最近深い部分での筋肉の緊張をとることに興味があります。

 

筋肉筋膜だけではどうしても取りきれない部分に対してのアプローチを積極的に開始してみています。

 

経筋治療というのをご存知ですか

25年前私が鍼灸学校の図書館で見つけた治療形態です。

 

 

私の勤務していた丹羽クリニックで丹羽正幸先生が提唱していた丹羽式正體に

これを理解しようとあがいていた時です。

自分なりの理解で一番地図化されていると感じた治療形態でした。

 

それを元に当時後輩たちへマニュアルを作ったものです。

 

今アナトミートレインと出会い筋膜の考え方を知るとこの共時性に驚きを感じます。

昔からわかっていた人にはわかっていたのだな

 

あとはこの考え方からみちびきだせる治療法を一つの引き出しとして使える形にしていくだけです。

 

経絡、経筋の考えを使うと腰痛は膀胱経、胆経、脾経、肝経などと深く繋がり、小腸経、大腸経はもちろん心経、心包経などとも絡んできます、結局全ての経絡、経筋と関係があるということに集約されてしまうのですが、それでは具体性にかけます。

 

今はより実践的に腎経、心経、肝経、大腸経を使って内臓に対するアプローチをして行っています。

針の世界も奥が深いです。