あの後僕達はゆっくりいつも
の道を歩いていた。
「そーだ美登里っ!今日うち
寄ってくか?母ちゃんが今日
鍋作るから連れてくればって。」
「…鍋」
僕の好きな食べ物…食べたい
けど…
「美登里…よだれ垂れてるぞw」
「っ!!!あ、だ大丈夫っ!!
いいよ毎日寄ってくの悪いし!!」
「いいっていいってっ!!
それにお前鍋食べたいんだろw」
「うぐ…じゃあお言葉に
甘えて……」
「おしっ!!じゃあ行くぞーっ!!」
そのまま僕は劉鬼にずるずる
と引っ張られて劉鬼の家へ。
〝ガチャ〟
「ただいまっ!!」
「劉鬼お帰りっ!!あら美登里君
いらっしゃい!」
「お邪魔します。」
「どーぞどーぞっ!!狭いけど
ゆっくりしていって。」
「あ、はい。失礼します。」
「よし美登里!俺の部屋行くぞ!」
「うん。」
いつ見ても優しくて綺麗な
お母様だなーとか思いながら
僕は劉鬼の部屋へ。
「はぁぁぁあ゙疲れたぁ!!」
「大丈夫?お疲れ様。」
「大丈夫大丈夫!それに俺が
疲れたんは部活じゃないし。」
「告白…とか?w」
「そうそう告白されて…って
なんで知ってんの?」
図星かw
「いやなんとなく。」
「さすが美登里。お見通しかw」
「まあね。で告白されて何か
あったの?」
「そーそあのな、告白してきた
奴が顔は可愛かったんだけどさ
性格が酷くって;;」
「あらら、モテるって大変だね。」
「モテてねーし。」
「まぁいいんじゃない。で
断ったの?」
「もちろん。」
さすが劉鬼だなー
「劉鬼ーっ!!美登里くーんっ!!
ご飯出来たわよー!!」
「うっしゃ!!行くか!!」
「うん。」
そして僕はご飯を食べて
帰るとき。
「お邪魔しました。」
「またきてね美登里君。」
「はい。」
「美登里、送ってくよ。」
「いいよ疲れてるんでしょ。」
「こんくらいどーってことねーよ。」
「じゃあよろしく。」
そして僕達はゆっくり夜道を
歩いてた。
「そーいや、美登里って好きな
奴いんの?」
「はぁ!?//どうしたのいきなり。」
「いやなんとなく。」
「いないよ。劉鬼は?」
「いる。可愛くて優しくてめっちゃ
いいやつ//」
「へぇ劉鬼が照れてるw」
「だぁうっさいっ!ほら家
ついたぞじゃあなっ!!」
「送ってくれてありがとね!!
また明日。」
そして劉鬼と別れた
そして彼は
暗闇とともに…
姿を消してしまったのだ