皆さんこんにちは!なんぼくせんです!今日はウイイレ・・・ではなく、現実のサッカーについて書いていこうと思います!
レオ・メッシことリオネル・メッシだ。彼はFCバルセロナといえばメッシ、メッシといえばFCバルセロナということをずっと言われてきた。そんな中彼は8月25日にクラブ側に契約を一方的に解除することを通告した。一体クラブとメッシの間に何があったのか。そして筆者は何を感じたか、書いていこうと思う。
1.今シーズンのFCバルセロナ
昨季、CL(チャンピオンズリーグ)にて対リヴァプール戦で2ndレグでまさかの大逆転負けを喫し、その後に行われたコパ・デル・レイ決勝でバレンシアに敗北しリーグ優勝のみで終わったバルセロナ。リーグ戦は圧勝だったが宿敵レアル・マドリードのロナウドが抜けた穴をなかなか埋めれずにおったため優勝できたと大勢の人から思われていた。だからこそ今年はCLを勝ち取ること。これを意識して19ー20シーズンに入ったバルベルデ体制。グリーズマン、そしてデヨングを獲得しいざ出陣!がしかし、初っ端シーズン開幕戦からつまずく。メッシが怪我で欠場。その結果ビルバオ相手に1点も取れず、89分にアドゥリスに決められ敗戦。3節にはオサスナ相手に引き分け。13節にようやくスアレス、メッシが揃い、メッシ、スアレス、グリーズマンで連勝街道を進むと思いきやソシエダ相手に引き分け、その次節のクラシコではスコアレスドロー、そしてスーペルコッパでアトレティコマドリーに敗戦しこれが決定打となりバルベルデ監督を解任。そしてキケ・セティエン監督を招聘し昔ながらのポゼッションサッカーの回帰を目指した。就任後初戦はなんとか勝つも就任後リーグ2戦目でバレンシア相手に1点も取れず敗戦。コパ・デル・レイ準々決勝でまたもビルバオに敗戦し敗退。その後は勝ちはするも低調なパフォーマンスを繰り返し2回目のクラシコも0-2と完敗。コロナで中断以降は負けはなかったものの引き分けを重ね中断前はなんとか1位だったが勝点3を積み上げれず2位に後退。そしてレアル優勝決まった後の試合で敗戦。最終節はなんとか意地を見せ、チャンピオンズリーグに向けていい感じになった。ナポリにセカンドレグで勝ち、リスボンに移動したが次のバイエルン戦で2-8と相手にならず12年ぶりの無冠に終えた。その後キケ・セティエン監督を解任した。
ここまでが今シーズンの主な流れ。
ではここでいくつかの疑問が生じる。まず1つ目。何故バルベルデを解任しセティエンを招聘したのか。バルベルデサッカーが限界に達し、解任してセティエンを招聘したのは分かる。ただ何故1年も経たないうちにセティエンを解任したのか。訳が分からない。そもそもセティエンはビッグクラブでの指揮がないし、結果論だがチームをひとつにまとめられなかった。特に重要人物のメッシと心をひとつにやることが最後まで出来なかった。バルベルデ解任がおかしいとメッシら選手は思ってたらしい。結果2-8とバイエルンにボコされて解任。だがよく考えてみよう。シーズン途中にバルベルデのようなリードしたらガン引くサッカーから完全なポゼッションサッカーを展開するセティエンに突然移行すれば選手たちも訳が分からないだろう。たとえ限界に達していたとしてもこのシーズンはバルベルデに託すべきだったと思うし、セティエンにしたのならば来シーズンもセティエンを貫き通すべきだと思う。そもそもフロント陣はそういう意思が無さすぎると感じてしまう。
2つ目は冬の移籍市場での振る舞い方だ。スーペルコッパで負傷したスアレス、その前から怪我しているデンベレ。このため前線の枚数が足りなくなり急遽ブライスワイトを獲得した経緯がある。この補強について間違っていたとは思わない。しかしこの選手を放出するかもしれないという報道がなされたのだ。今やスアレスが退団することがほぼ確定的なためブライスワイトは残留することが濃厚だが選手の扱いがほんとに悪すぎる。次に書く最後のやつも選手関連の話だが
3つ目最後は選手の売り方だ。まずこのご時世、どのクラブも経営が大変なのは十分承知の上だ。だから誰かは放出されなければならないというのは十分わかっている話だ。まずアルトゥールの件だ。バルサは年寄りのピャニッチを獲得するために動いていたが金がない。そこでお互いトレードアンド金銭という形にしたのだがトレードされる選手を誰にするかで時間がかかった。最初はラキティッチって話だったが彼はバルサに残るもしくは古巣セビージャに帰るかの2択でしかないし、彼はバルサの功労者。そんなトレードに使うべき選手では無いため外された。結局アルトゥールが選ばれ彼は最後まで抵抗したが折れてトレードされることになったのだ。しかしアルトゥールに突きつけられた条件が酷すぎるのである。もしトレードを拒否するならば1年間出場機会を与えられないとしたのだ。そこまでしてピャニッチが欲しいのか私には分からない。ただそれはフロントの金のためなのかセティエンの要望なのか知らないが全くもって無駄になった。今やクーマンが指揮し若返りを図ろうとするチームに30歳の選手が入るという謎の現象が起きることになってしまった。アルトゥールも可哀想だしピャニッチもとんだ災難似合うことになってしまう。選手の売り方、買い方については次の章で話すが明らかにやり方が酷すぎると思いませんか?
長くなったのでここで一旦切ります。この続編も乞うご期待!
ではまたお会いしましょう!また次回!