どうも皆さんこんにちは!なんぼくせんです!前回の続きを話していきます!

2.会長バルトメウら首脳陣の失態

すごい過激なことを書いてるなと思った方もいると思うが彼らは大きな失態をし続けている。
 まずはネイマールを簡単に放出したこと。確かに石油王、金満クラブと当時言われたPSGが大金を叩き、それを受け入れたのはネイマールなのだからファンが何も言うことはできない。しかしなぜあのタイミングでネイマールを出したのか。メッシも高齢になりかけバルサの近い将来はネイマールにかかってたはずだ。なのに何故こうも簡単に大金を出せないのか不思議で仕方ない。バルサの歯車が狂いはじめたのは全てはここからだ。
 2つ目はネイマールの代わりにと獲得した選手だ。ネイマールを放出した2017年にデンベレを、さらに17ー18シーズンの冬の移籍市場でコウチーニョを獲得した。だがデンベレは怪我しがち、コウチーニョは調子が上がらず。そして極め付けは19ー20シーズンにコウチーニョをレンタルでバイエルンへ、アトレティコからグリーズマンを引き抜いたのだ。そもそもグリーズマンはウインガーではないのにもかかわらず獲得し、結局彼の力を引き出すことができなかった為にこのような酷い結果になったのだ。相変わらずのデンベレは怪我でほぼシーズンを棒に振る。その一方でコウチーニョはCLバルサ戦で2ゴール上げるわで何もかも裏目に出ているのだ。デンベレに関してはまずきちんとメディカルチェックをしたのか。サッカーは運動量の多い競技にもかかわらずデンベレの足は細い。これだと怪我するのも納得する。
結局ネイマールの代わりになる選手はおらずここまできてしまった。それが今シーズン一気に膿として公に露呈したのだ。

3.バルトメウ会長の横暴
 のび太ことジョゼップ・マリア・バルトメウ。
眼鏡をかけた姿からのび太というあだ名がつけられている。しかし彼が考えていることはのび太以上におかしい。今シーズンは特にだ。
 彼は昔ながらのポゼッションサッカーを回帰する為にキケ・セティエン監督を招聘した。しかしその昔ながらのポゼッションサッカーはすでにバルサから消えていた。それもだいぶ前からだ。クライフがポゼッションフットボールを生み出した。これは個の力の打破よりもチーム全体で攻める形であり、奪われることの多いロングパスよりもショートパスで繋いでゴールを目指すという極めて単純なことだ。それを大きな形になったのがティキ・タカである。ティキ・タカはシャビ・イニエスタ・セスク・メッシなどがいてペップが指揮をとっていた2008年〜2012年の間に発展したものとなり、ショートパスを繋いで複数のパスコースを確保しつつオフ・ザ・ボールにおける選手の動きによってゴールへの道筋を作るプレースタイルだ。このサッカーは辛抱強くパスを回し、保持したボールを失わないようにすることと複数のパスコースを作りながらショートパスをつなぐことにの2点に集約される。
だがしかし2013年ネイマールが加入するとチームは前線3枚MSN(メッシ スアレス ネイマール)による個の打開へチームは変貌した。それから7年ネイマールはいなくなったもののデンベレやコウチーニョなど個を使った選手を多く獲得した。
次の写真を見てほしい


1枚目は10-11シーズンのバルサのスタメン、2枚目は14-15シーズンのバルサのスタメンだ。
基本の4-3-3は変わらないが真ん中の部分が違ってくる。10-11シーズンはティキ・タカで、14-15は個の力の打破で勝ってきた。
確かにどちらも強いことは確かである。だが14-15からの個の打破は誰か1人抜けるとガタガタと崩れる。それに対してティキ・タカは戦術さえ理解できれば後は流動的に動けばいい。そのためにラ・マシア(バルサの下部組織)があるのである。しかしバルトメウは彼らをレンタルや完全で移籍させているのである。私には理解できない。
今の現状をはっきりと言えば個の打開の戦術が結局のところ続いている。それもメッシだけ。スアレスは決定力で期待に応えてるだけでドリブルはそんなに得意ではない。あんまり強くないチームは別になんともないが強豪クラブと当たるとメッシさえ止めておけば勝てるという状況が生まれてしまう。だからバイエルンに大敗する結果になった。こう捉えることができるはずだ。
 その個の打開に切り替えたジョゼップバルトメウは一体なぜそうも簡単にネイマールを放出したのかさらに分からなくなってしまう。



今回はここまで!次回でこのバルサの話題は最後となります!次回も見てね!



では今回はここまでまた次回!