どうもお久しぶりです。ちょっと今日は大変な一日でした。大きなことが起きすぎた。その一つがタイトルのようにリオネル・メッシ、レオ・メッシの退団。朝からこんなニュースをみて正直正気を保つことさえ難しかったです。私的には昨シーズンの最終節、レオがコパの為にベンチ外になったことで残留を確信してましたし、ほとんどのクレがそう思ってたと思います。今回何があったのか、どうしてそうなったのか解説していこうと思います。正直気が重いです。


1.事の経緯

 まず昨シーズン、バルサは3位で終えその最終節にレオ・メッシはベンチ外になっていました。この時点でもし退団するのならば最後の挨拶のためにベンチには入ると予測していた為、ここでいないと言うことは残留はほぼ確定なのだろうと判断していました。そしてコパ・アメリカが始まり、2021年6月30日をもってレオ・メッシとバルサとの契約はここで満了を迎えることになりました。この時点でレオ・メッシは無所属になったわけです。

 ヨーロッパ諸国の5大リーグ、すなわちプレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグアン、ラ・リーガの中で唯一ラ・リーガだけがサラリーキャップ制度というものを導入しています。このサラリーキャップ制度というのはクラブ全体の収入から選手&コーチ陣の年俸、移籍金の減価償却費、報奨金、代理人への手数料、下部組織などに使用できる額の限度を定めているものです。さらにラ・リーガのサラリーキャップ制度にはペナルティが存在しています。そのペナルティがサラリーキャップ制度の上限金額を超えたら新しく獲得した新選手のチーム登録ができないというものです。これが大きな障壁になった訳です。

 以前報道にもあったようにFCバルセロナには多額の赤字を出しており、その原因がコロナ禍による収入の大幅減少です。記事によれば収入が日本円で約810億円から約480億円、つまり前年比40%以上の減収になっていたそうです。それに伴い、収入から算出されるサラリーキャップの上限金額も40%以上ダウンすることになった。しかしラ・リーガは特例なしでオーバーしたらペナルティを課すだけであるからペナルティを食らうことになった。しかも新選手の契約をする場合には上限までコストカットした上でそのお金の25%しか年俸に使うことができないそうです。

 レオ・メッシは契約満了となり退団していることになっているのでバルサの選手ではなくなっている、つまり新しく契約を結ぶとなると新選手の契約扱いとなる。つまり上記のルールが適応されてしまうとのこと。事前情報としてレオ・メッシの再契約時の年俸は50%カットの2000万ユーロ、税金込みで4000万ユーロ、日本円で50億円とされていた。つまりこの金額を年俸にするとなると4倍、1億6000万ユーロ、200億円のコストカットをしなければならなくなるという訳です。まぁこんな額作り出せれば苦労しないよってことで構造上再契約不能となりメッシは退団することになった訳です。

2.原因

 結果的に見ればフリーになったメッシをペナルティ受けた状態のバルサが再契約するのは無理だって話なんですが全てに原因があるわけで・・・

 まず2021年6月30日までに再契約にこじつけることができなかったこと。この日までに再契約していればこの25%しか年俸に当てることができないというルールは適応されません。なぜなら新選手の契約ではなく、契約延長だから。なぜこの日までにラポルタ会長は契約できなかったのか。しかしこれは当然無理だったわけです。ラポルタ会長が就任したのは20-21シーズンが始まってしかも後半戦に入るって時。当然シーズン途中に契約の話はしたくないでしょう。じゃあシーズン終わりにとっとこやっちまえばってのも無理です。年俸50%カットなんてそうそう呑めるはずないですし、メッシはすぐコパ・アメリカに行ってしまったので。つまりラポルタ会長になってからの更新は必然的にこうなってしまうのは当然だったとしか言えません。

 ではその前に契約はできなかったのか。のび太ことバルトメウ体制では更新はできなかったでしょう。なぜならメッシはその時は退団したいと言っていたぐらいですから。結局それもあってバルトメウは辞任に追い込まれた訳ですが。

3.怒り

 すべての事の発端はのび太ことバルトメウにあります。今日の会見で収入の110%が年俸だとラポルタ会長が言っていました。こんな状況を作ったのは他の誰でもないバルトメウなのです。収入より年俸のほうが上なんてどうやったらそんな経営ができるのか理解できない。しかも当の本人はバルサゲート事件で逮捕されてるし。この数年間、ネイマールマネーをゲットしてから明らかに無駄金を使いすぎた。デヨング、ペドリ、グリーズマン、デスト以外で戦力になったのは?コウチーニョ、デンベレで殆どのネイマールマネーを使い切っていてコウチーニョはうまく戦力にならず結局怪我、デンベレは怪我しかしてない。今シーズン怪我なしでいくかと思ったらユーロで結局怪我。他にもほとんど戦力にならなかった選手が多すぎる。ウンティティはなぜ延長したのか。おまけにそのウンティティはあくまでも契約全うして去るとかぬかすしでもうボロボロ。ピャニッチとアルトゥールどちらがいいと言われたら多分アルトゥールだと思うし。どう頑張ってもやってることが無駄すぎる。バルトメウはバルサを壊した。もはやマドリスタなんじゃねーのって思うくらいだし。本当に腹立たしい。

4.最後にそして今後のことについて

 おそらくアグエロ、デパイ、エリック・ガルシアの登録はなんとかなるとは思う。確信はないけどメッシよりも明らかに年俸が低いからそこに関してはラポルタ会長のことだからなんとかするとは思う。

 メッシは契約する前提であの場に来たという。ただしそこで告げられたのはサラリーキャップによる再契約不能とのことだった。レオ・メッシはショックを受けているとの報道があった。それだけバルサを愛しバルサを思ってきたクラブのレジェンド。当然ラポルタ会長も延長を望んでいたと思うし、メッシもラポルタ会長を信頼していたからこそ契約する前提であの場に向かったんだと思う。こんな去り方、別れ方は嫌です。メッシがいたからバルサに出会えた。メッシがいてこそのバルサ、バルサにメッシがいないなんて考えられないし、メッシが他のクラブチームのユニフォームを着ている姿なんて想像したくもないです。殆どのクレはそう思ってるはず。でも現実は厳しかった。減収が大きすぎた。その全ての発端はバルトメウなんだと。他の誰も悪くない。バルトメウ以外傷ついてほしくない。

 先程も書いたようにメッシがいたからバルサに出会えた私にとってこれ以上クレであり続ける理由がなくなった訳です。だからこれを気にクレであり続けることを辞めようかとも思いました。でもそれは違うなって思いました。メッシがいないバルサなんて考えられないし多分来シーズンはガタガタでCL取れるかすら危ういかもしれない。でもそんな状況でも戦ってくれる選手はいるし、バルサは私の心のクラブの一つだからメッシが居なくなったとしてもバルサを応援し続けるし、メッシがどこに行こうと、たとえマドリーに行ったとしても私はメッシとバルサを応援し続けたいと思います。

 Leo Messi. ¡Gracias por dejar muchas cosas hasta ahora! Seguiré apoyándote donde quiera que vaya y seguiré apoyando al Barcelona. Gran Leo Messi, Leyenda del Barcelona, ​​para siempre ...

(翻訳間違ってたらすみません)