もし居場所があるとしたら、過去の自分が今の自分と共存しているここだろう。ここでなら、言いたいことも全部言える気がするんだ。本当の居場所を亡くして、仮初の取り繕った自分から綻びの糸が垂れ始めている。

「今、本当は何を考えてるの?」

いきなり問いかけたら、何のことか分からず、きっと君は黙るのだろう。でもきっと僕がこんな書き方をしていたら、少し意地っ張りな君はあれやこれやを話し始めるんだろう?問題はちょっと色塗りしただけで何も変わってない、あの時と違うのは「友達って言ったのは君だよ」って君が冷たく笑うこと。

変わらないでいた君が愛おしくて、流されない君を流したくて、変わろうとする君に怯えて。あなたに愛されたい気持ちは子供のままなのに、その子供な自分を今の僕が不敵な笑みで見てる、そんな不思議な現状がゆるく、ふわふわと続いてる。

「興味も無いのがわかんないの?なんとなくの、お遊びだよ。」
「だいたい彼女はそんな状況じゃないよ、見てたら分かるだろ?」

酸っぱくなるまで人を愛するには年を取り過ぎていて、老夫婦を目指すには早すぎて。右も左もわけわなんなくなって微塵も思ってないことを書いてみたりしたくなる。いっそ死んでやるとか、もう疲れたとか、夢も希望も無いとか。

財布を落としたことは、ちょうどいいカンフル剤になった。詰め過ぎの予定は心を汚すことにようやく気づいた。予定は一日一粒で十分だ。しばらくは財布は見つかってないことにしようと思う。

爪が伸びた。

帰り際に渋谷に寄って、韓国人のあのお店で財布を迎えたら、帰り道に美味しいラーメンを食べて、いつものように白い部分が無くなるまで爪を切ろうと思う。
マヤの予言によると、もうすぐ世界は滅亡するらしい。
きっと大切だった君のバースデーに、世界中がドキドキしている。
世界中とは大げさで、日本のごく一部だけなのかもしれない。

ただ、僕はドキドキしている。

大きな変化は無くとも、小さな変化ぐらいならあるかもしれない。
もしかしたら何かの拍子に、買い続けているロトが当たるかもしれない。
ちょっと前に200円が7000円になったので、億にいくかもしれない。
そんな大きなことじゃなくても、何か起きそうな気がしている。

近況報告。(自己満足のために)

小説家には今年もなれなかった。
言い訳するわけじゃないけど、本当に仕事が忙しかった。
会社が突然倒産したり、異業界に転職したり。
忙しい中で、ライターの仕事に受かり、ライターも始めた。
フリーライターに、こんなにも簡単になってしまった。
IDでこのブログが引っかかってしまうので、多少消した。
本当は全部消すべきなんだけど、残してしまった。

初参加のダーツリーグは3位止まりだった。
初代キャプテンもつとめた。頼られて、追い詰められて。
もう、本当に、人間関係色々あった。
居場所ができると、少しずつ汚れてしまうのを実感した。

結婚は、もうダメだろう。
相手の問題だから、僕からは何も言えないし、言わない。
長い目で見ていただければ良いのだが。

ただ少し、ホッとしている。
罪悪感や傷跡の全てが消えるわけではないのに。

人生で初めてお金を払ってタロット占いをした。
人に恵まれていて、信じる道をいけば願いは叶うらしい。
まぁ実際そうだし、そんなこと、どうでも良かった。

ただ、君とのことについて、一つだけ具体的に聞いてみた。
カードの采配には色々あるのだけれど、五芒星から一枚だけめくるパターンだった。

「カップの6」

そのカードは道化が女の子に花を差し出すような挿絵がついていた。

このシーンを、僕はやりたいのだ。

きっとその後のことなんてどうでもよくて、ただ花を贈りたいのだ。
その占い師は、「また会えるでしょう」と適当なことを言った。
大人になった僕は、「それは嬉しいです」と苦笑いをした。

2013年について。

もし、もし2013年がくれば、ネクストステージは海外にしよう。
いつまでも、そういう、子供みたいなことを言ってやろうと思う。

「将来が見えない」男なのだ。

今更キレイにまとまる必要はない。
白く塗りたくって曖昧になった境界線、
もう戻れないんだよと黒服は呟いた。

ラララって唄ってた。いつものように唄ってた。

薄暗い疑似的な教室で喘いでる。
うっすらと、でも確かに交わされたあの約束は、
いつまで有効なんだろう。
手首に刻まれた生の証から、
滲む森羅万象。
1,2,3で、どこへ向かうのだろう。

ラララって唄ってる。いつまでだって唄ってる。

今夜も来いよと、黒服がヒステリー気味にわめく。
何番煎じであろう誘惑とも、朝を迎える。
いつの間にか身についた処世術は、
君だけだと、言ってくれたあの人を、黒く塗りつぶす。

ラララって唄えてる?あの日のように唄えてる?

キャンディーのように溶けていく、夕暮れが影を溶かしていく。
誰かが傍にいてくれるなんて約束はここでは無くて、
今日という夜がどこで終わりを迎えるのかも分からない。

ラララって唄いたい。君の傍で唄いたい。
エンドレスでリピートしたくなる曲を見つけたよ。そしたら頭に浮かんでくるのはいつも君で、君だったらなんて言うかなんて考えたりして。余計なことに、誰かに抱かれてるであろう君も一緒に浮かぶもんだから、いっそのこと消えてしまいたくなるんだよ。

ロケットが飛んだからってわけじゃないけど、誰にも迷惑かかってないんだから良いじゃないかって思ったりするんだ。だったらそれまで延々とやってたあの事件をもっと取り上げて、病気の彼が悪いのか、早いこと仕事を辞めさせなかった家族が悪いのか、働かせていた会社が悪いのか、徹底的に討論しろよ。

巻き込まれて一瞬で死んじゃう世界だし、100円均一で自殺できちゃう世界だから、君が生きてればそれで良いわけなんだよ。だから誰かに抱かれてようと、自分だって適当な誰かと汗流して腰振ってるわけだからって、割り切っちゃえる世界であればどんなに良いだろう。この気持ちにもいつか飽きちゃえばどんなに幸せなんだろう、生きてるだけで幸せだなんて、一引いたことないやつが言うことだと思うんだ。

誰にも迷惑かけてないから良いじゃないかって思うんだ。こうやって書き殴っても良いじゃないかって思うんだ。100円で僕らが自殺できるのだって、ミサイル打ったあの国のお腹を空かした女がチョコパイ一個で作ったものかも知れないわけだから。我が国じゃあ、そういう女は体売って稼ぐんだぜ、どっちが良い国とか判断できねーもんだ。そう考えたら、人間の命なんて、便所のまわりを飛んでる小さなあの名前も分からない虫と一緒じゃないか。突然の水砲で逃げ切れず死んじゃうとこなんて、昨年の3月を彷彿させるじゃないか。日本人だろうが何人だろうが、みんな一緒じゃんね。

言いたいことは分かるよ、言葉もそれに等しいって言いたいんだろ、プライスレスなだけに簡単に人を殺すことができるって言いたいんだろ。「愛人契約」や「デートクラブ」でお金稼いで、嘘を吐くことに麻痺してくるんだろ、そいつは死刑だってんだろ?じゃあこんなことを書く僕も死刑にしろよ。僕の大好きな君なんか、何十人かに訴えられて死んじゃえよ。なんてね、気づけよ、この国はどこか可笑しいことに。16歳で結婚できるはずなのに、その子と体の関係になってしまえば、捕まっちゃうんだ。女子高生と男子高生の美しい青春物語が忘れられない絶望に変わるなんて、今まで無いことだろ。じゃあ、もう全部R18指定してしまえよ、いっそ体の関係なんてあるやつはみんな死刑にして、滅んじゃえよ。

4人に1人がアダルトなビデオで稼ぐこの国を、それはそれで好きだったりするよ。ただ、未成年がそういうことに巻き込まれてる事実には絶望もしてる。いや、アダルトなビデオは他人事だと良いもんだけど、実際に愛してた人を画面の向こうで見つけたときのあの絶望感は忘れられないし、その興奮も忘れられないからこうして嘆いてるんだよ。だんだん人を愛せなくなって、愛せないから言ってんだ、それがどんなに辛いことか気づいて欲しくて。アダルトなビデオを見るたびに、君を見つけて興奮して手を動かす変態を、更なる変態が笑ってんだろ悔しいな。

若いやつの命奪うのが、大人ってやつだろ、この国は太古の頃からずっとそうやってきたんだろ。お金のためだってのも分かるけど、それは大人が助ける世界を作ろうじゃないか。誰にも迷惑かけてないから良いってわけじゃないと思うんだ。もっと考えるべきだと思うんだ、この国の在り方を。

ロケットを作ろうよ、チョコパイに釣られて、みんなで素敵な宇宙船地球号を。

そしたら、愛する人とセックスをしよう。
ドロドロになるまで、猿みたいにやりまくろう。
大丈夫、人間は1人じゃ生きれないようにできてるんだから。

たぶん、見つかるよ。たぶん。

//pandemonium/pæ̀ndəmóuniəm/
//名 詞
//1U•C大混乱, 混沌(こんとん).
//2 大混乱[暴動]の場所, 修羅場, 無法地帯.
//3⦅P-⦆悪魔の巣窟(そうくつ), 万魔堂, 伏魔殿;地獄.

これは喜劇です(ワカレのウタ){

ピリッと静かに音をたて、沈黙が鳴り響く。今にも空が暗くなって、全世界が絶望の色に染まってしまうような。感覚が研ぎすまされ言葉を探す。見つけ出したとしても、その言葉には何の意味もなく、ただただ日の目を待つばかりである。第一声は罵倒から始まる。それはあたしの心には核爆弾のようで、ピカと光り、今まで積み上げてきた全てを消し飛ばした。あなたは続ける、もうあたしの耳には届いていないのを知らず、まだ続ける。崩壊した涙腺からとめどなく涙が溢れる。

「それで、どうしたいの。」

あたしは精一杯言う、言葉を振り絞る。あなたは黙る、沈黙が続く。世界の中心で、たった二人存在しているかのような気がして、今すぐ外に出て人がいるのか確かめたい衝動に駆られる。もう、この話は終わりにして、世界の終わりを確認しようとあなたに伝えたくなる。それがどんなにバカバカしいことか気づいて、沈黙を守る。あなたは見たことも無い難しい顔をして、口を開く。

「一緒にいて幸せなのか、分かんなくなった。」

美味しそうにチーズケーキを頬張っていたあなたが、歪んで目に浮かぶ。幸せってなんだっけ、チーズケーキを美味しそうに食べていたあなたは、まずいって思いながら食べたんだろうか。そんなことはないだろう、口に合わなかったのは、どうやらあたしだった。そういえばあそこのショートは、イチゴが甘くて美味しかった。ねぇ、次はショートケーキにしなよ、それで、それで。口にあわなかったら、またチーズケーキを食べれば良いじゃない。だから。

「やだ。」

そういう君は、相変わらず甘ったるくて、胸焼けがした。これがいつものわがままとは違う、本気の拒否だということも分かっている。僕らの生活は短いわけではなかったし、その歳月は次第に、永遠に一緒にいるものだという、認識に変わっていたのだから。ただ、終わりを告げたくなった。彼女を泣かすのは、これで最後になるだろう。

「ごめんね。」

謝るなら一緒にいてと、張り裂けそうな声で彼女は泣いた。バリバリと張りつめた沈黙は破られ、世界は彼女の泣き声で満ちた。二人で暮らしたこの部屋は、空回りした幸せで溢れていた。お互いが好きなバンドの、唯一のペアルックのTシャツ、誕生日にプレゼントしたネックレス、クリスマスに過ごした温泉宿で、倒れた君の写真。あのときは、すごく笑ってしまって、本気で貧血を起こした彼女に、デリカシーが無いと本気で怒られた。もうそんなことがないようにと、これが体調の悪いときだと理解してくださいと、笑いながらとったことを後悔した写真は、今も一番見やすい位置に立てかけられている。青ざめた彼女の写真は時を刻み、不思議と幸せの象徴のようになっていた。

「先がさ、見えないんだ。」

そんなに先を見るのは大事なことだったんだろうか。もう、随分長い間悩んだ。もう、これで良いと決めたんだ。もう、君の泣き顔を見ることも最後にすると。もう、君の笑顔は見れないんだと。それがどれだけ不幸なことか分からない。もしかしたら一緒にいることの方が、世間で言えば幸せな結末なのかもしれない。彼女に似た可愛い娘が産まれちゃったりして、その娘の性格は不幸にも僕に似てしまったりして、頑固で一度決めたら曲がらない僕に似た娘は、中学生でアウトローなやつと子供を作ってしまい結婚したりして。早いことおじいちゃんのレッテルを貼られてしまうのは、不幸だろうか。意外とアウトローなそいつは真面目に働いて、娘もしっかりした母になったりするんではないだろうか。若いおばあちゃんになった君と僕は、またクリスマスに温泉に行き、覚えてますかなんて、若かりし頃を懐かしんだりするのだろうか。

「やだな。」

別れを告げる人間が、反対のことを言い出すのは、きっと思い出に浸ってるからなんだと思う。きっとこの先あたしが必要だって、認識する日がくるんじゃないかと期待しても良いんじゃないだろうか。一生の、100年生きたとして、その何分の一かは、あたしがあなたの側にいたのだ。きっと、哀愁にひたるのが嫌になって、あたしを求める日がくるんじゃないだろうか。くる、きっと、くる。だから、少しの辛抱、きっと迎えにきてくれる、この人は、曲がらない人だから。

「さようなら。」

あたしは未来のあなたを待ってるから。

「さようなら。」

未来の君も、会えない娘も。

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