうのか。
それは自分の心の状態がギリギリだったから。
お母さんが毎日辛そうにつまらなさそうに我慢して生きてきてかわいそうだったから、
私がいるのに全然幸せそうじゃなかったから、
私は産まれてくるんじゃなかったって思っていた。
お母さんなりに愛してはくれたけど、細い弱い愛だった。
母にすらたっぷりと愛してもらえなかったんだから
「私は人から愛されない。」と、強く思って生きてきた。
だから周りはみんな敵で、これ以上嫌われないように気を遣って生きてきた。
娘が困ったことをするたびに、
私がこんなに毎日人から嫌われないように気を張って生きてるのに!邪魔ばっかりして!!!
と、潜在意識レベルで思っていて、
咄嗟に娘を怒鳴りつけてしまい、自己嫌悪に陥るいう悪循環を生み出していた。
これらのことに気がついて、両親がゴミであること、自分もゴミであること、娘をゴミにしようとしていたことを認めたことで、
人から愛されないという恐怖心を少し手放せたような気がします。
今日は、頭の中を娘を責める言葉がグルグルしたけどグッと堪えることができました。
まずは、相手に謝るための行動。
夫に相談し、その場で弁償する流れになった場合に備え貯金を下ろし、呼び出しをかけてもらう。
1時間近くまっても現れなかったので、手紙を挟んで帰宅しました。
その間に、してしまったことの責任はきちんととること、そもそもそうならないように日頃から行動には気をつけること、ママが前もって注意を促した際にはきちんと耳を傾けること、を約束しました。
そして、はなちゃんも「自分でごめんなさいって言う」と決心していました。
途中、はー困ったな…。あとは帰るだけやったのにね…、ママだから声かけたのに…。と、小言言ってしまいましたが
そんなに急には変われない
そして、帰宅してからしばらくして
お相手の方からお電話をいただきました。
バクバク緊張しながら電話に出ると、
「あのね…
全然気にしないで、あれくらい。
僕も小さな子供いるからよくわかるけど、あんなに丁寧に手紙くれて、もう十分だからね。」
と、言って頂きました。
思ってもみない優しい言葉にウルウルしてしまい、ありがとうございます、すみません!!
ありがとうございますというのが精一杯。
電話を切った後、心配そうに胸に手を当ててこちらをみるはなちゃん。
「だいじょぶだよ、気にしないでって。
よかったね、はなちゃん!」というと、「はな、ごめんなさい言ってない…」と。
「ごめんね、ママいっぱいいっぱいで代わってあげられなかった。でも、はなの分までいっぱい謝ったからもういいよ。」
と、抱き合いました。
「ママだいすき」
と、小さな声で言っていました。
私もこの人みたいに、いいですよって言える人になろうって思いました。
うちの父はこの一連の流れを知っていて
「それくらいの傷、知らん顔しとけばよかったのに!」って。
さすがゴミ!笑
私は自分の娘に、やってしまったことの責任をとるって経験をさせることができて良かったと思います。
黙って逃げるようなことしなくて本当に良かった。
やってしまったことは良くないことだし、親子でしっかり反省します。
そして、今日はよく頑張った自分と娘をしっかり褒めてあげたいと思います。