患者さんの理解とは
副鼻腔炎の手術後
病状の変化が見られないと感じている。
よくよく話を聞くと
僅かではあるが変化している。
術後、数日でゼリー状のものが出てくる、それが出きったら良くなりますよ。
とは言われていたようである。
数日後には出てきていない、だから良くなっていないと思ってしまう。
現実は一週間後にゼリー状のものがでてきたので変化している。
もともと糖尿病を患っていること、80代と高齢なことなどを鑑みると治る速度は人と比べて遅くなるのは当たり前ではあるが、人はそれを認めたくない。
現実を受け止めるのはたやすいことではないようだ。
自分に都合の良いように聞き間違えたり、記憶を書き直したりしている節もある。